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公開番号2024178630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023096913
出願日2023-06-13
発明の名称ショーツ
出願人個人
代理人個人
主分類A41B 9/04 20060101AFI20241218BHJP(衣類)
要約【課題】ショーツの股下布と内側股下布との対向面が直接に接している部分で内側股下布が股下布に対してずれないようにして、取り付けた生理ナプキンなどの吸収体が身体対応位置からずれないようにする。
【解決手段】ショーツ本体の股下布7の内面側に内側股下布8を重ね合わせて、股下布7と内側股下布8との対向面が離接可能に接合するようにした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ショーツ本体の股下布の内面側に、内側股下布が重ね合わされているショーツにおいて
前記内側股下布は、股下前後方向での前後端の位置で前記股下布に固着されていて、
前記内側股下布と前記股下布との対向面は、離接可能に接合することを特徴とするショーツ。
続きを表示(約 73 文字)【請求項2】
前記内側股下布と前記股下布との対向面が接した状態で接合面方向の相対移動が不能とされている請求項1に記載のショーツ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はショーツに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
経血を吸収するなどの目的に使用する生理ナプキンには、ナプキン本体の長手方向に沿う左右側辺に外方に向けて片状に張り出る対のウイング部が設けられている。
【0003】
生理ナプキンをショーツに取り付けるには、ショーツ本体の股下布の内側にナプキン本体の外面に施されている粘着部分を対応させながら置いて貼り付けるとともに、前記ウイング部を股下布の足ぐり開口縁の位置で外面側に折り返して、このウイング部の外面に施されている粘着部分を股下布の外面に貼り付けている。
【0004】
そして、生理ナプキンのウイング部がショーツの外側に露出するという見栄えの悪さなどを考慮して、例えば特許文献1では、股下布の内面側に防水布を配置して、その防水布に生理ナプキンを取り付ける生理用のショーツが示されている。
【0005】
防水布を備える上記ショーツでは、防水布の内面側(股下布側とは反対となる側)に配置した生理ナプキンのウイング部を、防水布での股下布側の面に折り返して貼り付けるようにするものである。
これによって生理ナプキンのウイング部それぞれは股下布と防水布との間に位置し、ショーツの外側には露出させずに見栄えを整えることができる。
【0006】
さらに特許文献2に示されているように、内側股下布をショーツ本体の股下布に重ねるとともに、股下前後方向に細幅のストレッチテープを股下幅方向中央を通る位置にして内側股下布と前記股下布との間に設けたショーツが提案されている。
【0007】
また、上記特許文献1で示されている防水布や特許文献2で示されている内側股下布は、股下前後方向での前端と後端とのみで股下布に固定されている。そのため、内側股下布が着用者の動きによってずれが生じ易く、防水布や内側股下布のずれによって生理ナプキンの位置がずれてしまうという不具合がある。
【0008】
特許文献3では上記不具合を考慮して、内側股下布を、股下前後方向での前後端でショーツ本体に取り付けるとともに、内側股下布の中央ライン部の少なくとも一部で股下布に取り付けていて、内側股下布の左右の両側縁部をショーツ本体とは結合していないフリーの状態としたショーツが示されている。
【0009】
さらに、この特許文献3において、内側股下布は、少なくとも長手方向に伸縮性を有する編物または織物からなり、その左右の両縁部近傍と長手方向中央ラインに沿った部分の緊縮力を高めるようにした工夫も示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
実用新案登録第3002607号公報
実用新案登録第3047126号公報
特許第3372510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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