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公開番号
2024076948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-06
出願番号
2023079227
出願日
2023-05-12
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20240530BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】潤滑剤粒子を含有させた現像剤を用いる場合に発生し得るトナー落ちを抑制する。
【解決手段】潜像担持体21と、トナーとキャリアとを含む現像剤中の該トナーを現像バイアスにより前記潜像担持体上の潜像に付着させて現像する現像装置26と、を備える画像形成装置1であって、前記現像剤は潤滑剤粒子を含んでおり、湿度を検出する湿度検出手段27と、画像濃度を検知する画像濃度検知手段50と、画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、目標現像バイアスにおける画像濃度が目標画像濃度よりも高いときには現像剤中のトナー濃度を低下させる画像濃度調整制御を実行する制御手段55とを有し、制御手段は、湿度検出手段の検出結果に基づいて、低湿環境時には該低湿環境よりも湿度の高い環境時と比較して目標現像バイアスを高く設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
潜像担持体と、
トナーとキャリアとを含む現像剤中の該トナーを現像バイアスにより前記潜像担持体上の潜像に付着させて現像する現像装置と、を備える画像形成装置であって、
前記現像剤は潤滑剤粒子を含んでおり、
湿度を検出する湿度検出手段と、
画像濃度を検知する画像濃度検知手段と、
前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、目標現像バイアスにおける画像濃度が目標画像濃度よりも高いときには前記現像剤中のトナー濃度を低下させる画像濃度調整制御を実行する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記湿度検出手段の検出結果に基づいて、低湿環境時には該低湿環境よりも湿度の高い環境時と比較して目標現像バイアスを高く設定することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記潤滑剤粒子はステアリン酸亜鉛を含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記湿度検出手段は、絶対湿度を検出することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記現像装置は、現像剤担持体と前記潜像担持体とが対向する現像領域に対して前記潜像担持体の回転方向上流側で該潜像担持体の表面に接する入口シールと、該入口シールの基端を保持する入口シールホルダとを有し、
前記潜像担持体の回転軸方向から見た場合、前記入口シールの先端位置を「P」とし、入口シールホルダの任意の地点を「Q」とし、前記現像剤担持体の表面上の任意の地点を「R」とし、前記潜像担持体の表面上の任意の地点を「S」とし、RQ間の距離とSQ間の距離との和が最小になるときの入口シールホルダの地点を「Q'」とし、前記地点Q'と前記現像領域の潜像担持体回転方向中央位置Oとを結ぶ軸に沿って該中央位置Oを原点とした「Y軸」と定義したとき、前記入口シールの先端位置PのY軸座標よりも前記入口シールホルダの地点Q'のY軸座標の方が前記原点に近いことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記現像装置は、現像剤担持体と前記潜像担持体とが対向する現像領域に対して前記潜像担持体の回転方向上流側で該潜像担持体の表面に接する入口シールを有し、
前記入口シールには、前記現像剤担持体と略同電位が付与されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置において、
前記入口シールの両面のうちの前記現像剤担持体側の表面は導電体であり、
前記現像剤担持体と前記入口シールの前記導電体とが短絡されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記キャリアのコート樹脂に硫酸バリウムが含有されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記現像装置は、現像剤の通過を阻止しつつ空気の通過を許容するフィルタを備えた空気排気部を有し、
前記フィルタは、現像装置外側の単位体積当たりの重量密度が現像装置内側の単位体積当たりの重量密度よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、潜像担持体と、トナーのキャリアとを含む現像剤中の該トナーを現像バイアスにより前記潜像担持体上の潜像に付着させて現像する現像装置と、を備える画像形成装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、温湿度変化による画像濃度変化を抑制するために、画像形成装置内の温湿度を検出した結果に基づいて現像バイアスや現像剤中のトナー濃度を制御する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、常温常湿時のトナー濃度レベルおよび現像バイアスを基準値としたとき、絶対湿度が高い高湿環境では基準値より低いトナー濃度で安定化するように制御し、絶対湿度の低い低湿環境ではトナー濃度は基準値と同じとしたまま現像バイアスを大きくするように制御する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の画像形成装置では、潤滑剤粒子を含有させた現像剤を用いる場合、湿度変化に応じた画像濃度変化を抑制することはできても、潤滑剤粒子を含有させた現像剤を用いる場合に発生し得るトナー落ちに起因した画像汚れの発生を抑制することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、潜像担持体と、トナーとキャリアとを含む現像剤中の該トナーを現像バイアスにより前記潜像担持体上の潜像に付着させて現像する現像装置と、を備える画像形成装置であって、前記現像剤は潤滑剤粒子を含んでおり、湿度を検出する湿度検出手段と、画像濃度を検知する画像濃度検知手段と、前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、目標現像バイアスにおける画像濃度が目標画像濃度よりも高いときには前記現像剤中のトナー濃度を低下させる画像濃度調整制御を実行する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記湿度検出手段の検出結果に基づいて、低湿環境時には該低湿環境よりも湿度の高い環境時と比較して目標現像バイアスを高く設定することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、潤滑剤粒子を含有させた現像剤を用いる場合に発生し得るトナー落ちが抑制され、トナー落ちによる画像汚れの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態における画像形成装置を示す概略構成図。
同画像形成装置に備わっているプロセスカートリッジの構成を示す説明図。
トナー濃度センサの出力値(透磁率)とトナー濃度との関係を示すグラフ。
トナー補給制御の一例を示すフローチャート。
現像装置内にセットされる初期状態の磁性キャリアを部分的に示す拡大断面図。
入口シール上に堆積したトナーの凝集体を示す説明図。
(a)は入口シール上にトナーの凝集体が付着する様子を示す説明図。(b)はトナーの凝集体が塊の状態で入口シールから脱落する様子を示す説明図。
現像γの算出概念を示す説明図。
高湿環境時と低湿環境時における現像γの違いを示すグラフ。
制御例1におけるトナー濃度低下制御を含む現像γ制御を示すフローチャート。
制御例2におけるトナー濃度低下制御を含む現像γ制御を示すフローチャート。
目標トナー付着量に対応する現像バイアスVbから現像バイアスを変更したときのトナー付着量の変化を示す説明図。
実施形態における現像領域近傍を示す拡大図。
現像装置単体時の入口シールの姿勢を示す説明図。
実施形態におけるフィルタを説明するための現像装置の部分拡大図。
変形例における入口シールの構成を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る画像形成装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、潜像担持体である複数の感光体ドラムが像担持体としての中間転写体である中間転写ベルトに対向するように並設されたタンデム型のカラー画像形成装置を例に挙げて説明するが、1ドラム型の画像形成装置であってもよいし、モノクロ画像形成装置であってもよいし、他の形式の画像形成装置であってもよい。
【0009】
図1は、本実施形態における画像形成装置を示す概略構成図である。
本実施形態の画像形成装置1は、原稿を搬送する原稿搬送部2と、原稿の画像情報を読み込む原稿読込部3と、入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)4とを備えている。また、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ20Y,20M,20C,20BKで形成された複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト40も備えている。
【0010】
また、本実施形態の画像形成装置1は、記録材としての用紙等のシートPが収納される給紙装置61、中間転写ベルト40上に形成されたトナー像をシートPに転写する二次転写ローラ65、シートP上の未定着画像を定着する定着装置66も備えている。また、複数のプロセスカートリッジ20Y,20M,20C,20BKに対応した各現像装置26に各色のトナーを補給するためのトナー容器70、クリーニング装置23(図2参照)や中間転写ベルトクリーニング装置81で回収された未転写トナーが廃トナーとして回収される廃トナー回収容器80も備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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