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公開番号2024139789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023050689
出願日2023-03-28
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/12 20060101AFI20241003BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】運送時の振動等によって未使用の現像剤が漏れ出ることを防止しつつ、設置時の作業効率の低下を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本開示の一態様に係る画像形成装置は、現像装置と、現像装置に着脱可能な装着体と、を備え、現像装置は、排出口と、排出口を開閉するシャッター部材と、排出口とシャッター部材との間に設けられたシール部材と、を有し、シャッター部材は、排出口を開いた開位置と、排出口を閉じる第1閉位置と、第1閉位置よりもシャッター部材を排出口側へ押圧する押圧力が大きい第2閉位置と、に移動可能であり、装着体は、現像装置に装着された状態において、シャッター部材を第1閉位置から開位置に押圧可能である押圧部を有し、装着体は、押圧部にシャッター部材を押圧させることなく、シャッター部材が第2閉位置において現像装置に装着可能である。
【選択図】図11C
特許請求の範囲【請求項1】
感光体上に現像剤を供給する現像装置と、
前記現像装置に着脱可能な装着体と、を備え、
前記現像装置は、
現像剤を排出する排出口と、
前記排出口を開閉する方向に移動して前記排出口を開閉するシャッター部材と、
前記排出口と前記シャッター部材との間に設けられたシール部材と、を有し、
前記シャッター部材は、前記排出口を開いた開位置と、前記開位置よりも前記排出口を閉じる方向に位置し、かつ前記排出口を閉じる第1閉位置と、前記第1閉位置よりも前記排出口を閉じる方向に位置し、かつ前記排出口を閉じるとともに前記第1閉位置よりも前記シャッター部材を前記排出口側へ押圧する押圧力が大きい第2閉位置と、に移動可能であり、
前記装着体は、前記現像装置に装着された状態において、前記シャッター部材を前記第1閉位置から前記開位置に押圧可能である押圧部を有し、
前記装着体は、前記押圧部に前記シャッター部材を押圧させることなく、前記シャッター部材が前記第2閉位置において前記現像装置に装着可能である、画像形成装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記現像装置は、
前記シャッター部材を、前記排出口を閉じる方向に付勢する付勢部材を有し、
前記押圧部は、
前記装着体が前記現像装置に装着された状態において、前記付勢部材の付勢力に抗して前記シャッター部材が前記開位置に押圧される押圧位置と、前記シャッター部材を押圧せず、前記付勢部材の付勢力によって前記シャッター部材が前記第1閉位置に付勢される非押圧位置と、に切換可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記装着体は、前記押圧部を前記非押圧位置に切り換えることで、前記シャッター部材が前記第2閉位置において前記現像装置に装着可能である、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シャッター部材に設けられ、前記シャッター部材を移動させるための操作レバーを有し、
前記シャッター部材は、前記操作レバーを介して前記第1閉位置から前記第2閉位置へと移動可能である、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記現像装置は、
前記シャッター部材を、前記排出口を閉じる方向に付勢する付勢部材を有し、
前記付勢部材は、その付勢力によって、前記装着体が前記現像装置から取り外された場合に前記シャッター部材を前記開位置から前記第1閉位置にさせ、前記第1閉位置に保持する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記装着体は、廃トナーボックスである、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記シャッター部材を前記第1閉位置から前記第2閉位置へと移動させる際に係る力は、前記シャッター部材を前記開位置から前記第1閉位置へと移動させる際に係る力よりも大きい、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記シャッター部材を前記第2閉位置に固定するロック機構を有する、請求項1または2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置の輸送時において、予め現像剤が充填された現像ユニットから現像剤が漏れ出ることを防止することを目的として、現像装置のトナー供給口及び現像剤送出口のそれぞれにシール部材が貼り付けられた画像形成装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
また、画像形成ユニットと、画像形成ユニットに着脱可能な現像剤カートリッジと、現像剤カートリッジを開閉するための開閉部材と、を有し、画像形成ユニットに現像剤カートリッジが装着されたときに、開閉部材は、トナー供給口を開く位置、又は閉じる位置を取り、画像形成ユニットから現像剤カートリッジが取り外されたときに、トナー供給口を閉じる位置を取る画像形成装置が開示されている(例えば、特許文献2)。
【0004】
特許文献2に記載の画像形成装置では、画像形成ユニットに現像剤カートリッジが装着されたときに、開閉部材は、トナー供給口を閉じる位置を取ることで、画像形成装置の輸送時において、画像形成ユニットと現像剤カートリッジとの継ぎ目(トナー供給口)から現像剤が漏れることを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-210763号公報
特開2007-093737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、上記の画像形成装置の他に、例えば、現像装置の現像槽内に古い現像剤が滞留することを防止するために、一定以上の現像剤が溜まった場合に外部へ排出するトリクル排出口を有する現像装置を備えた画像形成装置が知られている。
【0007】
トリクル排出口を有する画像形成装置では、現像装置に着脱可能な装着体として、例えば、廃トナーボックスが挙げられる。現像装置に廃トナーボックスが装着されることで、トリクル排出口を介して現像槽内の古い現像剤を廃トナーボックスに収容可能としている。
【0008】
上記のトリクル排出口を有する画像形成装置では、運送時の振動によってトリクル排出口から未使用の現像剤が漏れ出ることを防止することを目的として、特許文献1に記載の画像形成装置のように、トリクル排出口をシール部材によって封止することが考えられる。
【0009】
また、上記のトリクル排出口を有する画像形成装置では、運送時の振動によってトリクル排出口から未使用の現像剤が漏れ出ることを防止することを目的として、特許文献2に記載の画像形成装置のように、トリクル排出口を開閉するシャッター部材を設け、廃トナーボックスが装着された状態において、シャッター部材がトリクル排出口を閉じるように構成することが考えられる。
【0010】
しかしながら、トリクル排出口をシール部材によって封止する構成では、画像形成装置の設置時において、サービスマンがシール部材を引き剥がす工程が必要となることから、作業負担及び作業時間が増えるため、作業効率が低下する場合があった。また、トリクル排出口をシャッター部材によって閉じる構成では、運送時の振動によって、シャッター部材が揺れ動くことでトリクル排出口とシャッター部材との間に隙間が生じ、当該隙間から未使用の現像剤が漏れ出る場合があった。
(【0011】以降は省略されています)

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