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公開番号
2024166643
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082861
出願日
2023-05-19
発明の名称
切換弁
出願人
イーグル工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16K
11/074 20060101AFI20241122BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】構成が簡便な切換弁を提供する。
【解決手段】ハウジング10に設けられたハウジング側架設部60と、ロータ50において回転軸80aから離間した位置に設けられたロータ側架設部55との間に引張バネ70が架設され、複数の回動位置のうち、一つの回動位置における引張バネ70の長さは他の回動位置における引張バネ70の長さと異なり、複数の回動位置のうち引張バネ70が最も縮んだ状態となる回動位置が基準位置となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングの内部に形成される弁室に配置され、回転軸回りに回動するロータと、
前記ロータを動かす駆動手段と、を備え、
前記ハウジングには、前記弁室に連通し流体を導入する導入ポートと、前記弁室に連通し流体を導出する導出ポートと、が形成されており、
前記ロータが前記ハウジングに対して回動することにより複数の回動位置をとり、各回動位置に応じて前記導入ポートと前記導出ポートとの間の流路を切り換える切換弁であって、
前記ハウジングに設けられたハウジング側架設部と、前記ロータにおいて前記回転軸から離間した位置に設けられたロータ側架設部との間に引張バネが架設され、
前記複数の回動位置のうち、一つの前記回動位置における引張バネの長さは他の前記回動位置における引張バネの長さと異なり、
前記複数の回動位置のうち前記引張バネが最も縮んだ状態となる前記回動位置が基準位置となる切換弁。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記基準位置における前記引張バネは自然長である請求項1に記載の切換弁。
【請求項3】
前記ロータは前記基準位置よりも回転方向両側に回動可能となっている請求項1に記載の切換弁。
【請求項4】
前記切換弁は、6ポート3位置型弁である請求項3に記載の切換弁。
【請求項5】
前記ハウジングに設けられているハウジング側マグネットと、前記ロータに設けられているロータ側マグネットと、をさらに備え、
前記ハウジング側マグネットは、前記複数の回動位置のうち少なくとも一つの回動位置において前記ロータ側マグネットと軸方向で重なる位置に配置されている請求項1に記載の切換弁。
【請求項6】
前記ロータの回動範囲で描かれる前記引張バネの軌跡は、周方向で連続している請求項1に記載の切換弁。
【請求項7】
前記引張バネは、前記ロータに形成された区画室内に配置されている請求項1に記載の切換弁。
【請求項8】
前記ハウジング側架設部は、軸方向に延びるハウジング側ピンであり、前記ロータ側架設部は、軸方向に延びるロータ側ピンである請求項1に記載の切換弁。
【請求項9】
前記ロータにおける座面および前記ハウジングにおける当接面のうち少なくとも一方は、低摩擦材料である請求項1ないし8のいずれかに記載の切換弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切換弁、例えば流体が流れる流路を切り換える切換弁に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
様々な産業分野において、流体供給源と、流体作動装置、熱交換器等の流体負荷とが流路によって接続された流体回路が用いられている。このような流体回路には、作動流体の流路を切り換える切換弁を設けることで、一つの流体回路によって流体負荷を作動させるモードを複数実現させたものもある。
【0003】
例えば、特許文献1の切換弁は、ケーシングによって形成されている弁室内に弁体が配置されている。また、弁体は、電磁力を利用して回動可能となっている。ケーシングには、1つの供給ポートと、2つの制御ポートと、1つの排出ポートが形成されている。弁体には、2つの円筒穴が形成されている。
【0004】
このような特許文献1の切換弁は、中立位置において2つの円筒穴が供給ポートおよび排出ポートに対して非連通であり、流体の流れを停止させる。また、中立位置から弁体を一方側に回動させると、一方の円筒穴を通じて供給ポートから一方の制御ポートに向かって流体が流れ、他方の円筒穴を通じて他方の制御ポートから排出ポートに向かって流体が流れる。また、中立位置から弁体を他方側に回動させると、一方の円筒穴を通じて一方の制御ポートから排出ポートに向かって流体が流れ、他方の円筒穴を通じて供給ポートから他方の制御ポートに向かって流体が流れる。このように、特許文献1の切換弁は、3か所の回動位置に切り換え可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平1-283483号公報(第7-11頁、第21図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような特許文献1の切換弁においては、角度変位検出器が設けられており、弁体の位置を特定することが可能となっている。この特定した弁体の位置情報に基づいて、各回動位置に弁体を正確に回動させることができる。しかしながら、角度変位検出器を用いることにより、角度変位検出器そのものばかりでなく、位置情報特定、出力信号算出などの各種演算を行うためのプログラムや、これらを円滑かつ迅速に処理可能な演算回路などが必要となるため、コスト高になるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、構成が簡便な切換弁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の切換弁は、
ハウジングと、
前記ハウジングの内部に形成される弁室に配置され、回転軸回りに回動するロータと、
前記ロータを動かす駆動手段と、を備え、
前記ハウジングには、前記弁室に連通し流体を導入する導入ポートと、前記弁室に連通し流体を導出する導出ポートと、が形成されており、
前記ロータが前記ハウジングに対して回動することにより複数の回動位置をとり、各回動位置に応じて前記導入ポートと前記導出ポートとの間の流路を切り換える切換弁であって、
前記ハウジングに設けられたハウジング側架設部と、前記ロータにおいて前記回転軸から離間した位置に設けられたロータ側架設部との間に引張バネが架設され、
前記複数の回動位置のうち、一つの前記回動位置における引張バネの長さは他の前記回動位置における引張バネの長さと異なり、
前記複数の回動位置のうち前記引張バネが最も縮んだ状態となる前記回動位置が基準位置となる。
これによれば、切換弁は、非稼働時に、引張バネの復帰力を利用してロータを基準位置に自動復帰させることができる。これにより、流路を切り替えるために必要な構成を簡便にすることができる。
【0009】
前記基準位置における前記引張バネは自然長であってもよい。
これによれば、切換弁は、安定してロータを基準位置に自動復帰させることができる。
【0010】
前記ロータは前記基準位置よりも回転方向両側に回動可能となっていてもよい。
これによれば、切換弁は、基準位置以外のいずれの回動位置にロータが回動されても、引張バネの復帰力を利用して基準位置に自動復帰させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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