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公開番号
2024167044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2024024661
出願日
2024-02-21
発明の名称
冷凍食品およびその製造方法
出願人
株式会社大福食品工業
代理人
弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類
A23L
5/10 20160101AFI20241122BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】従来の衣揚げに新たな外観を付与し、衣揚げを見る者および食する者に新鮮な視覚を付与することができる衣揚げ用の冷凍食品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る冷凍食品(10)は、衣揚げ用の冷凍食品(10)であって、具材(12)の外周面が衣(14)に覆われており、前記衣(14)の外周面の一部に、可食性インクによる表示(18)が描かれたシート状体(16)が付着されており、前記具材(12)、前記衣(14)、および前記シート状体(16)が凍結されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
衣揚げ用の冷凍食品であって、
具材の外周面が衣に覆われており、
前記衣の外周面の一部に、可食性インクによる表示が描かれたシート状体が付着されており、
前記具材、前記衣、および前記シート状体が凍結されていること
を特徴とする冷凍食品。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記シート状体が、前記衣の外周面のうち面と面との境界線を含む位置、もしくは前記衣の外周面のうち曲面を含む位置に付着されていること、
または、
前記シート状体が、前記衣の外周面に巻き付けられていること
を特徴とする請求項1記載の冷凍食品。
【請求項3】
前記シート状体が、前記衣の外周面の複数の面に複数付着されていること
を特徴とする請求項1記載の冷凍食品。
【請求項4】
前記衣の表面はパン粉が付着されており、前記シート状体の表面は該パン粉が付着されずに露出しており、
前記パン粉が、前記具材、前記衣、および前記シート状体と共に凍結されていること
を特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の冷凍食品。
【請求項5】
前記シート状体は、穀物粉の生地、餅、卵焼き、カット果物、カット野菜、または海苔であること
を特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の冷凍食品。
【請求項6】
衣揚げ用の冷凍食品の製造方法であって、
具材の外周面を衣で覆い、
次いで、前記具材を覆う前記衣の外周面の一部に、シート状体を付着させ、
次いで、前記衣の表面にはパン粉を付着させ、前記シート状体の表面には該パン粉を付着させずに露出させ、
次いで、冷凍すること、を特徴とし、
さらに、前記衣に前記シート状体を付着させる前に、予め該シート状体の表面に可食性インクによる表示を描くこと、
または、
前記衣に前記パン粉を付着させた後であって、冷凍前に、露出している前記シート状体の表面に可食性インクによる表示を描くこと
を特徴とする冷凍食品の製造方法。
【請求項7】
前記表示を、プリンタを使用して描くこと
を特徴とする請求項6記載の冷凍食品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍食品およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コロッケ、フライ、天ぷら等の、衣に覆われた具材が油で揚られた食品(以下、これを「衣揚げ」と表記する)が知られている。衣揚げは、一般には、具材の外周面を衣で覆い、さらに任意で衣の表面にパン粉を付着させた衣揚げ用の加工品を、揚げ調理に供することで得られる食品である。また、油で揚げる前の衣揚げ用の加工品が凍結された冷凍食品(以下、これを「衣揚げ用の冷凍食品」と表記する)も知られている。
【0003】
このような衣揚げに、新たな外観および食味を付加した衣揚げ用の冷凍食品が知られている。特許文献1(特開平5-146262号公報)には、具材を覆う衣の一部に、野菜等のような揚げて食することができる小片が付着された衣揚げ用の冷凍食品が記載されている。当該冷凍食品は、小片の表面が衣等によって実質的に覆われていない状態で、凍結された衣によって具材と小片とが一体に結着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-146262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に係る冷凍食品は、冷凍食品が油で揚げられた衣揚げに、揚げ野菜等の形状および色彩からなる新たな外観を付与し、衣揚げを見る者および食する者に新鮮な視覚を付与する。また、衣揚げを食したとき、口の中で衣揚げの味と揚げ野菜等の味とを同時に味わうことができる新たな食味を付与し、衣揚げを見る者および食する者に新鮮な味覚も付与する。
【0006】
しかしながら、このような野菜等の小片が結着された衣揚げ用の冷凍食品であっても、視覚的な新鮮さは不十分であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、従来の衣揚げに新たな外観を付与し、衣揚げを見る者および食する者に新鮮な視覚を付与することができる衣揚げ用の冷凍食品およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、一実施形態として以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0009】
本発明に係る冷凍食品は、衣揚げ用の冷凍食品であって、具材の外周面が衣に覆われており、前記衣の外周面の一部に、可食性インクによる表示が描かれたシート状体が付着されており、前記具材、前記衣、および前記シート状体が凍結されていることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、シート状体に描かれた表示によって、冷凍食品が油で揚げられた衣揚げに新たな外観を付与できる。可食性インクによって表示を描くことから、プリンタを使用できる。したがって、自由なメッセージ、デザイン等をプリンタにデータとして取り込むことで、シート状体の表面に簡易に表示を描くことができる。可食性インクによる表示はしっかりとプリントされて崩れにくく、冷凍食品が油で揚げられた後も鮮明に維持される。したがって、例えば、シート状体を、衣の外周面の平坦面上だけでなく、比較的不安定な面と面との境界線や曲面を含む位置に付着させた場合も、衣揚げに鮮明な表示を現すことができる。そして、例えば、シート状体を、衣の外周面に巻き付けた場合も、衣揚げに鮮明な表示を現すことができる。また、例えば、シート状体を、衣の外周面の一の面に一枚だけでなく、複数の面に複数枚を付着させた場合も、衣揚げにそれぞれ鮮明な表示を現すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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