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公開番号
2024173256
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091565
出願日
2023-06-02
発明の名称
鞍乗型車両
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
,
個人
主分類
B62M
25/06 20060101AFI20241205BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】弾性体製のカバーをシフトペダルから強固に抜け止めすると共に、カバーのシフトペダルへの取り付けを容易にする。
【解決手段】鞍乗型車両は、車体とシフトペダルとを備える。シフトペダルは、軸部と、アーム部と、ペダル踏部と、カバーとを備える。アーム部は、軸部から車両前後方向に延びる。ペダル踏部は、アーム部から側方に突出する。カバーは、弾性体製であり、ペダル踏部を覆う。ペダル踏部は、内側部と、外側部と、第1の切り欠きとを含む。内側部は、アーム部に接続される。第1の切り欠きは、内側部と外側部との間に配置される。外側部は、車両前後方向において、内側部と同じ幅を有する。カバーは、孔と第1凸部とを含む。孔には、ペダル踏部が挿入される。第1凸部は、孔の内面から突出する。孔内において第1凸部が第1の切り欠きに係止することで、カバーがペダル踏部に対して抜け止めされる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体に取り付けられるシフトペダルと、
を備え、
前記シフトペダルは、
前記車体に回動可能に支持される軸部と、
前記軸部から車両前後方向に延びるアーム部と、
前記アーム部から側方に突出するペダル踏部と、
前記ペダル踏部を覆う弾性体製のカバーと、
を含み、
前記ペダル踏部は、
前記アーム部に接続される内側部と、
前記内側部よりも外側方に配置される外側部と、
前記内側部と前記外側部との間に配置される第1の切り欠きと、
を含み、
前記外側部は、車両前後方向において、前記内側部と同じ幅を有し、
前記カバーは、
前記ペダル踏部が挿入される孔と、
前記孔の内面から突出する第1凸部と、
を含み、
前記孔内において前記第1凸部が前記第1の切り欠きに係止することで、前記カバーが前記ペダル踏部に対して抜け止めされる、
鞍乗型車両。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記外側部は、前記ペダル踏部において最も外側方に位置するペダル端部を含み、
前記カバーは、前記カバーにおいて最も外側方に位置するカバー端部を含み、
前記ペダル端部は、前記カバー端部と面一、又は、前記カバー端部よりも内側方に配置される、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記ペダル踏部は、板状の形状を有する、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記ペダル踏部は、
車両左右方向に延びる第1縁部と、
車両左右方向に延び、前記第1縁部の反対側に配置される第2縁部と、
前記内側部と前記外側部との間に配置される第2の切り欠きと、
を含み、
前記カバーは、前記孔の内面から突出する第2凸部を含み、
前記孔内において前記第2凸部が前記第2の切り欠きに係止することで、前記カバーが前記ペダル踏部に対して抜け止めされ、
前記第1の切り欠きは、前記第1縁部に設けられ、
前記第2の切り欠きは、前記第2縁部に設けられる、
請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記外側部と前記内側部とは、車両前後方向において前記ペダル踏部における最大幅を有する、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記第1の切り欠きは、前記ペダル踏部において車両左右方向における中央よりも外側方に配置される、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記第1の切り欠きは、曲線状の形状を有する、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両には、シフトペダルを備えるものがある。シフトペダルは、鞍乗型車両に回動可能に取り付けられる。ライダーは、シフトペダルを足で操作することで、トランスミッションのギアのシフトチェンジを行う。例えば、ライダーは、下方から足でシフトペダルを押し上げることで、ギアのシフトアップを行う。ライダーは、上方から足でシフトペダルを押し下げることで、ギアのシフトダウンを行う。
【0003】
例えば、特許文献1のように、シフトペダルは、ペダル踏部とカバーとを含む。ペダル踏部は、車両の側方に突出しており、円筒状の形状を有する。カバーは、ゴム製であり、ペダル踏部を覆うように取り付けられる。カバーは、円筒状の形状を有する。ペダル踏部の先端は、カバーから外側方に突出しており、ペダル踏部の他の部分よりも大径の形状を有する。そのため、ペダル踏部の先端がカバーに係止することで、カバーがペダル踏部に対して抜け止めされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開WO2006/011441号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したシフトペダルでは、ペダル踏部の先端がカバーの孔よりも大径であることで、カバーがペダル踏部に対して抜け止めされる。しかし、ペダル踏部の先端がカバーの孔よりも大径であるため、カバーのペダル踏部への取り付けが容易ではない。本発明の目的は、弾性体製のカバーをシフトペダルから強固に抜け止めすると共に、カバーのシフトペダルへの取り付けを容易にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、車体とシフトペダルとを備える。シフトペダルは、車体に取り付けられる。シフトペダルは、軸部と、アーム部と、ペダル踏部と、カバーとを備える。軸部は、車体に回動可能に支持される。アーム部は、軸部から車両前後方向に延びる。ペダル踏部は、アーム部から側方に突出する。カバーは、弾性体製であり、ペダル踏部を覆う。ペダル踏部は、内側部と、外側部と、第1の切り欠きとを含む。内側部は、アーム部に接続される。外側部は、内側部よりも外側方に配置される。第1の切り欠きは、内側部と外側部との間に配置される。外側部は、車両前後方向において、内側部と同じ幅を有する。カバーは、孔と第1凸部とを含む。孔には、ペダル踏部が挿入される。第1凸部は、孔の内面から突出する。孔内において第1凸部が第1の切り欠きに係止することで、カバーがペダル踏部に対して抜け止めされる。
【0007】
本態様に係る鞍乗型車両では、カバーは、孔内において第1凸部が第1の切り欠きに係止することで、ペダル踏部に対して抜け止めされる。そのため、弾性体製のカバーがペダル踏部から強固に抜け止めされると共に、カバーのペダル踏部への取り付けが容易になる。
【0008】
ペダル踏部の外側部は、ペダル端部を含んでもよい。ペダル端部は、ペダル踏部において最も外側方に位置してもよい。カバーは、カバー端部を含んでもよい。カバー端部は、カバーにおいて最も外側方に位置してもよい。ペダル端部は、カバー端部と面一、又は、カバー端部よりも内側方に配置されてもよい。この場合、ペダル端部は、カバー端部と面一、又は、カバー端部よりも内側方に配置される。そのため、ライダーの足がペダル端部に当たりにくいことで、操作性が向上する。
【0009】
ペダル踏部は、板状の形状を有してもよい。この場合、ペダル踏部が円筒状である場合と比べて、挿入時の抵抗が小さくなり、取り付けが容易になる。
【0010】
ペダル踏部は、第1縁部と、第2縁部と、第2の切り欠きとを含んでもよい。第1縁部は、車両左右方向に延びていてもよい。第2縁部は、車両左右方向に延び、第1縁部の反対側に配置されてもよい。第2の切り欠きは、内側部と外側部との間に配置されてもよい。カバーは、孔の内面から突出する第2凸部を含んでもよい。孔内において第2凸部が第2の切り欠きに係止することで、カバーがペダル踏部に対して抜け止めされてもよい。第1の切り欠きは、第1縁部に設けられてもよい。第2の切り欠きは、第2縁部に設けられてもよい。この場合、2つの凸部がそれぞれ切り欠きに係止することで、抜け止めの効果が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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