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公開番号2025059768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170064
出願日2023-09-29
発明の名称衣装
出願人個人
代理人個人
主分類A41D 27/08 20060101AFI20250403BHJP(衣類)
要約【課題】利用者が運動する場合に着用し、かつ、利用者が装飾を任意に変更可能な衣装を提供する。
【解決手段】利用者へ装着されるレオタード10を有する衣装であって、レオタード10は、胴部11と、胴部11の外面に接触される補助片13と、補助片13を胴部11へ着脱させる複数の第1固定要素と、胴部11へ接続部12Aを介して接続された押さえ片12と、が設けられ、押さえ片12は、接続部12Aを介して胴部11に対して移動可能であり、押さえ片12は、胴部11へ接触されて補助片13の一部を覆う第1位置と、胴部11から離された第2位置との範囲内で移動可能であり、押さえ片12を第1位置に固定する複数の第2固定要素が、更に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者へ装着される本体を有する衣装であって、
前記本体は、
利用者の胴体へ装着される胴部と、
前記胴部の外面に接触される補助片と、
前記補助片を前記胴部へ着脱させる複数の第1固定要素と、
前記胴部へ接続部を介して接続された押さえ片と、
が設けられ、
前記押さえ片は、前記接続部を介して前記胴部に対して移動可能であり、
前記押さえ片は、前記胴部へ接触されて前記補助片の一部を覆う第1位置と、前記胴部から離された第2位置との範囲内で移動可能であり、
前記押さえ片を前記第1位置に固定する複数の第2固定要素が、更に設けられている、衣装。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
請求項1記載の衣装であって、
前記胴部は、
利用者の胴体における右肩から胸の前に亘って配置される第1縁部と、
利用者の胴体における左肩から胸の前に亘って配置され、かつ、前記第1縁部に接続される第2縁部と、
を有し、
利用者の正面視で前記第1縁部及び前記第2縁部がV字形に配置され、
前記補助片は、前記第1縁部に沿って配置される、
前記押さえ片が前記第1位置に固定されると、前記押さえ片の縁部は、前記第2縁部に沿って配置される、衣装。
【請求項3】
請求項2記載の衣装であって、
利用者の正面視で、前記第1位置に固定された前記押さえ片が前記補助片の一部を覆う範囲は、前記複数の第1固定要素の少なくとも1つが配置されている箇所を含む、衣装。
【請求項4】
請求項3記載の衣装であって、
利用者の肩に掛けられて前記胴部を支持する肩紐が、更に設けられ、
前記複数の第1固定要素の1つが、前記肩紐に設けられている、衣装。
【請求項5】
請求項4記載の衣装であって、
利用者の背丈方向で前記補助片及び前記押さえ片より下で前記胴部の外面に装着される巻きスカートが、更に設けられ、
前記巻きスカートは、
相互に重ね合わされる複数の構成片を有し、
前記複数の構成片は、
装飾が施された第1表面と、
前記第1表面の裏に配置されて装飾が施された第2表面と、
をそれぞれ有し、
前記複数の構成片同士が重ね合わされた状態に保持する第3固定要素が、更に設けられている、衣装。
【請求項6】
請求項5記載の衣装であって、
前記巻きスカートは、前記巻きスカートが前記胴部の外面に装着された状態を保持する保持要素を有する、衣装。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、利用者が運動する場合に着用する衣装に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
装用状態でイメージチェンジを図ることができ、実用性も向上できる衣服の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている衣服は、絵柄模様を備えた衣服おいて、絵柄模様の上面に、当該絵柄模様に対応する被覆用絵柄生地で形成した服飾雑貨を着脱自在に備え、装用状態で服飾雑貨を取り外して用いることを特徴とする。また、特許文献1において、被覆用絵柄生地は、ホック・ボタン・スナップ・面ファスナのいずれか、あるいはその組み合わせによる留め具を介して、衣服の絵柄模様の上面に取り付けるものとする、と記載されている。さらに、特許文献1において、衣服は、ニット製のセーター・ワンピースである、と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3219509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載された衣服は、利用者が運動する場合に着用する衣装について着目されておらず、その点で改善の余地がある、という課題を認識した。
【0005】
本開示の目的は、利用者が運動する場合に着用し、かつ、利用者が装飾を任意に変更可能な衣装を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
利用者へ装着される本体を有する衣装であって、前記本体は、利用者の胴体へ装着される胴部と、前記胴部の外面に接触される補助片と、前記補助片を前記胴部へ着脱させる複数の第1固定要素と、前記胴部へ接続部を介して接続された押さえ片と、が設けられ、前記押さえ片は、前記接続部を介して前記胴部に対して移動可能であり、前記押さえ片は、前記胴部へ接触されて前記補助片の一部を覆う第1位置と、前記胴部から離された第2位置との範囲内で移動可能であり、前記押さえ片を前記第1位置に固定する複数の第2固定要素が、更に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の衣装は、利用者が運動する場合に着用する衣装の装飾を任意に変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1(A)は、衣装の一部を構成するレオタードの正面図、図1(B)は、レオタードの背面図である。
図2(A)は、レオタードの前身頃に補助片を取り付ける前の状態を示す正面図、図2(B)は、前身頃に補助片を取り付けた状態を示す部分的な正面図である。
図3(A)は、衣装の一部を構成する巻きスカートの正面図、図3(B)及び図3(C)は、巻きスカートの第1構成片と第2構成片とを重ねる例を示す模式図である。
図4(A)及び図4(B)は、巻きスカートの第1構成片と第2構成片とを重ねる例を示す模式図である。
図5(A)及び図5(B)は、巻きスカートをレオタードの外側へ巻く例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(概要)
本開示の衣装の実施形態が、図を参照して説明されている。各図において、同一の構成は、同一の符号で示されている。衣装の一部を構成するレオタードは、利用者が運動する場合に着用される。利用者が行う運動は、クラシックバレエ、ダンス、体操競技、等を含む。また、レオタードは、主として利用者の上半身を覆うトップスを意味する。
【0010】
(第1具体例)
図1(A),(B)及び図2(A),(B)には、衣装の一部を構成するレオタード10が示されている。レオタード10は、胴部11と、胴部11に取り付けられた押さえ片12と、胴部11に着脱される補助片13と、胴部11に接続される肩紐14,15と、を有する。胴部11、押さえ片12及び補助片13を構成する素材は、それぞれ着物用の布地、例えば、絹、麻、綿、ウール、ポリエステル等の何れかを用いることができる。また、胴部11、押さえ片12及び補助片13を構成する素材は、それぞれ、吸水性または速乾性を有するものを用いることができる。吸水性を有する素材は、例えば、ウール、シルク、レーヨン、綿、等を含む。速乾性を有する素材は、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、等を含む。さらに、胴部11、押さえ片12及び補助片13を構成する素材は、それぞれ、抗菌加工及び防臭加工が施されていてもよい。例えば、素材を構成する糸に抗菌作用のある剤を練りこんで抗菌加工及び防臭加工する方法、または、素材の生地に後加工で抗菌作用のある剤を施して抗菌加工及び防臭加工する方法を採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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