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公開番号2024166109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024075582
出願日2024-05-08
発明の名称相関3層マイクロテキスト
出願人ゼロックス コーポレイション,XEROX CORPORATION
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41M 3/14 20060101AFI20241121BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】相関マークを含む透かしなどセキュリティデバイスを提供する。
【解決手段】セキュリティマークをレンダリングするための方法、装置、及びシステムは、第1の可変層及び第2の可変層を含むセキュリティマーク用データテキストの2つの可変層を設けるステップと、2つの可変層を使用してセキュリティマークを記録媒体に付与して、セキュリティマークの第3の可変層を作成するステップと、を含み得る。第2の可変層は、同一周波数で第1の可変層から位相をずらすか、又は直交して付与されて、復号可能なデータテキストを有する第3の可変層を形成し得る。データテキストを有する第3の可変層は、復号画面を用いて復号可能であり得る。更に、第1の可変層、第2の可変層、及び第3の可変層は、同一領域を共有し得る。セキュリティマークは、相関マークを含み得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
セキュリティマークをレンダリングする方法であって、
第1の可変層及び第2の可変層を含むセキュリティマーク用データテキストの2つの可変層を設けるステップと、
前記2つの可変層を使用して前記セキュリティマークを記録媒体に付与して、前記セキュリティマークの第3の可変層を作成するステップと、を含み、前記第2の可変層は、同一周波数で前記第1の可変層から位相をずらすか、又は直交して付与され、これにより、復号可能なデータテキストを有する前記第3の可変層を形成する、方法。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記データテキストを有する前記第3の可変層は、復号画面を用いて復号可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の可変層、前記第2の可変層、及び前記第3の可変層は同一領域を共有する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記セキュリティマークは相関マークを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記セキュリティマークは透かしを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記データテキストは可変データテキストを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記可変データテキストはマイクロテキストを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
セキュリティマークをレンダリングする方法であって、
a)周波数でセキュリティマークを定義するステップと、
b)周期が前記周波数の数分の1未満であるマイクロフォントを作成するステップと、
c)前記マイクロフォントによって制限される角度で前記セキュリティマークを定義するステップと、
d)第1の可変データ列、第2の可変データ列、及び第3の可変データ列を定義するステップと、
e)前記マイクロフォントを使用して、前記角度及び前記周波数で前記第1の可変データ列を書き込むステップと、
f)前記マイクロフォントを使用して、前記角度から位相をずらすか、又は直交し、前記周波数で前記第2の可変データ列を書き込むステップと、を含む、方法。
【請求項9】
ステップa)~f)の結果として、前記第3の可変データ列は、復号画面なしでは復号できない、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記セキュリティマークは相関マークを含む、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、画像処理方法、システム、及びデバイスに関する。実施形態はまた、印刷デバイス及び技術に関する。実施形態は更に、相関マークを含む透かしなどセキュリティデバイスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
セキュリティ手段を必要とする従来の印刷プロセスでは、セキュリティ手段を提供し、印刷物の偽造を防止するために、特殊イメージング特性を有するパターン色空間が使用され得る。更に、従来の印刷プロセスでは、印刷ロゴ、シリアル番号、シート位置、又は印刷物上の他のタイプの固有の識別情報などの可変データ上に部分的に、パターン色空間が使用され得る。
【0003】
セキュリティは、多くの文書作成用途において重要な要件である。公文書又は政府文書の印刷、イベントチケットの印刷、金融商品の印刷などの場合、複製、捏造、及び/又は偽造に対して、多くの文書を保護する必要がある。これを達成するために、印刷された文書は、偽造を防止し、かつ/又はある文書を元本と特定するのに役立つセキュリティマーク若しくはセキュリティ特徴を含むことが多い。
【0004】
セキュリティ用途では、変更及び偽造を防止又は妨げ得るセキュリティマーク又はセキュリティ特徴の形式で、文書に情報を追加することが望ましい場合がある。従来は、このようなセキュリティ用途に対して不正保護及び偽造防止対策を提供するために、印刷物において特殊イメージングが使用されてきた。例示的な文書としては、薬剤師が、その文書が本物であるという良好な信頼度を有し得ることを希望する処方箋である。
【0005】
特殊イメージング効果の設計目標は、図1及び図2に示す相関マークなど、ある条件下で読み取り不能であり、別の条件下では読み取り可能であることである。すなわち、図1は、バーコード15及び17の上方にそれぞれ位置し、復号キーを有しない相関マーク11及び13の絵画図10を示す。図2は、復号キー19を有する相関マーク11の絵画図12を示す。
【0006】
図3は、読み取りが困難な特殊イメージング効果の他の例を示す。すなわち、図3は、一実施形態による、ルーペを伴うマイクロテキスト及びルーペを伴わないマイクロテキストを示す画像の絵画図16、絵画図18、絵画図20、絵画図22を示す。マイクロテキストは絵画図20に示されているが、絵画図16、絵画図18、及び絵画図20に示されているルーペなど拡大してのみ見ることができる。ルーペは、小さな細部をより詳細に見るために使用され得る、小型拡大デバイスである。ルーペは、概して拡大鏡よりも高倍率を有し、眼の近くに保持又は装着されるように設計される。なお、このようなルーペの代わりに顕微鏡を用いることも可能である。ルーペ、顕微鏡など拡大を可能にする任意のデバイスを使用して、マイクロテキストを見直すことができる。
【0007】
多くのセキュリティ印刷効果は、セキュリティ印刷効果が保護する文書上でいくらかのリアルエステート/スペースを占める。しかしながら、これはしばしば、コンサートチケット及びクーポンなど文書のための審美的に満足のいくデザインというデザイナーの意図と矛盾する。したがって、同一スペースを共有する複数の効果又は層を有することが望ましい。
【発明の概要】
【0008】
以下の概要は、開示される実施形態に特有の革新的な特徴の一部の理解を容易にするために提供されるものであり、完全な説明を意図するものではない。本明細書に開示される実施形態の様々な態様の完全な理解は、本明細書全体、特許請求の範囲、図面、及び要約書をまとめて見ることによって得ることができる。
【0009】
したがって、実施形態の一態様は、改善された画像処理方法、システム、及びデバイスを提供することである。
【0010】
実施形態の別の態様は、改善された印刷デバイス及びレンダリング技術を提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

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