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公開番号
2025082561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023195975
出願日
2023-11-17
発明の名称
洗浄部材の位置決め方法
出願人
AGC株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
C03C
23/00 20060101AFI20250522BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】ガラス板を洗浄する洗浄部材を高精度に位置決めできる洗浄部材の位置決め方法を提供する。
【解決手段】ガラス板Gを水平方向のパスラインPLに沿って搬送する複数の搬送ローラ11と、隣接する2つの搬送ローラ11間の少なくとも一か所において、パスラインPLと直交する経路幅方向PWに沿ってパスラインPLの上下の少なくとも一方に配置され、ガラス板Gに回転しながら接触して主面を洗浄するロールブラシ37と、を備える基板洗浄装置100におけるロールブラシ37の位置決め方法であって、ロールブラシ37の上下流に隣接する搬送ローラ11に、複数の位置決め用基板SGR,SGC,SGLを経路幅方向PWに配列させて架け渡し、ロールブラシ37を位置決め用基板SGR,SGC,SGLへ近接させつつ回転させ、複数の位置決め用基板SGR,SGC,SGLの動きを監視してロールブラシ37の高さを位置決めする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス板を水平方向の搬送経路に沿って搬送する複数の搬送ローラと、隣接する2つの搬送ローラ間の少なくとも一か所において、前記搬送経路と直交する経路幅方向に沿って前記搬送経路における上下の少なくとも一方に配置され、前記搬送ローラによって搬送される前記ガラス板に回転しながら接触して主面を洗浄する洗浄部材と、を備える基板洗浄装置における前記洗浄部材の位置決め方法であって、
前記洗浄部材における前記搬送経路の上下流に隣接する前記搬送ローラに、複数の位置決め用基板を前記経路幅方向に配列させて架け渡し、
前記洗浄部材を前記位置決め用基板へ近接させつつ、前記洗浄部材を回転させ、複数の前記位置決め用基板の動きを監視して前記洗浄部材の高さを位置決めする、
洗浄部材の位置決め方法。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記位置決め用基板としてガラス板を用いる、
請求項1に記載の洗浄部材の位置決め方法。
【請求項3】
ガラス板からなる前記位置決め基板の外周縁を保護部材によって覆う、
請求項2に記載の洗浄部材の位置決め方法。
【請求項4】
前記洗浄部材は、前記搬送経路の上下に設けられ、上下の前記洗浄部材において、一方の位置決め後に他方の位置決めを行う、
請求項1に記載の洗浄部材の位置決め方法。
【請求項5】
前記洗浄部材は、前記経路幅方向の回転軸を中心に回転するロールブラシである、
請求項1~4のいずれか一項に記載の洗浄部材の位置決め方法。
【請求項6】
前記洗浄部材は、前記経路幅方向に配列されたフレームに配列されて上下方向の回転軸を中心に回転する複数のディスクブラシである、
請求項1~4のいずれか一項に記載の洗浄部材の位置決め方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄部材の位置決め方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light-Emitting Diode)等のフラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)用に使用されるガラス板は、その表面が洗浄装置によって洗浄される。
【0003】
特許文献1には、ガラス板の洗浄装置として、搬送中のガラス板の表面に複数のディスクブラシからなる洗浄部材を接触させた状態で回転させ、ガラス板の表面に付着した付着物を除去することが記載されている。この洗浄装置では、調整手段によってガラス板の表面に対する洗浄部材の位置を微調整して接触状態を調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-30570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1のように、洗浄部材の高さを単に調整するだけでは、ガラス板のたわみなどの影響や洗浄部材の傾きにより、搬送経路と直交する幅方向にわたって接触状態が均等になるように位置決めすることが困難な場合があった。
【0006】
そこで本発明は、ガラス板を洗浄する洗浄部材を高精度に位置決めできる洗浄部材の位置決め方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は下記構成からなる。
ガラス板を水平方向の搬送経路に沿って搬送する複数の搬送ローラと、隣接する2つの搬送ローラ間の少なくとも一か所において、前記搬送経路と直交する経路幅方向に沿って前記搬送経路における上下の少なくとも一方に配置され、前記搬送ローラによって搬送される前記ガラス板に回転しながら接触して主面を洗浄する洗浄部材と、を備える基板洗浄装置における前記洗浄部材の位置決め方法であって、
前記洗浄部材における前記搬送経路の上下流に隣接する前記搬送ローラに、複数の位置決め用基板を前記経路幅方向に配列させて架け渡し、
前記洗浄部材を前記位置決め用基板へ近接させつつ、前記洗浄部材を回転させ、複数の前記位置決め用基板の動きを監視して前記洗浄部材の高さを位置決めする、
洗浄部材の位置決め方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ガラス板を洗浄する洗浄部材を高精度に位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る洗浄部材の位置決め方法が適応される基板洗浄装置の上側のブラシ機構部を省略した概略平面図である。
図2は、第1実施形態に係る洗浄部材の位置決め方法が適応される基板洗浄装置の概略側面図である。
図3は、ロールブラシの位置決め手順を説明する基板洗浄装置の上側のブラシ機構部を省略した概略平面図である。
図4は、下側のロールブラシの位置決め手順を説明する基板洗浄装置の概略側面図である。
図5は、上側のロールブラシの位置決め手順を説明する基板洗浄装置の概略側面図である。
図6は、第2実施形態に係る洗浄部材の位置決め方法が適応される基板洗浄装置の上側のブラシ機構部を省略した概略平面図である。
図7は、第2実施形態に係る洗浄部材の位置決め方法が適応される基板洗浄装置の概略側面図である。
図8は、ディスクブラシの位置決め手順を説明する基板洗浄装置の上側のブラシ機構部を省略した概略平面図である。
図9は、下側のディスクブラシの位置決め手順を説明する基板洗浄装置の概略側面図である。
図10は、上側のディスクブラシの位置決め手順を説明する基板洗浄装置の概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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