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公開番号2024173006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091110
出願日2023-06-01
発明の名称作業機械
出願人コベルコ建機株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B66C 15/00 20060101AFI20241205BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】起伏部材の変更を行わなくても、起伏部材に足場を取り付けまたは取り外しできるようにする。
【解決手段】作業機械1は、起伏部材(20)と、起伏部材設置装置(40)と、装置取付足場(60)と、を備える。起伏部材(20)は、機械本体10に起伏可能に取り付けられる。起伏部材設置装置(40)は、起伏部材(20)の背面(20b)に設置される装置である。装置取付足場(60)は、起伏部材設置装置(40)に取り付けられる。装置取付足場(60)は、起伏部材(20)が起こされた起立姿勢のときに作業者が乗ることが可能に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機械本体に起伏可能に取り付けられる起伏部材と、
前記起伏部材の背面に設置される装置である起伏部材設置装置と、
前記起伏部材設置装置に取り付けられ、前記起伏部材が起こされた起立姿勢のときに作業者が乗ることが可能に配置される装置取付足場と、
を備える、
作業機械。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業機械であって、
前記機械本体に対する前記起伏部材の起伏の回転軸が延びる方向を横方向とし、
前記起伏部材の前記背面から前記起伏部材設置装置に向かう側を起伏部材後側としたとき、
前記装置取付足場は、前記背面よりも起伏部材後側に配置される後側足場を備え、
前記後側足場は、前記起伏部材が前記起立姿勢のときに前記起伏部材設置装置の少なくとも一部よりも下側に配置され、前記起伏部材設置装置の横方向の幅の範囲である装置幅範囲の範囲内に配置される、
作業機械。
【請求項3】
請求項2に記載の作業機械であって、
前記後側足場は、前記装置幅範囲よりも横方向外側の両側に設けられる、
作業機械。
【請求項4】
請求項2に記載の作業機械であって、
前記後側足場は、
前記起伏部材の軸方向に交差する方向に延びるように設けられる後側足場本体部と、
前記起伏部材に近づくにしたがって前記起伏部材の軸方向先端側に配置されるように、前記後側足場本体部が延びる方向に対して傾斜する方向に延びるように設けられる後側足場傾斜部と、
を備える、
作業機械。
【請求項5】
請求項2に記載の作業機械であって、
前記起伏部材は、前記起伏部材の腹面が前記起伏部材の下面となるように配置される輸送姿勢にされる場合があり、
前記起伏部材が前記輸送姿勢のとき、前記後側足場の上端部は、前記起伏部材設置装置の上端部よりも下、または、前記起伏部材設置装置の上端部と同じ高さに配置される、
作業機械。
【請求項6】
請求項2に記載の作業機械であって、
前記装置取付足場は、昇降部材を備え、
前記昇降部材は、前記起伏部材が前記起立姿勢のときに上下方向に延びるように配置され、前記機械本体と前記後側足場との間で作業者が昇降可能に配置される、
作業機械。
【請求項7】
請求項6に記載の作業機械であって、
前記昇降部材は、張出姿勢と格納姿勢とに可変に前記起伏部材設置装置に取り付けられ、
前記張出姿勢は、前記起伏部材よりも横方向外側に前記昇降部材が突出した姿勢であり、
前記格納姿勢は、前記張出姿勢の前記昇降部材の位置に対して横方向内側に前記昇降部材が格納された姿勢である、
作業機械。
【請求項8】
請求項2に記載の作業機械であって、
前記機械本体に起伏可能に取り付けられ、前記起伏部材が前記起立姿勢のときに前記起伏部材設置装置よりも起伏部材後側に配置される後側起伏部材と、
前記後側起伏部材に取り付けられ、前記後側起伏部材から前記起伏部材に向かって延びるように配置され、前記後側足場よりも下側に配置され、作業者が乗ることが可能に配置される下側足場と、
を備える、
作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機械本体に対して起伏する起伏部材を備える作業機械に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に、起伏部材(特許文献1ではブーム)が起立姿勢のときに、起伏部材に設置された装置の作業(同文献では点検)を行うための足場などが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-112159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
同文献に記載の足場などは、起伏部材(ブーム)に直接的に取り付けられている。そのため、起伏部材に対して足場を取り付けまたは取り外しする際に、起伏部材を変更(改造)する必要がある。その結果、例えば、ブームの強度などを確認(検査)するための手間や、申請の手間などがかかる可能性がある。
【0005】
そこで、起伏部材の変更を行わなくても、起伏部材に足場を取り付けまたは取り外しすることができる作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
作業機械は、起伏部材と、起伏部材設置装置と、装置取付足場と、を備える。前記起伏部材は、機械本体に起伏可能に取り付けられる。前記起伏部材設置装置は、前記起伏部材の背面に設置される装置である。前記装置取付足場は、前記起伏部材設置装置に取り付けられ、前記起伏部材が起こされた起立姿勢のときに作業者が乗ることが可能に配置される。
【発明の効果】
【0007】
上記の作業機械により、起伏部材の変更を行わなくても、起伏部材に足場を取り付けまたは取り外しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
作業機械1を横方向Yから見た図である。
図1に示す足場装置50などを横方向Yから見た図である。
図2に示すブーム20のブーム起伏角度θが、図2に示す状態よりも小さい状態を示す図2相当図である。
図2に示す足場装置50などを示す斜視図である。
図2に示すブーム設置装置取付足場60などを横方向Yから見た図である。
図5に示すブーム設置装置取付足場60などを上側Z1から見た図である。
図4に示すガード上面ステップ55の斜視図である。
図4に示すガントリ取付足場57の斜視図である。
図4に示すブーム設置装置取付足場60の斜視図である。
図4に示す後側足場装置70の斜視図である。
図2に示す下部ブーム21およびブーム設置装置取付足場60などが輸送姿勢の状態を横方向Yから見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1~図11を参照して、作業機械1について説明する。
【0010】
作業機械1は、図1に示すように、作業を行う機械である。作業機械1は、例えば建設作業を行う建設機械であり、例えばブーム20(起伏部材)などを用いて作業を行うクレーンである。作業機械1は、機械本体10と、ブーム20と、ブーム起伏装置30と、ブーム設置装置40(起伏部材設置装置)と、足場装置50と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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