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公開番号
2024155362
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023070018
出願日
2023-04-21
発明の名称
電子機器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
17/02 20210101AFI20241024BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】
板金部材がアンテナの特性に与える影響を低減させつつ、板金部材の強度を確保することを可能にすること。
【解決手段】
電子機器は、第一の切り欠きが形成されている第一の板金と、前記第一の板金よりも強度が低く、前記第一の板金よりも熱伝導率が高い材料で作製されており、前記第一の切り欠きよりも小さい第二の切り欠きが形成されており、電子機器の厚み方向に沿って前記第一の板金と重なっている第二の板金と、前記電子機器の厚み方向において少なくとも一部が前記第一の板金と重なるように配置され、前記第一の切り欠きの内側に配置され、自身が備えるアンテナ領域が前記第二の切り欠きの内側に配置されるように配置され、前記電子機器の厚み方向において前記第二の板金と重ならないように配置されている無線装置と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第一の切り欠きが形成されている第一の板金と、
前記第一の板金よりも強度が低く、前記第一の板金よりも熱伝導率が高い材料で作製されており、前記第一の切り欠きよりも小さい第二の切り欠きが形成されており、電子機器の厚み方向に沿って前記第一の板金と重なっている第二の板金と、
前記電子機器の厚み方向において少なくとも一部が前記第一の板金と重なるように配置され、前記第一の切り欠きの内側に配置され、自身が備えるアンテナ領域が前記第二の切り欠きの内側に配置されるように配置され、前記電子機器の厚み方向において前記第二の板金と重ならないように配置されている無線装置と、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第二の板金と前記無線装置とに押圧された状態で挟み込まれている弾性部材を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子機器の外装を形成している外装部材を更に備え、
前記第一の板金は、前記電子機器の厚み方向において前記第二の板金よりも前記外装部材に近い位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記電子機器を構成する部品が組み付けられる構造部材を更に備え、
前記第一の板金は、前記第一の切り欠きの二つの開放端の少なくとも一方がいずれも前記構造部材に締結されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
第一の面と、前記第一の面の端部に接続されている第二の面とを有する外装部材を更に備え、
前記無線装置は、前記第一の面と前記第二の面とが接続されている部分から所定の距離以下の場所に配置されており、前記第一の面及び前記第二の面の両方に対して傾けて配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記電子機器の厚み方向と直交するスタンド回動軸を有するスタンドヒンジと、
前記スタンド回動軸の周りに回動可能な態様で前記スタンドヒンジにより支持されているスタンドと、
を更に備え、
前記外装部材は、一部が前記第二の面により形成されており、前記スタンドが閉じられた際に前記スタンドの少なくとも一部が収納され、前記スタンドが閉じられた際に前記第二の面と前記スタンドとが対向するスタンド収納部を備える、
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記電子機器の厚み方向と直交し、前記電子機器の端部に配置されている表示部回動軸の周りに回動可能な態様で支持されている表示部を更に備え、
前記外装部材は、一部が前記第二の面により形成されており、前記表示部が閉じられた際に前記表示部の少なくとも一部が収納され、前記表示部が閉じられた際に前記第二の面と前記表示部とが対向する表示部収納部を備える、
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
レンズ鏡筒と、
前記電子機器の厚み方向と直交し、前記レンズ鏡筒を挟んで前記電子機器の両端に配置されているスタンド回動軸を有するスタンドヒンジと、
前記スタンド回動軸の周りに回動可能な態様で前記スタンドヒンジにより支持されているスタンドと、
前記電子機器の厚み方向と直交し、前記電子機器の端部に配置されている表示部回動軸の周りに回動可能な態様で支持されている表示部と、
前記外装部材は、一部が前記第二の面により形成されており、前記スタンドが閉じられた際に、前記スタンドの少なくとも一部が収納され、前記第二の面と前記スタンドとが対向し、前記表示部の少なくとも一部が収納され、かつ、前記第二の面と前記表示部とが対向する、
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、デジタルカメラ等の電子機器には、無線通信モジュールを有しているものが知られている。無線通信モジュールには発熱量が多いものがあり、無線通信モジュールで発生した熱を効果的に放熱し、無線通信モジュール又はその近傍が熱くなることを低減することが好ましい場合がある。そこで、例えば、特許文献1に開示されている電子機器は、アンテナを支持する板金にアンテナを熱的に接続することにより、無線通信モジュールで発生した熱を放熱する。この放熱は、アンテナの近傍に配置されており、放熱に使用される板金部材により行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-46215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示されている電子機器は、無線通信の方式によっては、アンテナの近傍に配置されている板金部材がアンテナの特性に影響を与えてしまうことがある。また、この電子機器は、板金部材がアンテナの特性に与える影響を低減させるために、当該金属のうちアンテナに近い部分に切り欠き等を形成した場合、板金部材の強度を十分に確保することが困難になることがある。
【0005】
そこで、本発明は、板金部材がアンテナの特性に与える影響を低減させつつ、板金部材の強度を確保することを可能にすることができる電子機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の電子機器は、第一の切り欠きが形成されている第一の板金と、前記第一の板金よりも強度が低く、前記第一の板金よりも熱伝導率が高い材料で作製されており、前記第一の切り欠きよりも小さい第二の切り欠きが形成されており、電子機器の厚み方向に沿って前記第一の板金と重なっている第二の板金と、前記電子機器の厚み方向において少なくとも一部が前記第一の板金と重なるように配置され、前記第一の切り欠きの内側に配置され、自身が備えるアンテナ領域が前記第二の切り欠きの内側に配置されるように配置され、前記電子機器の厚み方向において前記第二の板金と重ならないように配置されている無線装置と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、板金部材がアンテナの特性に与える影響を低減させつつ、板金部材の強度を確保することを可能にすることができる電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るカメラの外観を示す斜視図である。
実施形態に係るカメラの背面を示す斜視図である。
実施形態に係るカメラの分解斜視図である。
実施形態に係る内部構造ユニットの分解斜視図である。
実施形態に係るヒートシンクユニットの分解斜視図である。
実施形態に係る無線通信基板の外観を示す図である。
実施形態に係る無線通信基板、背面ヒートシンク及びメインシャーシを無線通信基板の主面に垂直な方向から見た図である。
実施形態に係る内部構造ユニットの無線通信基板の周辺の拡大斜視図である。
実施形態に係るカメラの無線通信基板の周辺の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
図1から図9を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。また、以下の説明では、同一の部材について同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
【0010】
まず、図1を参照しながら実施形態に係る電子機器の一例であるカメラ1の構成について説明する。図1は、実施形態に係るカメラの外観を示す斜視図である。図1(A)は、カメラ1の前面斜視図である。図1(B)は、カメラ1の背面斜視図である。図1(C)は、カメラ1の底面図である。また、以下の説明では、図1(A)、図1(B)及び図1(C)に示したX軸、Y軸及びZ軸を使用する。X軸は、カメラ1の幅方向、すなわちカメラ1の左右方向に平行な軸である。Y軸は、カメラ1の高さ方向、すなわちカメラ1の上下方向に平行な軸である。Z軸は、カメラ1の厚み方向に平行な軸である。また、Z軸は、後述するレンズ鏡筒ユニット2の光軸方向にも平行な軸である。
(【0011】以降は省略されています)
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