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公開番号
2024163587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079337
出願日
2023-05-12
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20241115BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】封止シートに堆積したトナーを、より効率的に回収する。
【解決手段】画像形成装置1は、像担持体としての感光体ドラム20と、静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナーで顕像化する現像装置30と、現像ローラ32に現像バイアスを印加する現像バイアス電源36と、現像ローラ32を駆動する駆動源と、感光体ドラム20の表面を清掃する清掃部材70と、非画像形成時に清掃用の静電潜像パターンを感光体ドラム20の表面に形成し、現像バイアスが印加された現像ローラ32で静電潜像パターンを現像後、現像後に形成されたトナー像を清掃部材70で除去して回収する清掃動作を実施可能な制御部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の回転方向に回転可能であって、表面が帯電される像担持体と、
前記像担持体の表面を露光し、静電潜像を形成する露光装置と、
前記像担持体と対向する開口部を有し、内部にトナーを含む現像剤が収容される収容部と、前記開口部に回転可能に設けられ前記現像剤を担持する現像ローラと、前記開口部よりも前記像担持体の回転方向の上流側の位置から、前記像担持体に先端部が当接するように延伸されたシート状の封止シートと、を有する現像装置と、
前記現像ローラに所定の電圧である現像バイアスを印加する現像電源と、
前記像担持体と前記現像ローラとを回転させる駆動源と、
前記像担持体上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置と、
前記像担持体の表面を清掃する清掃部材と、
非画像形成時に、前記像担持体の前記回転方向に露光部と非露光部とが繰り返される清掃用の静電潜像パターンを前記像担持体の表面に形成し、前記静電潜像パターンが前記封止シートを通過するように前記像担持体を回転させ、前記現像バイアスが印加された前記現像ローラで前記静電潜像パターンを現像後、現像されたトナーを前記清掃部材で回収する清掃動作を実施可能な制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記清掃動作を実施する際、前記像担持体の帯電電位と前記現像バイアスとの電位差を画像形成時よりも小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記清掃動作を実施する際、前記像担持体または前記現像ローラの少なくとも一方を画像形成時の回転速度より速い回転速度で回転させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置において、
清掃用の前記静電潜像パターンは、前記露光部と前記非露光部とが前記回転方向に交互に形成され、前記露光部の前記回転方向の長さは、前記像担持体の長手方向には一定であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像形成装置において、
清掃用の前記静電潜像パターンは、前記露光部の前記回転方向の長さが、前記像担持体の長手方向に所定の周期で変化することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像形成装置において、
清掃用の前記静電潜像パターンは、前記露光部と前記非露光部が前記像担持体の長手方向に交互に形成されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1に記載の画像形成装置において、
清掃用の前記静電潜像パターンは、前記露光部と前記非露光部とが前記回転方向に交互に形成され、前記非露光部の前記回転方向の長さが、前記像担持体の長手方向には一定であるとともに前記像担持体の回転方向には変化することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項1に記載の画像形成装置において、
清掃用の前記静電潜像パターンは、前記露光部と前記非露光部とが前記回転方向に交互に形成され、前記露光部および前記非露光部の前記回転方向の長さが、前記像担持体の長手方向には一定であるとともに前記像担持体の回転方向には変化することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、画像形成枚数をカウントする画像形成枚数カウント手段を有し、
前記画像形成枚数カウント手段がカウントした画像形成枚数が所定値を超えた場合に、前記清掃動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像形成装置において、
温度および湿度を検出可能な環境センサと、
前記現像剤が前記収容部に収容されてから実施された画像形成枚数である現像剤現像枚数をカウントする現像剤カウンタとをさらに備え、
前記制御部は、環境センサの検出結果および前記現像剤カウンタがカウントした現像剤現像枚数に基づいて、前記清掃動作を実施するかどうかの判定と実施条件の決定を行うことを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置として、帯電装置によって帯電後、露光装置によって露光を行うことにより感光体ドラム上に静電潜像を形成した後、現像装置でトナーを含む現像剤により顕像化することによってトナー像を形成するものが知られている。現像装置では、現像槽から現像ローラへの現像剤の汲み上げと、現像ローラの回転による現像剤の搬送とが行われる。
【0003】
画像形成時には、現像ローラと感光体ドラムとの対向領域でトナーの飛散が発生しやすくなる。例えば特許文献1では、現像ローラの近傍で現像剤の飛散を防止するために、トナー受け部材を支持する支持部材の上端にフィルム状のシール部材を設け、シール部材の先端部を感光体ドラムの表面に接触させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-84797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現像装置においては、感光体ドラムと現像ローラとの間の電位差によって、トナーがシール部材に引き寄せられ、シール部材に付着したり堆積したりしやすい。堆積したトナーは、画像形成中に現像ローラ側に落下し、現像されて用紙上にトナー落ちとして現れ、印刷画質を低下させるおそれがある。
【0006】
前記特許文献1では、トナー受け部材を振動させてトナー受け面に堆積したトナーを供給搬送室に落下させるとともに、形成する静電潜像のパターンを変更してシール部材に付着したトナーを現像ローラ側に回収することが提案されている。しかしながら、シール部材に付着したトナーは凝集して塊状になることが多く、付着したトナーを現像ローラ側に回収してしまうと塊状のまま現像されて、トナー落ちとなって画像不良が発生するおそれがある。また、現像ローラから現像剤の供給搬送室に塊状のトナーが収容されると撹拌不良や帯電不良の要因となる。
【0007】
本開示は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、堆積したトナーを、より効率的に回収し、良好な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するための本開示の解決手段は、画像形成装置として、所定の回転方向に回転可能であって、表面が帯電される像担持体と、前記像担持体の表面を露光し、静電潜像を形成する露光装置と、前記像担持体と対向する開口部を有し、内部にトナーを含む現像剤が収容される収容部と、前記開口部に回転可能に設けられ前記現像剤を担持する現像ローラと、前記開口部よりも前記像担持体の回転方向の上流側の位置から、前記像担持体に先端部が当接するように延伸されたシート状の封止シートと、を有する現像装置と、前記現像ローラに所定の電圧である現像バイアスを印加する現像電源と、前記像担持体と前記現像ローラとを回転させる駆動源と、前記像担持体上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置と、前記像担持体の表面を清掃する清掃部材と、非画像形成時に、前記像担持体の前記回転方向に露光部と非露光部とが繰り返される清掃用の静電潜像パターンを前記像担持体の表面に形成し、前記静電潜像パターンが前記封止シートを通過するように前記像担持体を回転させ、前記現像バイアスが印加された前記現像ローラで前記静電潜像パターンを現像後、現像されたトナーを前記清掃部材で回収する清掃動作を実施可能な制御部と、を備えることを特徴としている。
【0009】
前記構成の画像形成装置において、前記制御部は、前記清掃動作を実施する際、前記像担持体の帯電電位と前記現像バイアスとの電位差を画像形成時よりも小さくすることが好ましい。
【0010】
また、前記構成の画像形成装置において、前記制御部は、前記清掃動作を実施する際、前記像担持体または前記現像ローラの少なくとも一方を画像形成時の回転速度より速い回転速度で回転させることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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