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公開番号
2025009059
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111797
出願日
2023-07-06
発明の名称
シール装置
出願人
株式会社フジクラ
代理人
個人
主分類
C03B
37/029 20060101AFI20250109BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】 ブレードの主面と端面との間の縁が角張っている場合よりも、ブレードが確実に開口の径方向に移動し得るシール装置を提供する。
【解決手段】 光ファイバ母材200を挿通可能な開口1Hを有し、開口1Hを介して光ファイバ線引炉100の上部開口100Hから挿入される光ファイバ母材200と上部開口100Hとの隙間を塞ぐためのシール装置1であって、開口1Hの径方向に移動可能かつ光ファイバ母材200の側面に当接可能な複数のブレード10,20を備え、複数のブレード10,20のうち少なくとも1つのブレードは、当該ブレードの高さ方向における最も上側の面である上面及び高さ方向における最も下側の面である下面の少なくとも一方から開口1Hの中心に最も近い先端部10I,20Iにかけて、ブレード10,20の厚さが小さくなるように傾斜の方向が徐々に上下方向に近づく曲面11LC,21TCを有する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
光ファイバ母材を挿通可能な開口を有し、前記開口を介して光ファイバ線引炉の上部開口から挿入される光ファイバ母材と前記上部開口との隙間を塞ぐためのシール装置であって、
前記開口の径方向に移動可能かつ前記光ファイバ母材の側面に当接可能な複数のブレードを備え、
前記複数のブレードのうち少なくとも1つのブレードは、当該ブレードの高さ方向における最も上側の面である上面及び前記高さ方向における最も下側の面である下面の少なくとも一方から前記開口の中心側に最も突出した先端部にかけて、当該ブレードの厚さが小さくなるように傾斜の方向が徐々に前記高さ方向に近づく曲面を有する
ことを特徴とするシール装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記曲面を有する前記ブレードは、前記上面から前記先端部にかけて前記曲面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
【請求項3】
前記曲面を有する前記ブレードは、前記上面及び前記下面のそれぞれから前記先端部にかけて前記曲面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
【請求項4】
前記先端部は、前記高さ方向に沿って所定距離延在する
ことを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
【請求項5】
前記曲面は、トーラス面の一部である
ことを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
【請求項6】
前記複数のブレードは、前記開口の周方向にずれて配置される第1ブレードと第2ブレードとを含み、
前記第1ブレードは、前記周方向に沿って延在する第1基部を含み、
前記第2ブレードは、前記周方向に沿って延在する第2基部を含み、
前記第1ブレードの前記第1基部に前記第2ブレードの前記第2基部が上側から重なり、
互いに隣り合う前記第2ブレードの前記第2基部に前記第1ブレードの前記第1基部が下側から重なる
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のシール装置。
【請求項7】
前記第1ブレード及び前記第2ブレードは前記曲面を有し、
前記第1ブレードの前記曲面と前記第2ブレードの前記曲面とは、前記上面及び前記下面のうち前記高さ方向における同じ側の面から前記先端部にかけて設けられる
ことを特徴とする請求項6に記載のシール装置。
【請求項8】
前記第1ブレードは、前記周方向において前記第1基部の幅よりも幅が小さく前記第1基部の端部以外のいずれかから上側に突出する上側突出部を含み、
前記第2ブレードは、前記周方向において前記第2基部の幅よりも幅が小さく前記第2基部から下側に突出する下側突出部を含み、
前記周方向に沿って前記第1基部と前記下側突出部とが隣り合って並び、前記周方向に沿って前記第2基部と前記上側突出部とが隣り合って並ぶ
ことを特徴とする請求項6に記載のシール装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シール装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバは、光ファイバ母材を線引きすることで製造される。光ファイバ母材を線引きする光ファイバ線引炉は、光ファイバ母材が収容される炉を備え、炉内には、不活性ガス等の炉内ガスが充填されている。このため、光ファイバ母材を炉内に収容するための線引炉の上端開口を塞ぐシール装置が用いられる場合がある。
【0003】
下記特許文献1には、このようなシール装置が記載されている。このシール装置では、光ファイバ母材を挿通可能な開口を有し、当該開口の径方向に移動可能で、端部が光ファイバ母材の側面に当接可能な複数のブレードを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-152083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなシール装置において、光ファイバ母材の側面がブレードの端部に当接した状態で、光ファイバ母材を上方又は下方に移動させたい場合がある。しかし、ブレードの主面と端面との間の縁が角張っている場合、光ファイバ母材がブレードに引っかかり、ブレードが上記開口の径方向に移動しない場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、ブレードの主面と端面との間の縁が角張っている場合よりも、ブレードが確実に開口の径方向に移動し得るシール装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的の達成のため、本発明の態様1は、光ファイバ母材を挿通可能な開口を有し、前記開口を介して光ファイバ線引炉の上部開口から挿入される光ファイバ母材と前記上部開口との隙間を塞ぐためのシール装置であって、前記開口の径方向に移動可能かつ前記光ファイバ母材の側面に当接可能な複数のブレードを備え、前記複数のブレードのうち少なくとも1つのブレードは、当該ブレードの高さ方向における最も上側の面である上面及び前記高さ方向における最も下側の面である下面の少なくとも一方から前記開口の中心側に最も突出した先端部にかけて、当該ブレードの厚さ傾斜の方向が徐々に小さくなる曲面を有することを特徴とするシール装置である。
【0008】
本態様のシール装置では、曲面を有するブレードにおいて、上面及び下面の少なくとも一方と先端部との間に角張った縁を有さない。このため、光ファイバ母材が上方又は下方に移動する際、例えば、光ファイバ母材の長手方向で光ファイバ母材の径が変動する場合や、光ファイバ母材が傾斜する場合であっても、光ファイバ母材が当該曲面に接し得る。具体的には、ブレードの上面から先端部にかけて曲面が設けられる場合には、光ファイバ母材が下方に移動する場合に光ファイバ母材が当該曲面に接し得、ブレードの下面から先端部にかけて曲面が設けられる場合には、光ファイバ母材が上方に移動する場合に光ファイバ母材が当該曲面に接し得る。このため、ブレードの主面と端面との間の縁が角張っている場合、換言すると、ブレードが上面及び下面のそれぞれと先端部との間の縁がすべて角張っている場合と比べて、光ファイバ母材がブレードに引っかかることで、ブレードが開口の径方向に移動しないことを抑制し得る。したがって、光ファイバ母材の側面がブレードの端部に当接した状態で、光ファイバ母材を上方又は下方に移動させたい場合であっても、ブレードをより確実に開口の径方向に移動し得る。なお、上方とは、光ファイバ母材が光ファイバ線引炉から離れる方向であり、下方とは、光ファイバ母材が光ファイバ線引炉に近づく方向である。
【0009】
本発明の態様2は、前記曲面を有するブレードが、前記上面から前記先端部にかけて前記曲面を有することを特徴とする態様1のシール装置である。
【0010】
この場合、光ファイバ母材が下方に移動する場合において、当該曲面が光ファイバ母材に接し得、ブレードをより確実に開口の径方向に移動し得る。
(【0011】以降は省略されています)
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