TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025027166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2022008863
出願日2022-01-24
発明の名称収納物
出願人株式会社カネカ
代理人個人
主分類A41G 3/00 20060101AFI20250219BHJP(衣類)
要約【課題】本発明は、購買者に従来に比べてボリュームが多い印象を与えることができ、生産者にとって効率的に製造できる収納物を提供する。
【解決手段】人工毛髪と、袋部材を有し、人工毛髪は、複数の繊維が束ねられた繊維束を有し、繊維束は、折り返し部で折り返された第1繊維領域と第2繊維領域を有し、繊維束の端部側は、少なくとも第1分割束と第2分割束に分割され、第1分割束と第2分割束が編み込まれており、第1分割束は、第1繊維領域の一部の繊維と、第2繊維領域の一部の繊維が混在しており、繊維束は、袋部材の内部に収納されている構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
人工毛髪と、袋部材を有し、
前記人工毛髪は、複数の繊維が束ねられた繊維束を有し、
前記繊維束は、折り返し部で折り返された第1繊維領域と第2繊維領域を有し、
前記繊維束の端部側は、少なくとも第1分割束と第2分割束に分割され、前記第1分割束と前記第2分割束が編み込まれており、
前記第1分割束は、前記第1繊維領域の一部の繊維と、前記第2繊維領域の一部の繊維が混在しており、
前記繊維束は、前記袋部材の内部に収納されている、収納物。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
係合片を有する位置決め部材を有し、
前記袋部材は、長さ方向に対して幅方向に、開口部を有し、
前記位置決め部材は、前記袋部材の内部に収納され、前記幅方向の移動が規制されており、
前記係合片は、前記袋部材の内部で前記折り返し部と係合している、請求項1に記載の収納物。
【請求項3】
前記繊維束は、第3分割束を有し、
前記第2分割束は、前記第1繊維領域の大部分の繊維で構成されており、
前記第3分割束は、前記第2繊維領域の大部分の繊維で構成されており、
前記第1分割束と、前記第2分割束と、前記第3分割束によって三つ編みされている、請求項1又は2に記載の収納物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人工毛髪が収納された収納物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、かつらやウィッグ、エクステンション、ブレード、ヘアバンドなどの頭飾製品の素材として人の毛髪に模した人工毛髪用繊維束が使用されている。
人工毛髪用繊維束を販売する際には、通常、人工毛髪用繊維束を台紙とともに袋部材に入れて販売されることが多い(例えば、特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10786026号明細書
米国特許第10945478号明細書
米国特許第10980301号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の人工毛髪用繊維束が袋部材に収納された収納物は、重力によって台紙に沿って平べったく変形し、購買者に対して全体として実際のボリュームに比べてボリュームが小さい印象を与えてしまう場合がある。また、例えば、運搬する際などには、当該収納物を重ねる場合があり、重ねた際に変形してしまい、前記と同様にボリュームが小さい印象を与えてしまう場合がある。そのため、購買者に対してボリュームの満足感を与えることができず、購買意欲の低下が懸念される虞があった。さらに、生産者が人工毛髪用繊維束を袋部材に収納する際に、人工毛髪用繊維が絡まってしまったり、人工毛髪の毛先がばらけてしまったりし、収納しにくく、効率的に生産することが困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、購買者に従来に比べてボリュームが多い印象を与えることができ、生産者にとって効率的に製造できる収納物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するための本発明の一つの様相は、人工毛髪と、袋部材を有し、前記人工毛髪は、複数の繊維が束ねられた繊維束を有し、前記繊維束は、折り返し部で折り返された第1繊維領域と第2繊維領域を有し、前記繊維束の端部側は、少なくとも第1分割束と第2分割束に分割され、前記第1分割束と前記第2分割束が編み込まれており、前記第1分割束は、前記第1繊維領域の一部の繊維と、前記第2繊維領域の一部の繊維が混在しており、前記繊維束は、前記袋部材の内部に収納されている、収納物である。
【0007】
本様相によれば、繊維束が袋部材の内部で編み込まれているため、繊維束が立体的になり、購買者に従来に比べてボリュームが多い印象を与えることができ、生産者にとって繊維束が絡まりにくく、効率的に製造することができる。
本様相によれば、第1分割束が第1繊維領域の一部の繊維と第2繊維領域の一部の繊維が混在しているので、袋部材から人工毛髪を取り出して、水平面に載置したときに、繊維束が解けて過剰に広がりにくい。
【0008】
好ましい様相は、係合片を有する位置決め部材を有し、前記袋部材は、長さ方向に開放した開口部を有し、前記位置決め部材は、前記袋部材の内部に収納され、前記幅方向の移動が規制されており、前記係合片は、前記袋部材の内部で前記折り返し部と係合していることである。
【0009】
好ましい様相は、前記繊維束は、第3分割束を有し、前記第2分割束は、前記第1繊維領域の大部分の繊維で構成されており、前記第3分割束は、前記第2繊維領域の大部分の繊維で構成されており、前記第1分割束と、前記第2分割束と、前記第3分割束によって三つ編みされていることである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、購買者に従来に比べてボリュームが多い印象を与えることができ、生産者にとって繊維束が絡まりにくく、効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社カネカ
溶接治具
1か月前
株式会社カネカ
植毛装置
1か月前
株式会社カネカ
植毛装置
20日前
株式会社カネカ
カテーテル
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
26日前
株式会社カネカ
屋根断熱構造体
1か月前
株式会社カネカ
耐衝撃性改良剤
1か月前
株式会社カネカ
積層体の製造方法
26日前
株式会社カネカ
成形体の製造方法
1か月前
株式会社カネカ
通気パイプ構造体
1か月前
株式会社カネカ
線状部材接合治具
1か月前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
16日前
株式会社カネカ
樹脂粒子の製造方法
19日前
株式会社カネカ
ドレナージシステム
6日前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
1か月前
株式会社カネカ
牛乳及びその製造方法
11日前
株式会社カネカ
メタクリル樹脂組成物
4日前
株式会社カネカ
モダクリル繊維の製造方法
5日前
株式会社カネカ
モダクリル繊維の製造方法
5日前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
10日前
株式会社カネカ
熱硬化性樹脂およびその利用
1か月前
株式会社カネカ
造粒体の製造方法、及び造粒体
19日前
株式会社カネカ
コーティング組成物及び積層体
1か月前
株式会社カネカ
偏光子保護フィルムおよび偏光板
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物の製造方法および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
ペロブスカイト薄膜太陽電池の製造方法
1か月前
株式会社カネカ
樹脂組成物、硬化性組成物および硬化物
16日前
株式会社カネカ
樹脂組成物、硬化性組成物および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
太陽電池の製造方法、および、太陽電池
1か月前
株式会社カネカ
リサイクルポリエステル系樹脂を含む成形体
16日前
株式会社カネカ
プロピレンオキサイド(PO)製造システム
1か月前
株式会社カネカ
モダクリル繊維の製造方法、及びモダクリル繊維
13日前
株式会社カネカ
カテーテルハンドルおよびそれを備えたカテーテル
1か月前
株式会社カネカ
カテーテルハンドルおよびそれを備えたカテーテル
1か月前
株式会社カネカ
ストローの製造方法、および伸縮型ストローの製造方法
1か月前
続きを見る