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公開番号2025105341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223813
出願日2023-12-29
発明の名称被介護者用上衣
出願人個人
代理人個人
主分類A41D 13/12 20060101AFI20250703BHJP(衣類)
要約【課題】被介護者への着脱がし易く、且つ、介護用の上衣であることが目立たない被介護者用上衣を提供する。
【解決手段】被介護者用上衣1は、身頃2と、身頃2の左右一対の袖ぐり2a,2bから延びる左右一対の袖3,4と、第1スライドファスナー101と、第2スライドファスナー201と、を備える。第1スライドファスナー101は、上衣1のたとえば右袖3の袖下3aにおける袖口3bから袖ぐり2aを通って身頃2の裾2dまで連続して形成されており、上衣1の右側部を開閉する。上衣1の右側部とは反対の左側部には、第1スライドファスナー101が設けられていない。
【選択図】 図2


特許請求の範囲【請求項1】
身頃と、
前記身頃の左右一対の袖ぐりから延びる左右一対の袖と、
を備える被介護者用上衣であって、
前記被介護者用上衣の左側および右側の何れか一方の側部には、前記袖の袖下における袖口から前記袖ぐりを通って前記身頃の裾まで直線状に連続して形成された、前記被介護者用上衣の側部を開閉する第1開閉手段を備え、
前記被介護者用上衣の左側および右側の何れか他方の側部には、前記第1開閉手段が設けられていない、被介護者用上衣。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記身頃の前身頃において、首部から前記裾まで連続して形成され、前記被介護者用上衣の前側を開閉する第2開閉手段をさらに備え、
前記第1開閉手段と前記第2開閉手段がともに開かれることで、前記被介護者用上衣の左側および右側の前記何れか一方の側部の前側が開かれる、請求項1に記載の被介護者用上衣。
【請求項3】
前記被介護者用上衣の左側および右側の前記何れか一方の側部において、前記袖下を前記身頃に当てたときに前記第1開閉手段が前記袖および前記身頃によって隠れるように配置されている、請求項1に記載の被介護者用上衣。
【請求項4】
前記第1開閉手段は、スライドファスナーである、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の被介護者用上衣。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、介護者に介護される被介護者が着用する被介護者用上衣に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、上衣を着る際には、両腕を上衣の両袖に通す。また、一般的に、上衣を脱ぐ際には、両腕を上衣から引き抜く。このような着脱動作に関して、加齢による運動機能の低下や、病気や事故による上半身不随などによって、腕が硬直するなどの機能障害が生じ、両腕を両袖に通すことが困難な場合がある。特に、自力で体を動かすことが困難な被介護者に上衣を着用させる動作は、介護者により行われるが、被介護者の手が上衣に引っ掛かるなどして腕を袖に通し難く、介護者の手間がかかるばかりでなく、被介護者に負担を与えることにもなる。
【0003】
一方で、被介護者の上衣の着脱を容易にするための介護用衣類が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の介護用衣類は、肩部、上下袖部、左右脇部に設けられたボタンにより、前側布部と後側布部とを取り外し可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3108390号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の介護用衣類では、左右の袖の両方において、袖部の上方に掛合具が露呈しており、被介護者用の衣類であることが目立ってしまう。
【0006】
本発明は、上述の課題に鑑み、被介護者への着脱がし易く、且つ、介護用の上衣であることが目立たない被介護者用上衣を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、下記の被介護者用上衣を要旨とする。
【0008】
(1)身頃と、
前記身頃の左右一対の袖ぐりから延びる左右一対の袖と、
を備える被介護者用上衣であって、
前記被介護者用上衣の左側および右側の何れか一方の側部には、前記袖の袖下における袖口から前記袖ぐりを通って前記身頃の裾まで直線状に連続して形成された、前記被介護者用上衣の側部を開閉する第1開閉手段を備え、
前記被介護者用上衣の左側および右側の何れか他方の側部には、前記第1開閉手段が設けられていない、被介護者用上衣。
【0009】
(2)前記身頃の前身頃において、首部から前記裾まで連続して形成され、前記被介護者用上衣の前側を開閉する第2開閉手段をさらに備え、
前記第1開閉手段と前記第2開閉手段がともに開かれることで、前記被介護者用上衣の左側および右側の前記何れか一方の側部の前側が開かれる、前記(1)に記載の被介護者用上衣。
【0010】
(3)前記被介護者用上衣の左側および右側の前記何れか一方の側部において、前記袖下を前記身頃に当てたときに前記第1開閉手段が前記袖および前記身頃によって隠れるように配置されている、前記(1)または前記(2)に記載の被介護者用上衣。
(【0011】以降は省略されています)

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