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公開番号2025022744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024084058
出願日2024-05-23
発明の名称作業服
出願人山田辰株式会社
代理人個人,個人
主分類A41D 13/02 20060101AFI20250206BHJP(衣類)
要約【課題】袖部に腕を抜き差しし易く、脱ぎ着を容易に行うことが可能な作業服を提供する。
【解決手段】作業服10は、開閉可能な前開き部26を有する背丈部13と、背丈部13の袖ぐり13aに連なる左右一対の袖部14と、背丈部13の上端に連なって周方向に延びる襟部15と、襟部15の周方向の伸縮を許容するための伸縮部16とを備える。伸縮部16は、襟部15の少なくとも一部を構成する第1部分16bと、第1部分16bに連なって下向きに延び、背丈部13の一部を構成する第2部分16aとを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
正面側の上端から下向きに延びる開閉可能な前開き部によって分割された正面左側部分及び正面右側部分と、これらに連なる背面部とを有する背丈部と、
前記背丈部の上部両側の袖ぐりに連なる左右一対の袖部と、
前記背丈部の上端に連なり、前記正面左側部分の前記前開き部側から前記背面部を経て前記正面右側部分の前記前開き部側にかけて周方向に延びる襟部と、
前記襟部の周方向の伸縮を許容するための伸縮部と
を備え、
前記伸縮部は、
前記襟部の少なくとも一部を構成する第1部分と、
前記第1部分に連なって下向きに延び、前記背丈部の一部を構成する第2部分と
を有する、作業服。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記背丈部は、前記正面左側部分を構成する左前身頃と、前記正面右側部分を構成する右前身頃と、前記背面部を構成する後身頃とを含み、
前記伸縮部は、前記襟部及び前記後身頃の身幅方向中央に設けられている、請求項1に記載の作業服。
【請求項3】
前記左前身頃と前記後身頃の間には接合による第1接合線が形成され、前記右前身頃と前記後身頃の間には接合による第2接合線が形成され、前記第1接合線と前記第2接合線は、いずれも着衣者の肩に対応する位置に配置されており、
前記伸縮部の前記第1部分は、前記襟部のうち、前記第1接合線から前記第2接合線までの部分を構成する、請求項2に記載の作業服。
【請求項4】
前記伸縮部の前記第2部分は、着衣者の少なくとも肩甲骨に対応する位置まで延びている、請求項2に記載の作業服。
【請求項5】
前記背丈部は、前記正面左側部分の下部を構成する左前身頃と、前記正面右側部分の下部を構成する右前身頃と、前記背面部、前記正面左側部分の上部、前記正面右側部分の上部、及び前記襟部を構成する後身頃とを含み、
前記後身頃全体が前記伸縮部によって構成されている、請求項1に記載の作業服。
【請求項6】
前記伸縮部は、前記伸縮部以外の部分を構成する第1生地よりも伸縮性が高い第2生地によって構成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の作業服。
【請求項7】
前記第2生地の伸び率は、7%以上である、請求項6に記載の作業服。
【請求項8】
前記背丈部の下端に連なる股上部と、
前記股上部に連なる左右一対の脚部と
を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の作業服。
【請求項9】
前記伸縮部は、前記襟部を構成する前記第1部分以外の部分及び前記背丈部を構成する前記第2部分以外の部分とは別体で、着脱部材を介して着脱可能に取り付けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の作業服。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業服に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、上衣と下衣を一体に備える作業服(つなぎ服)が開示されている。この作業服では、左肩部に線ファスナーを縫着することによって、襟部から袖部にかけて左肩部を開放可能とし、脱ぎ着(脱衣と着衣)を比較的容易に行えるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3165666号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の作業服では、袖部に腕を通す際、肘を折り曲げて手を袖ぐり(アームホール)に差し込み、腕を後から前に回すようにして作業服全体を下から引き上げる動作が必要になる。しかし、手を袖ぐりに差し込むには、袖ぐりと着衣者の胴体の間に空間を確保する必要があるが、作業服は比較的丈夫な素材によって縫製されているため、線ファスナーによって左肩部を開放可能にしただけでは尚も着衣し難い。よって、特許文献1の作業服には、脱ぎ着について尚も改善の余地がある。
【0005】
本発明は、袖部に腕を抜き差しし易く、脱ぎ着を容易に行うことが可能な作業服を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、正面側の上端から下向きに延びる開閉可能な前開き部によって分割された正面左側部分及び正面右側部分と、これらに連なる背面部とを有する背丈部と、前記背丈部の上部両側の袖ぐりに連なる左右一対の袖部と、前記背丈部の上端に連なり、前記正面左側部分の前記前開き部側から前記背面部を経て前記正面右側部分の前記前開き部側にかけて周方向に延びる襟部と、前記襟部の周方向の伸縮を許容するための伸縮部とを備え、前記伸縮部は、前記襟部の少なくとも一部を構成する第1部分と、前記第1部分に連なって下向きに延び、前記背丈部の一部を構成する第2部分とを有する、作業服を提供する。
【0007】
作業服は、襟部の少なくとも一部を構成する第1部分と、背丈部の一部を構成する第2部分とを有し、襟部の周方向の伸縮を許容するための伸縮部を備える。これにより、作業服を脱ぎ着するとき、伸縮部によって襟部の少なくとも一部と背丈部の一部を伸張させることができる。そのため、作業服を着衣するときには袖ぐりを着衣者の胴体から離すことができるので、手を袖ぐりに差し込み、作業服全体を下から引き上げる動作が容易になる。よって、作業服を容易に着衣できる。また、作業服を脱衣するときには、袖ぐりから容易に肘を抜くことができる。よって、作業服を容易に脱衣できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、袖部に腕を抜き差しし易く、脱ぎ着を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る作業服であるつなぎ服の正面斜視図。
図1のつなぎ服の背面斜視図。
つなぎ服の背丈部の側面図。
つなぎ服の背丈部の背面図。
つなぎ服の後身頃と伸縮部を示す分解図。
第2実施形態のつなぎ服の背面斜視図。
第3実施形態のつなぎ服の正面斜視図。
第3実施形態のつなぎ服の背面斜視図。
第4実施形態のつなぎ服の正面斜視図。
第4実施形態のつなぎ服の背面斜視図。
第5実施形態のつなぎ服の背面斜視図。
第5実施形態のつなぎ服の伸縮部を取り外した状態を示す背面斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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