TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025118468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024023255
出願日
2024-01-31
発明の名称
:マスクカバー
出願人
個人
代理人
主分類
A41D
13/11 20060101AFI20250805BHJP(衣類)
要約
【課題】従来の衛生マスクは、その表面に超難通気性の材質を用いる、高価で高性能のNPRマスクとその表面に難通気性の材質を用いる、使い捨ての一般向けの不織布マスクに分かれる。
前者は、高性能ではあるが高価で呼吸が苦しく医療用に特化しており、後者は廉価で手軽ではあるが、やや性能が劣る。
【解決手段】本発明は、その正面に不通気性の材質を用い、同様に不通気性の材質を用いるその側面に難通気性の材質部分を設定したマスクカバーとこのマスクカバーを支えて、その円滑な呼吸と全面的なウィルス阻止の機能を発揮させるマスクフレームの協働によって、前者並みの高性能と後者並みに廉価を実現する。
なお、本発明と類似の構想を持つ特許第7364150では、マスクカバーとマスクフレームの協働という概念がなく、側面からのウィルス侵入阻止の機能を従来のガーゼマスクに委ねている点に弱点がある。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ウィルス侵入阻止のためのマスクにおいて、
前記マスクは、その正面を不通気性の材質によって構成し、その側面の不通気性の材質の一部に、難通気性の部分を設定したマスクカバーと、このマスクカバーによって包まれることによってこのマスクカバーに形を与え、この前記マスクカバーに設定された難通気性の部分を通じて、前記の構成に従って呼吸することを可能にするマスクフレームとを組み合わせたマスク
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
請求項1において、そのマスクカバーは、不通気性の材質によって構成され、そのマスクフレームを、前記不通気性のマスクカバーにより取り囲むように作られた空間、前記マスクフレームの両端に設定された開放孔および前記不通気性のマスクカバーの内側の中央部に設定された吸気孔を有し、前記マスクフレームは、前記不通気性マスクカバーの作る前記空間の中に挿入する形で使用され、前記マスクカバーは、前記マスクフレームの両端側面の開放部分と同じ幅で、このマスクフレームの両端側面の開放部分を覆うように作られ、このマスクフレームの両端の開放部分を覆う部分において、その一部に難通気性の材質により構成される通気部分を持ち、折り曲げて前記マスクフレームを越えて、前記マスクフレームと前記マスクカバーの接触面に差し込むように構成され、吸気は、前記マスクカバーが前記マスクフレームの両端に設定された開放孔を覆う部分で、前記マスクカバーに設定された難通気性の材質により構成される通気部分からマスクフレームに取りこまれ、さらに前記マスクカバー中央部に設定された前記吸気孔を通じて、鼻孔に至るように構成されたマスク。
【請求項3】
請求項1において、マスクフレームと同形同大の不通気性の材質の長方形を中心として、この長方形の各辺の上下左右に、同じ材質の延長した長方形の舌を持つマスクカバーを設定し、このマスクカバーの四つの舌をマスクフレームを包んで内側に折り曲げ、内側の中央の残された部分を吸気のための開放部分とし、折り曲げる時にマスクフレームの上下左右の側面に接する部分のマスクカバーの一部に難通気性の部分を設定したマスク。
【請求項4】
請求項1において、通気的に構成された立体的なマスクフレームとこれに被せて使用するように設計された不通気性の材質で構成され、その一部に難通気性の材質を持つマスクカバーとの協働によって成立するマスク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生マスクのウィルス等の病原体の侵入を阻止するための吸気の抑制の方式に関するものである。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
現在の衛生マスクは、ほぼ以下の四つの種類に分かれている。
【0003】
第一は、弱通気性のガーゼマスクであり、目が粗いのでウィルスの侵入阻止の効果は高くないが、ウィルスの排出の抑制と吸気の保湿性の維持に役立つ。
【0004】
第二は、難通気性の不織布マスクであり、ウィルスの侵入を防ぐ効果は相当に高いが、十分ではない。
【0005】
上記両者に共通する問題として、たとえば、ヤフーニュースが、2020年4月17日に配信した日経Goodyのフリーライター大西淳子の実験によれば、通常のマスクの内側では4日間、外側では7日間、ウィルスは生き続けるというので、これらのマスクにおいては、頻繁な使い捨てが必要になる。
【0006】
第三は、いわゆるNPRマスクすなわちNIOSHの医療用マスクである。
【0007】
NPRのNは、NIOSHのNであり、National Institute for Occupational Safety and Health(国立労働安全研究所)の略、PはParticulate(微粒子)のP、 Rは、Respirator(マスク)のRである。
【0008】
これは、ドーム型の超難通気性の硬質マスクの両側に強度の取り付け紐をつけたような形態であるが、吸気を極度に抑制するので、医療の現場以外での使用に適せず、また、この技術はアメリカが独占していて、コロナの全盛期に当時のUSAのトランプ大統領が、そのカナダへの輸出を禁止したことで有名であり、だれでもが簡単に使える技術ではない。
【0009】
上記三者に共通するのは、マスク本体の材質の吸気孔を可能な限り小さくして、ウィルス等の侵入を防ぐと同時に、これらの材質の表面全体から吸気を行うという技術である。
【0010】
しかし、マスクの表面、とりわけ正面は直接の飛沫の付着をも含めて、ウィルスの侵入をもっとも受けやすい部位であるから、表面全体、とりわけ正面から吸気を行うのは得策ではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
衿芯
1か月前
個人
和服
3か月前
個人
二部式袍
7か月前
個人
下着
2か月前
個人
衣装
4か月前
個人
靴下
7か月前
個人
簡単帯
7か月前
個人
作業補助ミトン
6か月前
個人
ショーツ
7か月前
個人
シャツ改造方法
4か月前
個人
肩章付き衣服。
2か月前
個人
:マスクカバー
1日前
個人
車椅子用グローブ
7日前
個人
足首用サポーター
6か月前
個人
ソフトキャミブラ
3か月前
株式会社聖
手足保護具
7か月前
個人
手袋
4か月前
個人
レインコート
3か月前
個人
被介護者用上衣
1か月前
グンゼ株式会社
衣服
3か月前
興和株式会社
マスク
5か月前
個人
防水マスク
7か月前
個人
ワイヤー付き衣類
7か月前
株式会社カネカ
収納物
5か月前
LUDO合同会社
手袋
4か月前
個人
ヘアアクセサリー
7か月前
豊鷹株式会社
冷却装置
5か月前
個人
気分コントロール支援装置
6か月前
個人
茶道稽古用エプロン
5か月前
イイダ靴下株式会社
衣類
20日前
個人
着物ワンピース(ドレス)
7日前
合同会社BIARCH
ガードル
3か月前
有限会社青葉
ボトム衣料
2か月前
個人
セパレート着物
7か月前
株式会社りらいぶ
パジャマ
1か月前
ハイドサイン株式会社
衣服
7か月前
続きを見る
他の特許を見る