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公開番号
2024166301
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024155155,2024114048
出願日
2024-09-09,2022-06-27
発明の名称
作業弁の取り外し方法
出願人
コスモ工機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
55/00 20060101AFI20241121BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】作業弁の筐体からの取り外しの難易度を低減する作業弁の取り外し方法を提供する。
【解決手段】流体管1に対し密封状に取り付けられている筐体2内で所定の作業を不断流状態で行うための作業弁4の取り外し方法であって、作業弁4は、筐体2の開口部2aに取り付けられる弁箱41と、弁箱41に取り付けられる弁蓋43と、弁箱41及び弁蓋43内を進退可能に設けられている弁体42と、を備え、弁体42を収納した弁箱41から、弁蓋43を取り外す第1工程と、筐体2の開口部2aから弁体42を収納した弁箱41を一緒に取り外す第2工程と、からなる。
【選択図】図47
特許請求の範囲
【請求項1】
流体管に対し密封状に取り付けられている筐体内で所定の作業を不断流状態で行うための作業弁の取り外し方法であって、
前記作業弁は、前記筐体の開口部に取り付けられる弁箱と、前記弁箱に取り付けられる弁蓋と、前記弁箱及び前記弁蓋内を進退可能に設けられている弁体と、を備え、
前記弁体を収納した前記弁箱から、前記弁蓋を取り外す第1工程と、
前記筐体の開口部から、前記弁体を収納した前記弁箱を一緒に取り外す第2工程と、からなることを特徴とする作業弁の取り外し方法。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
流体管に対し密封状に取り付けられている筐体内で所定の作業を不断流状態で行うための作業弁の取り外し方法であって、
前記作業弁は、前記筐体の開口部に接続された短管に取り付けられる弁箱と、前記弁箱に取り付けられる弁蓋と、前記弁箱及び前記弁蓋内を進退可能に設けられている弁体と、を備え、
前記弁体を収納した前記弁箱から、前記弁蓋を取り外す第1工程と、
前記短管から、前記弁体を収納した前記弁箱を一緒に取り外す第2工程と、からなることを特徴とする作業弁の取り外し方法。
【請求項3】
流体管に対し密封状に取り付けられている筐体内で所定の作業を不断流状態で行うための作業弁の取り外し方法であって、
前記作業弁は、前記筐体の開口部に接続された短管に取り付けられる弁箱と、前記弁箱に取り付けられる弁蓋と、前記弁箱及び前記弁蓋内を進退可能に設けられている弁体と、を備え、
前記弁体を収納した前記弁箱から、前記弁蓋を取り外す第1工程と、
前記筐体の開口部から、前記弁体を収納した前記弁箱及び前記短管を一緒に取り外す第2工程と、からなることを特徴とする作業弁の取り外し方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、不断流状態で流体管を密封する筐体内で所定の作業を行うための作業弁の取付方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
水やガス等が流れる既設の管路を構成する流体管は、経年劣化の対処や新たな分岐路を形成するために、既設の流体管の一部を新たな流体管に変更したり、経年劣化した管路を遮断したりすることがある。このような場合には、予め設けられている既存の開口部を開放したり、切断等により形成された新規の開口部を形成したりすることがある。
【0003】
このように開口部を開放する工程を含む作業においては、作業弁を用いて不断流状態で作業を行う方法が知られている。作業弁は、流体管に対して密封状に固定されている筐体の開口部に取り付けられる弁箱と、該弁箱に取り付けられる弁蓋と、弁箱及び弁蓋内を往復移動可能な弁体と、から主に構成されており、流体管の開口部を開放している状態において、弁箱内を閉塞する閉塞位置に弁体を移動させることで筐体外部へ流体の漏出を防止する一方、弁蓋内に退避する開放位置に弁体を移動させることで開口部にアクセス可能とすることができる。
【0004】
作業弁は、一般的にクレーンを用いて設置位置まで運搬されて筐体に取り付けられる。特に流体管の管径が大きい場合には、作業弁の構造も大きくなり、重量が嵩むため、一体に組み立てられた状態で作業弁を運搬するには吊上能力の高い大型のクレーンを用意する必要があることから、クレーンの配置や取り回しに広いスペースが要求される。
【0005】
そこで、例えば特許文献1に示される作業弁の取付方法のように、作業弁を弁箱と、弁体が挿入された状態の弁蓋とに分割し、筐体の開口部に弁箱を取り付けた後、弁体が挿入された状態の弁蓋を弁箱に取り付けることで作業弁を筐体に取り付ける方法がある。この方法によれば、一度の運搬において要求される吊上能力を低減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-159397号公報(第8頁、第14図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このような特許文献1の作業弁の取付方法にあっては、吊上能力の低いクレーンを用いて分割した作業弁を組立てながら筐体に取り付けることが可能であるため、広いスペースが確保できない作業環境であっても作業弁を取り付けることができる。しかしながら、弁体が挿入された状態の弁蓋を、先に設置された弁箱と高さ位置を合わせながら水平移動させて、弁蓋よりも外方に僅かに突出している弁体の先端部を弁箱内に挿入しなければならないので、弁体の先端部を目視確認し難く、また、弁体自体をクレーンで吊っておらず、この弁体を挿入した弁蓋を直接に吊っていることから、弁蓋内の弁体が安定せずに作業時に揺動することがあり、精度よく弁体の先端を弁箱に挿入して取り付ける難易度が高くなっていた。また、弁体の先端が弁箱の開口部等に接触した場合、弁体が損傷し、作業弁自体の密封性に影響が生じる虞があった。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、作業弁の筐体への取付けの難易度を低減する作業弁の取付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明の作業弁の取付方法は、
流体管に対し密封状に取り付けられている筐体内で所定の作業を不断流状態で行うための作業弁の取付方法であって、
前記作業弁は、前記筐体の開口部に取り付けられる弁箱と、前記弁箱に取り付けられる弁蓋と、前記弁箱及び前記弁蓋内を進退可能に設けられている弁体と、を備え、
前記弁箱を前記筐体の開口部に設置する第1工程と、
前記弁箱に前記弁体を挿入する第2工程と、
前記弁体と該弁体を進退させるための操作部とを連結する第3工程と、
前記弁箱に前記弁蓋を取り付ける第4工程と、からなることを特徴としている。
この特徴によれば、作業弁の弁箱と弁体と弁蓋とをそれぞれ分割して、まず、筐体に設置した弁箱に弁体を挿入し、その後に弁箱に弁蓋を取り付けるので、弁体を弁蓋とは独立して単独で弁箱に挿入することから、弁体全体を把握して、弁体の姿勢を制御できることで、弁体を精度よく弁箱の開口部に挿入することができ、また、弁体を弁箱の開口部に接触する虞を低減できるので、弁体が損傷することなく、作業弁自体の密封性を維持させることができる。さらに、作業弁を弁箱と弁体と弁蓋とに分割して個別にクレーンで吊り上げて運搬するので、クレーンで吊り上げる個々の重量が小さくて済み、小さなクレーンを用いることができるので、作業スペースが十分に確保できない状況でも作業を進めることができ、また、個々の重量が小さいので取り回しを向上させることができ、作業弁を筐体に取り付ける難易度を低減することができる。
【0010】
前記第3工程において、前記弁箱内に挿入された前記弁体の後退を規制手段によって規制することを特徴としている。
この特徴によれば、弁箱に挿入された弁体が、弁体を進退させるための操作部との連結時に後退して落下することを規制手段によって防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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