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公開番号
2024167971
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084319
出願日
2023-05-23
発明の名称
負荷駆動回路、LEDドライバ及び表示装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
H05B
45/30 20200101AFI20241128BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【目的】製造コストを抑えて、負荷の非駆動時において当該負荷に流れるリーク電流を抑えることが可能な負荷駆動回路、LEDドライバ及び表示装置を提供することを目的とする。
【構成】本発明は、負荷に接続可能に構成された外部端子と、外部端子に自身のドレインが接続されており、駆動電圧を自身のゲートで受けて駆動電圧に対応した出力電流を生成して自身のドレイン及びソース間に流す第1のトランジスタと、オン状態時に第1のトランジスタで生成された出力電流を、基準電圧が印加されている基準電圧ラインに導出する第2のトランジスタと、負荷の駆動又は非駆動を指示する指示信号を受け、指示信号が負荷の駆動を示す場合には第2のトランジスタをオン状態に制御する一方、指示信号が負荷の非駆動を示す場合には第2のトランジスタをオフ状態に制御すると共に基準電圧より高い所定の電圧値を有する制御電圧を第1のトランジスタのソースに印加する制御回路と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
負荷に接続可能に構成された外部端子と、
前記外部端子に自身のドレインが接続されており、駆動電圧を自身のゲートで受けて前記駆動電圧に対応した出力電流を生成して自身のドレイン及びソース間に流す第1のトランジスタと、
オン状態時に前記第1のトランジスタで生成された前記出力電流を、基準電圧が印加されている基準電圧ラインに導出する第2のトランジスタと、
前記負荷の駆動又は非駆動を指示する指示信号を受け、前記指示信号が前記負荷の駆動を示す場合には前記第2のトランジスタをオン状態に制御する一方、前記指示信号が前記負荷の非駆動を示す場合には前記第2のトランジスタをオフ状態に制御すると共に前記基準電圧より高い所定の電圧値を有する制御電圧を前記第1のトランジスタのソースに印加する制御回路と、を有することを特徴とする負荷駆動回路。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタ各々のバックゲートが前記基準電圧ラインに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動回路。
【請求項3】
前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを含む前記出力電流の電流経路に含まれており、前記出力電流を電圧に変換する抵抗と、
前記出力電流の電流値を電圧値にて指定する電圧信号を受け、前記電圧信号と前記抵抗で変換された前記電圧との差分を前記駆動電圧として第1のノードを介して前記第1のトランジスタのゲートに出力する差動増幅器と、
前記指示信号をゲートで受け、前記指示信号が前記負荷の非駆動を示す場合にオン状態となり前記基準電圧を前記第1のノードに印加する第3のトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の負荷駆動回路。
【請求項4】
前記第1のトランジスタのソースに前記第2のトランジスタのドレインが接続されており、
前記抵抗の一端が前記第2のトランジスタのソースに接続されており、前記抵抗の他端が前記基準電圧ラインに接続されていることを特徴とする請求項3に記載の負荷駆動回路。
【請求項5】
前記第2のトランジスタのソースが前記基準電圧ラインに接続されており、
前記抵抗の一端が前記第1のトランジスタのソースに接続されており、前記抵抗の他端が前記第2のトランジスタのドレインに接続されていることを特徴とする請求項3に記載の負荷駆動回路。
【請求項6】
発光ダイオードに接続可能に構成された外部端子と、
前記外部端子に自身のドレインが接続されており、駆動電圧を自身のゲートで受けて前記駆動電圧に対応した出力電流を生成して自身のドレイン及びソース間に流す第1のトランジスタと、
オン状態時に前記第1のトランジスタで生成された前記出力電流を、基準電圧が印加されている基準電圧ラインに導出する第2のトランジスタと、
前記発光ダイオードの点灯又は消灯を指示する指示信号を受け、前記指示信号が前記点灯を示す場合には前記第2のトランジスタをオン状態に制御する一方、前記指示信号が前記消灯を示す場合には前記第2のトランジスタをオフ状態に制御すると共に前記基準電圧より高い所定の電圧値を有する制御電圧を前記第1のトランジスタのソースに印加する制御回路と、を有することを特徴とするLEDドライバ。
【請求項7】
2次元画面の水平方向に伸張する複数の走査線及び2次元画面の垂直方向に伸張する複数のデータ線を含む液晶表示パネルと、
水平走査パルスを前記複数の走査線の各々に順次印加する走査ドライバと、
映像信号に基づく各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々が有する複数の駆動信号を前記複数のデータ線に供給するデータドライバと、
前記液晶表示パネルの背面に設置されており、直列に接続されている第1~第r(rは2以上の整数)の発光ダイオードを含むバックライトパネルと、
前記第1~第rの発光ダイオードを駆動するLEDドライバと、を含む表示装置であって、
前記LEDドライバは、
直列に接続されている前記第1~第rの発光ダイオードのうちの最後段の発光ダイオードのカソードに接続可能に構成された外部端子と、
前記外部端子に自身のドレインが接続されており、駆動電圧を自身のゲートで受けて前記駆動電圧に対応した出力電流を生成して自身のドレイン及びソース間に流す第1のトランジスタと、
オン状態時に前記第1のトランジスタで生成された前記出力電流を、基準電圧が印加されている基準電圧ラインに導出する第2のトランジスタと、
前記第1~第rの発光ダイオードの点灯又は消灯を指示する指示信号を受け、前記指示信号が前記点灯を示す場合には前記第2のトランジスタをオン状態に制御する一方、前記指示信号が前記消灯を示す場合には前記第2のトランジスタをオフ状態に制御すると共に前記基準電圧より高い所定の電圧値を有する制御電圧を前記第1のトランジスタのソースに印加する制御回路と、を有することを特徴とする表示装置。
【請求項8】
前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタ各々のバックゲートが前記基準電圧ラインに接続されていることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを含む前記出力電流の電流経路に含まれており、前記出力電流を電圧に変換する抵抗と、
前記出力電流の電流値を電圧値にて指定する電圧信号を受け、前記電圧信号と前記抵抗で変換された前記電圧との差分を前記駆動電圧として第1のノードを介して前記第1のトランジスタのゲートに出力する差動増幅器と、
前記指示信号をゲートで受け、前記指示信号が前記消灯を示す場合にオン状態となり前記基準電圧を前記第1のノードに印加する第3のトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、負荷を駆動する駆動電流を生成する負荷駆動回路、当該負荷駆動回路としてのLEDドライバ、及び当該LEDドライバによって駆動されるバックライトを有する表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、LED(Light Emitting Diode)をバックライト光源とした液晶表示装置が製品化されている。
【0003】
LEDを大画面ディスプレイのバックライト光源として用いる場合、直列接続されている多数のLEDに一定の電流を供給する必要がある。そこで、LEDバックライトを駆動するLEDドライバとして、LED群に流す電流を生成するトランジスタ(出力トランジスタと称する)に対して、出力する電流を一定にするようにフィードバック制御を掛けるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-53139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、LEDバックライトは、直列接続された多数のLEDから構成されており、全てのLED(負荷)を発光(駆動)させるには最大数十ミリアンペアの電流を流す必要がある。
【0006】
よって、LEDドライバの出力トランジスタとしては、ゲート幅が大きい高電流出力型のものが用いられる。
【0007】
しかしながら、高電流出力型のトランジスタはオフ状態時のオフリーク電流が比較的大きいため、LEDバックライトを消灯(非駆動)させているにもかかわらず、当該オフリーク電流がLEDに流れ込み、僅かに発光してしまうという問題があった。
【0008】
尚、出力トランジスタとして閾値電圧の高いものを採用することでオフリーク電流を抑えることができるが、出力トランジスタにだけ閾値電圧を高くする製造を施す必要があるため、製造コストが上昇するという問題が生じる。
【0009】
そこで、本発明は、製造コストを抑えて、負荷の非駆動時において当該負荷に流れるリーク電流を抑えることが可能な負荷駆動回路、LEDドライバ及び表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る負荷駆動回路は、負荷に接続可能に構成された外部端子と、前記外部端子に自身のドレインが接続されており、駆動電圧を自身のゲートで受けて前記駆動電圧に対応した出力電流を生成して自身のドレイン及びソース間に流す第1のトランジスタと、オン状態時に前記第1のトランジスタで生成された前記出力電流を、基準電圧が印加されている基準電圧ラインに導出する第2のトランジスタと、前記負荷の駆動又は非駆動を指示する指示信号を受け、前記指示信号が前記負荷の駆動を示す場合には前記第2のトランジスタをオン状態に制御する一方、前記指示信号が前記負荷の非駆動を示す場合には前記第2のトランジスタをオフ状態に制御すると共に前記基準電圧より高い所定の電圧値を有する制御電圧を前記第1のトランジスタのソースに印加する制御回路と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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