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公開番号
2025008446
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110627
出願日
2023-07-05
発明の名称
グリス吐出装置
出願人
株式会社マキタ
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F16N
3/12 20060101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】グリス吐出装置において、プランジャの往復動に伴う吐出口からのグリスの吐出量を、精度よく検出できるようにする。
【解決手段】グリス吐出装置は、モータの回転により往復動されるプランジャを備え、プランジャの往復動によりグリスを吐出させるポンプと、モータを駆動してプランジャを往復動させる駆動部と、駆動部を介してモータを所定回転速度で駆動することによりプランジャを往復動させてプランジャの往復回数を計測し、往復回数の計測値が予め設定された設定値に達すると、モータの駆動を停止させる制御部とを備える。制御部は、往復回数の計測値と設定値との差に応じて、モータの回転速度を低下させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、
前記モータの回転により往復動されるプランジャを備え、前記プランジャの往復動により、タンクから供給されるグリスを吐出口から吐出させるように構成されたポンプと、
前記モータを駆動して前記プランジャを往復動させるように構成された駆動部と、
外部から前記グリスの吐出指令を受けると、前記駆動部を介して前記モータを所定回転速度で駆動することにより前記プランジャを往復動させて、前記プランジャの往復回数を計測し、前記往復回数の計測値が予め設定された設定値に達すると、前記モータの駆動を停止させるように構成された制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記モータを前記所定回転速度で駆動した後、前記往復回数の前記計測値と前記設定値との差に応じて、前記モータの回転速度を低下させるように構成されている、グリス吐出装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のグリス吐出装置であって、
前記制御部は、前記往復回数の前記計測値と前記設定値との差が小さくなるほど前記モータの回転速度が小さくなるように、前記モータの回転速度を、前記所定回転速度から連続的又は段階的に低下させるように構成されている、グリス吐出装置。
【請求項3】
請求項1に記載のグリス吐出装置であって、
前記制御部は、前記プランジャの前記往復回数を表すパラメータとして前記モータの回転回数を計測し、前記モータを前記所定回転速度で駆動した後、前記回転回数の前記計測値と前記設定値に対応する回転回数設定値との差に応じて、前記モータの回転速度を低下させ、前記回転回数の前記計測値が前記回転回数設定値に達すると、前記モータの駆動を停止させるように構成されている、グリス吐出装置。
【請求項4】
請求項3に記載のグリス吐出装置であって、
前記制御部は、前記回転回数の前記計測値と前記回転回数設定値との差が小さくなるほど前記モータの回転速度が小さくなるように、前記モータの回転速度を、前記所定回転速度から連続的又は段階的に低下させるように構成されている、グリス吐出装置。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載のグリス吐出装置であって、
前記グリスの前記吐出指令を外部操作によって入力するよう構成された操作部を備え、
前記制御部は、前記モータを駆動しているときに、前記操作部からの前記吐出指令の入力が停止されると、前記モータの駆動を停止して、前記計測値をクリアするように構成されている、グリス吐出装置。
【請求項6】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載のグリス吐出装置であって、
前記グリスの前記吐出指令を外部操作によって入力するよう構成された操作部を備え、
前記制御部は、前記モータを駆動しているときに、前記操作部からの前記吐出指令の入力が停止されると、前記モータの駆動を停止して、前記計測値を保持し、前記操作部からの前記吐出指令の入力が再開されると、前記計測値に基づく前記モータの駆動及び前記計測値の計測を再開するように構成されている、グリス吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、グリスガン等のグリス吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のグリス吐出装置には、モータの回転により往復動されるプランジャを備え、プランジャの往復動により、タンクから供給されるグリスを吐出口から吐出させるように構成されたポンプが設けられている。そして、特許文献1には、モータを駆動してグリスを吐出口から吐出させているときに、プランジャの往復回数を計測し、その往復回数が設定値に達すると、モータの駆動を停止させることが記載されている。
【0003】
つまり、吐出口からのグリスの吐出量は、ポンプ内でプランジャが往復動するシリンダの容積と往復回数とで決まる。このため、特許文献1に記載のグリス吐出装置は、ポンプ内でのプランジャの往復回数を計測することで、グリスの吐出量を監視し、往復回数が設定に達すると、吐出口から所望量のグリスが吐出されたと判定して、モータの駆動を停止させるのである。従って、特許文献1に記載の装置によれば、吐出口から吐出されるグリスの量を所望量に制御することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
US8528782B2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、グリス吐出装置において、グリスの吐出作業を効率よく行うために、吐出口からのグリスの吐出速度(換言すれば、単位時間当たりのグリスの吐出量)を高めるには、グリス吐出時のモータの回転速度を高くすればよい。
【0006】
しかしながら、グリス吐出時にモータを高速で回転させると、モータの駆動を停止する際にブレーキをかけたとしても、モータの回転を速やかに停止させることができず、モータの回転が停止されるまでに時間がかかる。そして、モータの駆動を停止してから、モータの回転が停止するまでの間は、モータの回転によりプランジャが往復動されることから、グリスが余分に吐出されてしまい、グリスの吐出量を所望量に制御することができなくなる、という問題が生じる。
【0007】
本開示の一局面は、グリス吐出装置において、グリス吐出時のモータの回転速度が高く設定されても、グリスの吐出量が所望量に達したときにモータの回転を速やかに停止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一局面のグリス吐出装置は、モータと、ポンプと、駆動部と、制御部と、を備える。
このうち、ポンプは、モータの回転により往復動されるプランジャを備え、プランジャの往復動により、タンクから供給されるグリスを吐出口から吐出させる。また、駆動部は、モータを駆動してプランジャを往復動させる。
【0009】
そして、制御部は、外部からグリスの吐出指令を受けると、駆動部を介してモータを所定回転速度で駆動することによりプランジャを往復動させて、プランジャの往復回数を計測し、往復回数の計測値が予め設定された設定値に達すると、モータの駆動を停止させる。また、制御部は、モータを所定回転速度で駆動した後、往復回数の計測値と設定値との差に応じて、モータの回転速度を低下させる。
【0010】
このため、本開示のグリス吐出装置によれば、制御部にグリスの吐出指令が入力されると、モータは所定回転速度で駆動されて、ポンプ内でプランジャが往復動されるものの、その後、モータの回転速度は、往復回数の計測値と設定値との差に応じて低下する。
(【0011】以降は省略されています)
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