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公開番号2024168604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085429
出願日2023-05-24
発明の名称リニア電源
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G05F 1/56 20060101AFI20241128BHJP(制御;調整)
要約【課題】リニア電源の新規なトポロジを提案する。
【解決手段】リニア電源1は、入力電圧VINの印加端と出力電圧VOUTの印加端との間に接続される出力トランジスタ10と、所定の基準電流Iin1を生成する基準電流生成回路20と、出力電圧VOUTに応じた帰還電流Iin2を生成する帰還電流生成回路30と、基準電流Iin1と帰還電流Iin2が一致するように出力トランジスタ10を制御する制御回路40と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力電圧の印加端と出力電圧の印加端との間に接続される出力トランジスタと、
所定の基準電流を生成するように構成された基準電流生成回路と、
前記出力電圧に応じた帰還電流を生成するように構成された帰還電流生成回路と、
前記基準電流と前記帰還電流が一致するように前記出力トランジスタを制御するように構成された制御回路と、
を備える、リニア電源。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記基準電流生成回路は、定電流を生成するように構成される電流源と、ゲート・ソース間が短絡されて第1電流を生成するように構成されるデプレッション型の第1トランジスタと、を含み、前記定電流から前記第1電流を差し引いた差分電流に応じて前記基準電流を生成する、請求項1に記載のリニア電源。
【請求項3】
前記帰還電流生成回路は、制御電極が直接的に又は抵抗分圧器を介して前記出力電圧の印加端に接続されて第2電流を生成するように構成される第2トランジスタを含み、前記定電流から前記第2電流を差し引いた差分電流に応じて前記帰還電流を生成する、請求項2に記載のリニア電源。
【請求項4】
前記出力トランジスタは、Pチャネル型又はpnp型のトランジスタであり、
前記制御回路は、前記基準電流から前記帰還電流を差し引いた差分電流に応じて前記出力トランジスタの駆動信号を制御する、請求項3に記載のリニア電源。
【請求項5】
前記出力トランジスタは、Nチャネル型又はnpn型のトランジスタであり、
前記制御回路は、前記帰還電流から前記基準電流を差し引いた差分電流に応じて前記出力トランジスタの駆動信号を制御する、請求項3に記載のリニア電源。
【請求項6】
前記電流源は、第1カレントミラーの入力端に接続され、
前記第1トランジスタは、前記第1カレントミラーの第1出力端に接続され、
前記第2トランジスタは、前記第1カレントミラーの第2出力端に接続される、
請求項3に記載のリニア電源。
【請求項7】
前記第1カレントミラーは、カスコード出力型である、請求項6に記載のリニア電源。
【請求項8】
前記制御回路は、電流入力型のエラーアンプを含む、請求項3に記載のリニア電源。
【請求項9】
前記制御回路は、第2カレントミラーを含み、
前記第2カレントミラーは、入力端が前記基準電流及び前記帰還電流の一方の出力端に接続され、出力端が前記基準電流及び前記帰還電流の他方の出力端と前記出力トランジスタの制御電極に接続される、請求項3に記載のリニア電源。
【請求項10】
前記第2トランジスタは、エンハンスメント型、又は、前記第1トランジスタとは異なる導電型の不純物がゲートに注入されたデプレッション型のトランジスタである、請求項3~9のいずれか一項に記載のリニア電源。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、リニア電源に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、様々なデバイスの電源手段として、LDO[low drop out]レギュレータなどのリニア電源が用いられている。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、本願出願人により提案される特許文献1が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-112963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、リニア電源の帰還制御については、更なる検討の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るリニア電源は、入力電圧の印加端と出力電圧の印加端との間に接続される出力トランジスタと、所定の基準電流を生成するように構成された基準電流生成回路と、前記出力電圧に応じた帰還電流を生成するように構成された帰還電流生成回路と、前記基準電流と前記帰還電流が一致するように前記出力トランジスタを制御するように構成された制御回路と、を備える。
【0007】
なお、その他の特徴、要素、ステップ、利点、及び、特性については、以下に続く発明を実施するための形態及びこれに関する添付の図面によって、さらに明らかとなる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、例えば、小規模で出力精度の高いリニア電源が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、リニア電源の比較例を示す図である。
図2は、リニア電源の第1実施形態を示す図である。
図3は、トランジスタのVgs-Id特性を示す図である。
図4は、トランジスタのVgs-Id特性と温度との関係を示す図である。
図5は、リニア電源の第2実施形態を示す図である。
図6は、リニア電源の第3実施形態を示す図である。
図7は、リニア電源の第4実施形態を示す図である。
図8は、リニア電源の第5実施形態を示す図である。
図9は、リニア電源の第6実施形態を示す図である。
図10は、リニア電源の第7実施形態を示す図である。
図11は、リニア電源の第8実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<リニア電源(比較例)>
図1は、リニア電源の比較例(後出の実施形態と対比される回路構成の一例)を示す図である。本比較例のリニア電源100は、入力電圧VINを降圧して所望の出力電圧VOUTを生成する。
(【0011】以降は省略されています)

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