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公開番号
2024165209
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081148
出願日
2023-05-16
発明の名称
サクションバケット及びサクションバケットの貫入方法
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
主分類
E02D
23/08 20060101AFI20241121BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】従来工法で貫入が困難な地盤であっても、サクションバケットを効果的に貫入・沈設することが可能な、サンクションバケット及びサクションバケットの貫入方法を提供する。
【解決手段】上部構造物と接続される頂版部12と、該頂版部12から下方に向けて一体に延設される筒状の側壁部11と、を少なくとも有するサクションバケット10であって、前記側壁部11の上端部には、バイブロハンマ20によって挟持される被挟持部材13が設けられることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上部構造物と接続される頂版部と、該頂版部から下方に向けて一体に延設される筒状の側壁部と、を少なくとも有するサクションバケットであって、
前記側壁部の上端部には、バイブロハンマによって挟持される被挟持部材が設けられる
ことを特徴とするサクションバケット。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記被挟持部材は、前記側壁部の上端部に複数箇所設けられる
請求項1に記載のサクションバケット。
【請求項3】
前記バイブロハンマは水中で前記側壁部を加震することが可能である
請求項1又は2に記載のサクションバケット。
【請求項4】
上部構造物と接続される頂版部と、該頂版部から下方に向けて一体に延設される筒状の側壁部と、を少なくとも有するサクションバケットの貫入方法であって、
前記側壁部の上端部に、バイブロハンマによって挟持する被挟持部材を設ける被挟持部材設置ステップと、
前記被挟持部材に前記バイブロハンマを挟持させる挟持ステップと、
前記バイブロハンマによって前記側壁部を加震して該側壁部を水底地盤中に貫入させる加震貫入ステップと、を少なくとも有する
ことを特徴とするサクションバケットの貫入方法。
【請求項5】
前記サクションバケット内の海水を排水して前記側壁部を水底地盤中に貫入させる排水貫入ステップを有する
請求項4に記載のサクションバケットの貫入方法。
【請求項6】
前記加震貫入ステップと前記排水貫入ステップとを同時に並行して行う
請求項5に記載のサクションバケットの貫入方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洋上構造部の基礎として利用されるサクションバケット、及び、当該サクションバケットの貫入方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
洋上風力発電など、洋上構造物の基礎工法として、従来からサクション基礎工法が利用されている。当該サクション基礎工法では、洋上風車等の上部構造物と接続される頂版部と、当該頂版部から下方に向けて一体に延設された筒状の側壁部とを備えたサクションバケットが用いられる。
【0003】
そして、側壁部の先端を水底地盤中に貫入させた状態で、頂版部と側壁部と水底地盤とで画成された領域から海水を排出し、サクション荷重を作用させ、サクションバケットを所定の深度まで貫入させて沈設する(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-023838
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、サクションバケットの設置時に、想定よりも地盤の貫入抵抗が大きく、排水のみでサクションバケットを貫入することが困難になる場合がある。このような場合、一度、サクションバケットの内部に海水を注水して撤去し、当該サクションバケットの再貫入を試みるが、それでも貫入ができない場合は、サクションバケットの設置位置を変更する必要がある。
【0006】
例えば、サクションバケットを洋上風車の基礎に適応していた場合、設置位置を変更すると、発電量予測やケーブルルートの見直し、地元関係者との再協議等が必要になり、プロジェクトに与える影響は大きい。
【0007】
そこで本願発明は、上記した問題点等に鑑み、従来工法で貫入が困難な地盤であっても、サクションバケットを効果的に貫入・沈設することが可能な、サンクションバケット及びサクションバケットの貫入方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)に係る発明は、上部構造物と接続される頂版部と、該頂版部から下方に向けて一体に延設される筒状の側壁部と、を少なくとも有するサクションバケットであって、前記側壁部の上端部には、バイブロハンマによって挟持される被挟持部材が設けられることを特徴とするサクションバケットである。
【0009】
(2)に係る発明は、前記被挟持部材は、前記側壁部の上端部に複数箇所設けられる上記(1)に記載のサクションバケットである。
【0010】
(3)に係る発明は、前記バイブロハンマは水中で前記側壁部を加震することが可能である上記(1)又は(2)に記載のサクションバケットである。
(【0011】以降は省略されています)
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