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公開番号2024166946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083385
出願日2023-05-19
発明の名称アンダーカバーの締結構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20241122BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両の空力性能をより向上できるアンダーカバーの締結構造を提供する。
【解決手段】アンダーカバーの締結構造は、車両10の床下に配置される燃料タンク12と、前記燃料タンク12を下側から覆う第一アンダーカバー20と、前記第一アンダーカバー20を固定部材に機械的に連結する連結ブラケット30であって、前記第一アンダーカバー20の上面に締結されるとともに、前記燃料タンク12を挟んだ前後方向両側において前記固定部材に締結される連結ブラケット30と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の床下に配置される燃料タンクと、
前記燃料タンクを下側から覆う第一アンダーカバーと、
前記第一アンダーカバーを固定部材に機械的に連結する連結ブラケットであって、前記第一アンダーカバーの上面に締結されるとともに、前記燃料タンクを挟んだ前後方向両側において前記固定部材に締結される連結ブラケットと、
を備えることを特徴とするアンダーカバーの締結構造。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアンダーカバーの締結構造であって、さらに、
車両前後方向において、前記燃料タンクに隣接配置されるメインバッテリと、
前記バッテリを下側から覆う第二アンダーカバーと、
を備え、前記第一アンダーカバーおよび前記第二アンダーカバーは、互いに同一平面内に配置される別部材、または、互いに一体的に繋がった単一部材である、
ことを特徴とするアンダーカバーの締結構造。
【請求項3】
請求項1に記載のアンダーカバーの締結構造であって、
前記固定部材は、車両骨格部材、および、前記メインバッテリの筐体または前記メインバッテリを支持する支持フレーム、を含み、
前記連結ブラケットは、
前記筐体または前記支持フレームに締結される第一締結部と、
前記燃料タンクを挟んで前記第一締結部の反対側に位置し、前記車両骨格部材に締結される第二締結部と、
を有する、ことを特徴とするアンダーカバーの締結構造。
【請求項4】
請求項3に記載のアンダーカバーの締結構造であって、
前記連結ブラケットは、前記第一アンダーカバーと締結されるカバー締結部を有し、
前記第一締結部および前記第二締結部の少なくとも一方は、前記カバー締結部より、車両上方に位置する、
ことを特徴とするアンダーカバーの締結構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のアンダーカバーの締結構造であって、
前記連結ブラケットは、締結部材により前記第一アンダーカバーと締結されるカバー締結部を有し、
前記締結部材は、頭部と前記頭部から突出する軸部とを有するとともに、前記頭部が前記軸部より車両上方となる姿勢で前記連結ブラケットに組付けられており、
前記カバー締結部は、周辺に比べて局所的に陥没している、
ことを特徴とするアンダーカバーの締結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両の床下に配置されるアンダーカバーの締結構造を開示する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両の床下に燃料タンクを配置することが提案されている。この場合、燃料タンクに起因して車両の下面に生じる凹凸により、空力性能が悪化することがある。そこで、燃料タンクを下側から覆うアンダーカバーを設けることが、一部で提案されている。例えば、特許文献1には、燃料タンクおよびメインバッテリを、アンダーカバーで覆った車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-187232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、こうしたアンダーカバーを、燃料タンクの底面に直接締結した場合、十分な空力性能が得られない。すなわち、燃料タンクは、走行条件によっては、内圧が大きく変化し、タンク全体が膨縮することがある。かかる燃料タンクに、アンダーカバーを直接締結すると、アンダーカバーのうち燃料タンクとの締結箇所が、燃料タンクの膨縮に伴い上下に変位する。結果として、この場合、アンダーカバーに凹凸や段差が発生し、高い空力性能を維持できない。
【0005】
そこで、本明細書では、車両の空力性能をより向上できるアンダーカバーの締結構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示するアンダーカバーの締結構造は、車両の床下に配置される燃料タンクと、前記燃料タンクを下側から覆う第一アンダーカバーと、前記第一アンダーカバーを固定部材に機械的に連結する連結ブラケットであって、前記第一アンダーカバーの上面に締結されるとともに、前記燃料タンクを挟んだ前後方向両側において前記固定部材に締結される連結ブラケットと、を備えることを特徴とする。
【0007】
かかる構成とすることで、第一アンダーカバーが、燃料タンクの膨縮の影響を受けなくなるため、第一アンダーカバーの変形を効果的に防止できる。結果として、車両の空力性能をより向上できる。
【0008】
この場合、さらに、車両前後方向において、前記燃料タンクに隣接配置されるメインバッテリと、前記バッテリを下側から覆う第二アンダーカバーと、を備え、前記第一アンダーカバーおよび前記第二アンダーカバーは、互いに同一平面内に配置される別部材、または、互いに一体的に繋がった単一部材でもよい。
【0009】
燃料タンクおよびメインバッテリの双方を、同一平面内に配置されるアンダーカバーで覆うことで、車両の空力性能をより向上できる。
【0010】
また、前記固定部材は、車両骨格部材、および、前記メインバッテリの筐体または前記メインバッテリを支持する支持フレーム、を含み、前記連結ブラケットは、前記筐体または前記支持フレームに締結される第一締結部と、前記燃料タンクを挟んで前記第一締結部の反対側に位置し、前記車両骨格部材に締結される第二締結部と、を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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