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公開番号
2024122367
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029878
出願日
2023-02-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20240902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】除湿ヒータを設置することなく、シートの吸湿による画像品質の低下を軽減する。
【解決手段】給紙カセット26にシートPをセットしたときの日時をセット日時として操作者が入力可能な操作表示パネル110と、操作表示パネル110に入力されたセット日時を記憶可能なメモリ93と、が設けられている。さらに、温湿度センサ61によって検知されたセット日時から印刷開始までの温湿度の推移に基づいて、給紙カセット26にセットされたシートPの含水分量を予測する計測・制御処理部92が設けられている。そして、計測・制御処理部92で予測した含水分量に基づいて、給紙カセット26にセットされたシートPに対する印刷条件が定められる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成部に向けて給送するシートが収納されるシート収納部と、
画像形成装置本体の内部の温湿度を検知する温湿度検知手段と、
前記シート収納部にシートをセットしたときの日時をセット日時として操作者が入力可能な入力部と、
前記入力部に入力された前記セット日時を記憶可能なメモリと、
前記温湿度検知手段によって検知された前記セット日時から印刷開始までの温湿度の推移に基づいて、前記シート収納部にセットされたシートの含水分量を予測する演算部と、
を備え、
前記演算部で予測した前記含水分量に基づいて、前記シート収納部にセットされたシートに対する印刷条件が定められることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記印刷条件は、印刷時に前記温湿度検知手段によって検知される温湿度に基づいて調整されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記入力部は、前記操作者によって前記シート収納部にセットしたシートの種類を入力可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記演算部で予測した前記含水分量と、前記入力部に入力されたシートの種類と、に基づいて前記印刷条件が定められることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記演算部は、前記温湿度の推移と、前記入力部に入力されたシートの種類と、に基づいて前記含水分量を予測することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記操作者によって前記シート収納部にセットしたシートの種類を前記入力部に入力できない場合に、前記印刷条件として予め定められた印刷条件が用いられることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記印刷条件は、前記画像形成部における作像条件、前記画像形成部でシート上に形成された画像を定着するときの定着条件、シートの搬送条件、のうち少なくとも1つの条件であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記温湿度検知手段は、前記シート収納部の近傍に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記シート収納部にシートがセットされたことを検知するシートセット検知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記シート収納部にセットされたシートが包装の開封がされてから所定時間を経過したものであるとき、前記演算部による前記含水分量の予測はおこなわずに、前記シート収納部にセットされたシートに対して予め定められた印刷条件にて印刷がおこなわれることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、印刷用のシート(用紙)の吸湿状態によって、シート上に印刷される画像の品質が低下してしまう不具合が広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献1には、シートの吸湿による画像品質の低下を軽減するために、用紙(シート)が収納される給紙カセット(シート収納部)の近傍に除湿ヒータを設置して、その除湿ヒータを画像形成装置の使用がされていないときにも稼働させる技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1の技術は、画像形成装置の使用がされていないときにも、常に除湿ヒータに電力を供給しなければならないため、画像形成装置としてのトータルの電気消費コストが高くなっていた。
また、除湿ヒータを設置するためのコストやスペースが余分にかかっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、除湿ヒータを設置することなく、シートの吸湿による画像品質の低下を軽減することができる、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における画像形成装置は、画像形成部に向けて給送するシートが収納されるシート収納部と、画像形成装置本体の内部の温湿度を検知する温湿度検知手段と、前記シート収納部にシートをセットしたときの日時をセット日時として操作者が入力可能な入力部と、前記入力部に入力された前記セット日時を記憶可能なメモリと、前記温湿度検知手段によって検知された前記セット日時から印刷開始までの温湿度の推移に基づいて、前記シート収納部にセットされたシートの含水分量を予測する演算部と、を備え、前記演算部で予測した前記含水分量に基づいて、前記シート収納部にセットされたシートに対する印刷条件が定められるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、除湿ヒータを設置することなく、シートの吸湿による画像品質の低下を軽減することができる、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
作像部の一部を拡大して示す構成図である。
中間転写ベルト装置を示す構成図である。
画像形成装置における制御系を示すブロック図である。
給紙カセットへのシートのセットに関する制御の一例を示すフローチャートである。
印刷時の印刷条件を定める制御の一例を示すフローチャートである。
図6の制御がおこなわれるときに参照される制御テーブルを示す表図である。
印刷時に用いられる制御テーブルの一例を示す表図である。
2次転写電流と2次転写率との関係を示すグラフである。
相対湿度とシートの含水分量との関係を示すグラフである。
変形例としての、給紙カセットへのシートのセットに関する制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1及び図2にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はその作像部の一部を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の中央には、中間転写ベルト装置15が設置されている。また、中間転写ベルト装置15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。これらは、給紙カセット26から給送されたシートPの表面に画像を形成する画像形成部として機能する。
(【0011】以降は省略されています)
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