TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024165812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082324
出願日2023-05-18
発明の名称ガラス基板の製造方法
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類C03C 15/00 20060101AFI20241121BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】 ガラス基板により均一な複数の貫通孔を形成する。
【解決手段】 ガラス基板の製造方法は、ガラス基板40の第1面及び第2面にそれぞれ、複数の貫通孔に対応する複数の領域以外を覆う第1レジスト層41及び第2レジスト層42を形成する工程と、駆動機構20を用いてガラス基板40を垂直にした状態で、ガラス基板40を処理槽14内に搬送する工程と、ガラス基板40の両側にそれぞれ配置された第1ノズル15及び第2ノズル16を用いて、ガラス基板40の両側から連続してエッチング液を噴射する工程とを含む。
【選択図】 図6

特許請求の範囲【請求項1】
ガラス基板の第1面及び第2面にそれぞれ、複数の貫通孔に対応する複数の領域以外を覆う第1レジスト層及び第2レジスト層を形成する工程と、
駆動機構を用いて前記ガラス基板を垂直にした状態で、前記ガラス基板を処理槽内に搬送する工程と、
前記ガラス基板の両側にそれぞれ配置された第1ノズル及び第2ノズルを用いて、前記ガラス基板の両側から連続してエッチング液を噴射する工程と、
を具備するガラス基板の製造方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記連続してエッチング液を噴射する工程の後に、前記第1ノズル及び前記第2ノズルを用いて、前記ガラス基板の両側から交互にエッチング液を噴射する工程をさらに具備する
請求項1に記載のガラス基板の製造方法。
【請求項3】
前記交互にエッチング液を噴射する工程において、制御装置により、前記第1ノズル及び前記第2ノズルにそれぞれ接続された第1バルブ及び第2バルブを交互に開状態に設定する
請求項2に記載のガラス基板の製造方法。
【請求項4】
前記連続してエッチング液を噴射する工程が第1時間継続して実施された後に、前記交互にエッチング液を噴射する工程が第2時間継続して実施される
請求項2に記載のガラス基板の製造方法。
【請求項5】
前記駆動機構を用いて、前記ガラス基板を揺動する工程をさらに具備する
請求項1に記載のガラス基板の製造方法。
【請求項6】
前記ガラス基板を基板ホルダに固定する工程をさらに具備し、
前記基板ホルダは、前記ガラス基板の端部を保持するように構成される
請求項1に記載のガラス基板の製造方法。
【請求項7】
ガラス基板の第1面及び第2面にそれぞれ、個片化される複数のチップに対応する複数の領域を覆う複数の第1レジスト層及び複数の第2レジスト層を形成する工程と、
駆動機構を用いて前記ガラス基板を垂直にした状態で、前記ガラス基板を処理槽内に搬送する工程と、
前記ガラス基板の両側にそれぞれ配置された第1ノズル及び第2ノズルを用いて、前記ガラス基板の両側から連続してエッチング液を噴射する工程と、
を具備するガラス基板の製造方法。
【請求項8】
前記連続してエッチング液を噴射する工程の後に、前記第1ノズル及び前記第2ノズルを用いて、前記ガラス基板の両側から交互にエッチング液を噴射する工程をさらに具備する
請求項7に記載のガラス基板の製造方法。
【請求項9】
前記交互にエッチング液を噴射する工程において、制御装置により、前記第1ノズル及び前記第2ノズルにそれぞれ接続された第1バルブ及び第2バルブを交互に開状態に設定する
請求項8に記載のガラス基板の製造方法。
【請求項10】
前記連続してエッチング液を噴射する工程が第1時間継続して実施された後に、前記交互にエッチング液を噴射する工程が第2時間継続して実施される
請求項8に記載のガラス基板の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子デバイスにおいて、複数の貫通孔が形成されたガラス基板が広く利用されている。複数の貫通孔を有するガラス基板の適用例として、例えば、インターポーザが挙げられる。インターポーザは、複数の半導体チップと基板とを電気的に接続する中継部材である。ガラス基板に複数の貫通孔を形成する方法としては、例えば、レーザを用いてガラス基板に複数の貫通孔を形成し、その後、ガラス基板をウェットエッチングする。
【0003】
半導体チップの微細化に伴い、ガラス基板に形成される貫通孔の微細化が要求される。また、電子デバイスの性能向上のために、複数の貫通孔をより均一に形成することが望まれる。また、貫通孔の径をガラス基板の厚さ方向に沿ってより均一に形成することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-222529号公報
国際公開第2018/020531号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ガラス基板により均一な複数の貫通孔を形成することが可能なガラス基板の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様によると、ガラス基板の第1面及び第2面にそれぞれ、複数の貫通孔に対応する複数の領域以外を覆う第1レジスト層及び第2レジスト層を形成する工程と、駆動機構を用いて前記ガラス基板を垂直にした状態で、前記ガラス基板を処理槽内に搬送する工程と、前記ガラス基板の両側にそれぞれ配置された第1ノズル及び第2ノズルを用いて、前記ガラス基板の両側から連続してエッチング液を噴射する工程とを具備する、ガラス基板の製造方法が提供される。
【0007】
本発明の第2態様によると、前記連続してエッチング液を噴射する工程の後に、前記第1ノズル及び前記第2ノズルを用いて、前記ガラス基板の両側から交互にエッチング液を噴射する工程をさらに具備する、第1態様に係るガラス基板の製造方法が提供される。
【0008】
本発明の第3態様によると、前記交互にエッチング液を噴射する工程において、制御装置により、前記第1ノズル及び前記第2ノズルにそれぞれ接続された第1バルブ及び第2バルブを交互に開状態に設定する、第2態様に係るガラス基板の製造方法が提供される。
【0009】
本発明の第4態様によると、前記連続してエッチング液を噴射する工程が第1時間継続して実施された後に、前記交互にエッチング液を噴射する工程が第2時間継続して実施される、第2態様に係るガラス基板の製造方法が提供される。
【0010】
本発明の第5態様によると、前記駆動機構を用いて、前記ガラス基板を揺動する工程をさらに具備する、第1態様に係るガラス基板の製造方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

坂東機工株式会社
折割装置
20日前
坂東機工株式会社
折割装置
2か月前
ノリタケ株式会社
複合体
1か月前
三菱ケミカル株式会社
石英ガラス
1か月前
株式会社フルヤ金属
ガラス熔解装置
14日前
株式会社IHI
ガラス溶融炉のスタートアップリング
1か月前
株式会社オハラ
光学ガラス及び光学素子
1か月前
信越石英株式会社
複合シリカガラス材の製造方法
1か月前
個人
無機繊維製品処理システム
今日
日本板硝子株式会社
車両用ガラスモジュール
28日前
ノリタケ株式会社
造粒粉およびガラスグリーンシート
1か月前
株式会社ジーシー
ガラス組成物、及びX線造影性組成物
20日前
信越化学工業株式会社
ガラスクロス
1か月前
住友電気工業株式会社
ガラス母材の製造方法
28日前
株式会社オハラ
光学ガラス、及び光学素子
6日前
株式会社オハラ
光学ガラス、及び光学素子
6日前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造方法及び溶融炉
7日前
日本電気硝子株式会社
ガラス板の製造方法及び製造装置
7日前
古河電気工業株式会社
分割型光ファイバテープ心線
1か月前
日本電気硝子株式会社
攪拌装置及びガラス物品の製造方法
1か月前
住友ゴム工業株式会社
ポリマー被覆ガラス基材
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス板
1か月前
日本電気硝子株式会社
化学強化ガラス板およびその製造方法
2か月前
日本電気硝子株式会社
光学ガラス板
1か月前
株式会社日立製作所
抗菌・抗ウイルスガラス組成物
1か月前
湖南旗濱医薬材料科技有限公司
色材添加機構及びガラス管生産機器
今日
住友電気工業株式会社
光ファイバおよび光ファイバリボン
7日前
AGC株式会社
ガラス基板及びガラス基板の製造装置
1か月前
日東紡績株式会社
ガラス繊維強化樹脂組成物
1か月前
日本電気硝子株式会社
装飾用ガラス物品
1か月前
日東電工株式会社
ガラス積層体の製造方法およびガラス積層体
1か月前
学校法人五島育英会
ランタン系ガラス構造体
1か月前
古河電気工業株式会社
光ファイバ着色心線の製造方法および製造装置
1か月前
TOPPANホールディングス株式会社
ガラス基板の製造方法
今日
住友電気工業株式会社
シリカガラスの製造方法、及び光ファイバの製造方法
1か月前
住友電気工業株式会社
炉心管割れ検知方法および光ファイバ用母材の製造方法
6日前
続きを見る