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公開番号
2024178566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023096788
出願日
2023-06-13
発明の名称
コーヒーメーカー
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
A47J
31/44 20060101AFI20241218BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】サーバーを備えるコーヒーメーカーは、屋外へ持ち運ぶ場合や車両に搭載して持ち運ぶ場合に振動や衝撃によりサーバーがサーバー収容部から不用意に脱落しやすい。本開示ではサーバー式コーヒーメーカーの可搬性を良くすることを目的とする。
【解決手段】サーバー50は、ハンドル53が上面視でコーヒーメーカー1の最外郭Kよりも内周側に位置するようにサーバー収容部20に収容される。これによりハンドル53に周囲の部材等が干渉することが防止されて、サーバー収容部20からサーバー50が不用意に脱落することが防止される。これによりコーヒーメーカー1を屋外へ持ち出すことが可能となって持ち運び時の可搬性が改善される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
コーヒーメーカーであって、
抽出物を収容する抽出容器と、
水を加熱するヒータと、
前記ヒータで前記水を加熱することで発生した熱湯を利用して前記抽出物から抽出されたコーヒーを受けるサーバーと、
前記サーバーを取り出し可能に収容するサーバー収容部を有し、
前記サーバーは、前記サーバー収容部から取り出される際に使用されるハンドルを有し、抽出されたコーヒーを受けるセット位置に前記サーバーが設置された際に、上面視の前記コーヒーメーカーの最外郭よりも前記ハンドルが内周側に位置するコーヒーメーカー。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1のコーヒーメーカーであって、
前記サーバーを前記セット位置に保持するセット保持機構を有し、
前記セット保持機構は、前記サーバー収容部が形成されたハウジングと、前記サーバーの2部材の一方に設けられた凸部と、前記2部材の他方に設けられかつ前記凸部が解除可能に嵌合される凹部を有するコーヒーメーカー。
【請求項3】
請求項2記載のコーヒーメーカーであって、
前記凸部又は前記凹部の少なくも一方を嵌合状態において他方に向けて付勢する付勢部材を有するコーヒーメーカー。
【請求項4】
請求項3記載のコーヒーメーカーであって、
前記サーバーは、抽出されたコーヒーを受け入れる受入口と、前記受入口を開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋と連動するボタンと、前記ボタンを上方に付勢する付勢部材を有し、
前記セット保持機構は、前記ボタンの上部に形成された前記凹部を有するコーヒーメーカー。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1つに記載のコーヒーメーカーであって、
前記サーバーが前記セット位置から取り出し方向に移動した際に前記サーバーの移動を規制する脱落規制機構を有し、前記脱落規制機構は、前記サーバー収容部を備えるハウジングに形成された規制凹部と、前記サーバーに形成され、前記規制凹部に解除可能に係合する規制凸部を有するコーヒーメーカー。
【請求項6】
請求項5記載のコーヒーメーカーであって、
前記サーバーは、抽出されたコーヒーを受け入れる受入口と、前記受入口を開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋と連動するボタンを有し、
前記ボタンに前記規制凸部が設けられるコーヒーメーカー。
【請求項7】
請求項6記載のコーヒーメーカーであって、
前記サーバーは、前記ボタンから延出するレバーを有し、前記レバーの操作により前記ボタンが操作されて前記規制凸部が前記規制凹部から解除されるコーヒーメーカー。
【請求項8】
請求項5記載のコーヒーメーカーであって、
前記サーバーは、抽出されたコーヒーを受け入れる受入口と、前記受入口を開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋と連動するボタンと、前記ボタンから延出するレバーを有し、
前記レバーに前記規制凸部が設けられ、前記レバーの操作により前記ボタンが操作され、かつ前記規制凸部が前記規制凹部から解除されるコーヒーメーカー。
【請求項9】
請求項7又は8記載のコーヒーメーカーであって、
前記サーバーは、前記レバーを上方に付勢する付勢部材を有し、前記レバーを押し下げることで前記規制凸部が前記規制凹部から解除されるコーヒーメーカー。
【請求項10】
請求項5~9のいずれか1つに記載のコーヒーメーカーであって、
前記規制凹部は、前記サーバーを前記セット位置から取り出し方向へ移動した際に、前記サーバーの前記規制凸部が通過する途中に位置するコーヒーメーカー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば挽豆等の抽出物に熱湯を注いでコーヒーを抽出するコーヒーメーカーに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、保温性及び保冷性の高いサーバー(ポット本体)にコーヒーが抽出されるサーバー式のコーヒーメーカーが記載されている。このコーヒーメーカーでは、サーバーの上部開口を塞ぐ外蓋と、外蓋の内周側を塞ぐ内蓋が設けられる。内蓋を開いてサーバーを抽出機器にセットすることで、抽出されたコーヒーが内蓋を経てサーバーに流入する。内蓋を閉じ、外蓋を開いてサーバーを傾けることで内部のコーヒーを注ぎ口から注ぐことができる。外蓋と内蓋をともに閉じておくことで、転倒時や車両搬送時の振動等により内部のコーヒーが洩れ出ることが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-125912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般にコーヒーメーカーは、抽出機器をテーブル等の平坦な部位に設置して、サーバーを抽出機器のサーバー収容部内のセット位置に載置することで利用される。このため振動や衝撃によってサーバーがサーバー収容部から外れやすいため、屋外への持ち運び時あるいは車両での搬送時にはサーバーを予め抽出機器から取り外して別の部位に保管しておく等の対策が求められる。この点で従来のコーヒーメーカーの持ち運び時の利便性を改善する必要があった。本開示では、サーバーの抽出機器からの不用意な脱落を防止するための対策を施して屋外への持ち運び時の利便性を改善する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの局面によれば、例えばコーヒーメーカーは、抽出物を収容する抽出容器と、水を加熱するヒータと、ヒータで水を加熱することで発生した熱湯を利用して抽出物から抽出されたコーヒーを受けるサーバーと、サーバーを取り出し可能に収容するサーバー収容部を有する。例えばサーバーは、サーバー収容部から取り出される際に使用されるハンドルを有する。例えば抽出されたコーヒーを受けるセット位置にサーバーが設置された際に、上面視のコーヒーメーカーの最外郭よりもハンドルが内周側に位置する。
【0006】
従って、ハンドルに周囲の部材等が干渉することが防止されて、サーバー収容部からサーバーが不用意に脱落することが防止される。これによりサーバーをサーバー収容部に収容した状態のままコーヒーメーカーを屋外へ持ち出すことが可能となって持ち運び時の可搬性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
コーヒーメーカーの全体斜視図である。
コーヒーメーカーの前面図である。
コーヒーメーカーの右側面図である。
コーヒーメーカーの後面側斜視図である。
コーヒーメーカーの上面図である。
サーバーの全体斜視図である。
コーヒーメーカーの縦断面図である。
サーバーの上部の縦断面図である。
サーバーの上部のセット保持機構の縦断面図である。
脱落規制機構の縦断面図である。本図はサーバーがセット位置に保持された状態を示している。
脱落規制機構の縦断面図である。本図はサーバーがセット位置から取り出し方向に移動した状態を示している。
図5中XII-XII線断面矢視図であって、蒸気孔の縦断面図である。
コーヒーメーカーの斜視図である。本図は、蓋を取り外した状態を示している。
コーヒーメーカーの縦断面図である。本図では、抽出容器と給水タンクとサーバーがそれぞれ縦断面で示されている。
給水タンクの斜視図である。
蓋の下面側から見た斜視図である。本図では、給水タンク用の防水シートを取り付けた形態が示されている。
蓋の下面側から見た斜視図である。本図では、給水タンク用の防水パッキンを取り付けた形態が示されている。
コーヒーメーカーの全体斜視図である。本図は、サーバー収容部の開口に脱落防止用のストッパを取り付けた形態を示している。
ストッパの横断面図である。
図19中XX-XX線矢視図であって、ストッパ保持部の前面図である。
図20中XXI-XXI線断面矢視図である。
別形態のストッパの横断面図である。
さらに別形態のストッパの横断面図である。
コーヒーメーカーの全体斜視図である。本図は、サーバー収容部の開口に扉を取り付けた形態を示している。
コーヒーメーカーの縦断面図である。本図は、給水タンクに代えてペットボトルから給水する形態を示している。
ペットボトルの接続口の縦断面図である。
ペットボトルの接続口を差し込み式の給水弁に接続した状態の縦断面図である。
コーヒーメーカーの右側面図である。本図は、回転式の給水弁にペットボトルを接続した状態であって、ペットボトルを脱着位置に位置させた状態を示している。
コーヒーメーカーの右側面図である。本図は、回転式の給水弁にペットボトルを接続した状態であって、ペットボトルを給水位置に回転させた状態を示している。
回転式の給水弁の動作状態を示す図である。本図において、左側は脱着位置を示し、右側は給水位置を示している。
コーヒーメーカーの右側面図である。本図は、別形態の回転式の給水弁にペットボトルを接続した状態であって、ペットボトルを脱着位置に位置させた状態を示している。
コーヒーメーカーの右側面図である。本図は、別形態の回転式の給水弁にペットボトルを接続した状態であって、ペットボトルを給水位置に回転させた状態を示している。
エスプレッソ抽出用の蓋を備えたコーヒーメーカーの上部の縦断面図である。本図は、蒸気弁を閉じた状態を示している。
エスプレッソ抽出用の蓋を備えたコーヒーメーカーの上部の縦断面図である。本図は、蒸気弁を開いた状態を示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1つ又はそれ以上の実施態様において、例えばサーバーをセット位置に保持するセット保持機構を有する。例えばセット保持機構は、サーバー収容部が形成されたハウジングと、サーバーの2部材の一方に設けられた凸部と、2部材の他方に設けられかつ凸部が解除可能に嵌合される凹部を有する。従って、セット保持機構によりサーバー収容部からサーバーが不用意に脱落することが防止される。この点でも持ち運び時の利便性が改善される。
【0009】
1つ又はそれ以上の実施態様において、例えば凸部又は凹部の少なくも一方を嵌合状態において他方に向けて付勢する付勢部材を有する。従って、付勢部材の付勢力により凸部と凹部の嵌合状態が維持される。
【0010】
1つ又はそれ以上の実施態様において、例えばサーバーは、抽出されたコーヒーを受け入れる受入口と、受入口を開閉する開閉蓋と、開閉蓋と連動するボタンと、ボタンを上方に付勢する付勢部材を有する。例えばセット保持機構は、ボタンの上部に形成された凹部を有する。従って、ボタンが付勢力に抗して下方へ押し下げられてセット保持機構の凹部と凸部が嵌合される。
(【0011】以降は省略されています)
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