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公開番号
2024175283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023092946
出願日
2023-06-06
発明の名称
シート積載装置、給送装置、及び、画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
1/04 20060101AFI20241211BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】装置が大型化することなく、積載されたシートを効率的に除湿する。
【解決手段】複数枚のシートPを積載可能な給送カセット40(シート積載装置)であって、上下方向に延びるように形成されるとともに、シートPのサイズに合わせて移動可能に構成されて、シートPの位置を規制するサイドフェンス46(シート規制部材)が設けられている。また、除湿ヒータ70(熱気発生手段)によって発生させた熱気を吸引する吸引ファン60が設けられている。そして、サイドフェンス46は、吸引ファン60によって吸引されて排出された熱気を、下方から上方に導くダクト46aが内部に形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数枚のシートを積載可能なシート積載装置であって、
上下方向に延びるように形成されるとともに、前記シートのサイズに合わせて移動可能に構成されて、前記シートの位置を規制するシート規制部材と、
熱気発生手段によって発生させた熱気を吸引する吸引ファンと、
を備え、
前記シート規制部材は、前記吸引ファンによって吸引されて排出された前記熱気を、下方から上方に導くダクトが内部に形成されたことを特徴とするシート積載装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ダクトは、前記シート規制部材の底部に相当する位置に下部開口が形成されて、前記シート規制部材の天井部に相当する位置に上部開口が形成されて、前記熱気が前記下部開口から流入されて前記上部開口から流出するように形成され、
前記吸引ファンは、前記下部開口に対向するように前記シート規制部材の前記底部に設置されたことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項3】
前記シートが載置面上に載置されるとともに、前記載置面上における前記シート規制部材の移動を案内する溝部が形成された載置部を備え、
前記吸引ファンは、前記載置部の前記溝部を介して前記シート規制部材の前記底部に設置されたことを特徴とする請求項2に記載のシート積載装置。
【請求項4】
前記熱気発生手段は、除湿ヒータであって、
前記シート規制部材は、前記シートの幅方向の位置を規制する一対のサイドフェンスであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
【請求項5】
前記シート積載装置に積載された前記シートは、所定の給送方向に給送され、
前記ダクトは、前記サイドフェンスにおいて前記給送方向の上流側又は下流側に形成されたことを特徴とする請求項4に記載のシート積載装置。
【請求項6】
前記シート規制部材は、
前記シート規制部材を手動で移動させるための操作部と、
前記ダクトを通過する前記熱気の熱の前記操作部への伝熱を低減する伝熱低減手段と、
を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
【請求項7】
複数枚のシートを積載可能な上段シート積載装置が上方に設置され、
前記上段シート積載装置は、上下方向に延びるように形成されるとともに、前記シートのサイズに合わせて移動可能に構成されて、前記シートの位置を規制する上段シート規制部材を備え、
前記上段シート規制部材は、下方から上方に連通する上段ダクトが内部に形成され、
前記シート規制部材は、前記ダクトに連通して、前記ダクトから排出された前記熱気を前記上段ダクトに導く延長ダクトを具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
【請求項8】
前記延長ダクトは、前記上段ダクトに前記熱気を送出可能な延長状態と、前記シート規制部材の内部に収納された収納状態と、を切替可能に構成されたことを特徴とする請求項7に記載のシート積載装置。
【請求項9】
前記延長ダクトは、前記上段シート積載装置の引出し動作を妨げない長さに設定されたことを特徴とする請求項7に記載のシート積載装置。
【請求項10】
前記熱気発生手段は、当該シート積載装置の下方であって、当該シート積載装置の引出し動作に連動して引出されない位置に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、用紙などのシートを積載するシート積載装置と、それを備えた給送装置と、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタや印刷機等の画像形成装置に設置されるシート積載装置(給紙カセット)において、積載されたシートの吸湿を軽減するために、熱気発生手段(除湿ヒータ)が設置されたものが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
詳しくは、特許文献1における給紙装置(給送装置)は、用紙積載トレイ(シート積載装置)に積載された複数枚のシートに対して、下方のシートから上方のシートにかけて充分に除湿することを目的としたものである。特許文献1における給紙装置は、装置の枠体に、複数枚の用紙を積載可能な用紙積載トレイ(シート積載装置)が引出し可能に設置されている。給紙装置の枠体には、その下部に除湿ヒータが設置されていて、その除湿ヒータで暖められた空気(熱気)を用紙積載トレイの下方から側方を通って上方に抜けさせるような空気流路が形成されて、さらに空気流路において熱気を流動させるためのファンが設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、シート積載装置の外部に除電ヒータや空気流路やファンを設けているため、装置が大型化してしまうとともに、シート積載装置に積載されたシートを全体的に効率的に除湿することができなかった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置が大型化することなく、積載されたシートを効率的に除湿することができる、シート積載装置、給送装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明におけるシート積載装置は、複数枚のシートを積載可能なシート積載装置であって、上下方向に延びるように形成されるとともに、前記シートのサイズに合わせて移動可能に構成されて、前記シートの位置を規制するシート規制部材と、熱気発生手段によって発生させた熱気を吸引する吸引ファンと、を備え、前記シート規制部材は、前記吸引ファンによって吸引されて排出された前記熱気を、下方から上方に導くダクトが内部に形成されたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装置が大型化することなく、積載されたシートを効率的に除湿することができる、シート積載装置、給送装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
給送装置を示す概略構成図である。
(A)給送装置を示す斜視図と、(B)給送カセット(シート積載装置)を示す斜視図と、(C)給送装置本体を示す斜視図と、である。
給送装置を示す、(A)側方断面図と、(B)正面断面図と、である。
給送カセットを示す、(A)上面図と、(B)下面図と、である。
サイドフェンスへの吸引ファンの取付手順を示す図である。
比較例としての、給送カセットを示す図である。
変形例1としての、給送カセットを示す上面図である。
変形例2としての、給送装置を示す断面図である。
変形例3としての、2段の給送装置を示す断面図である。
変形例4としての、給送装置を示す断面図である。
変形例5としての、給送カセットを示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートPに転写する転写部(画像形成部)、を示す。
また、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(自動原稿搬送装置)、12、13は給送カセット40内に収容されたシートPを給送する給送装置、16はユーザーが手差しでセットしたシートPを給送する手差し給送装置、を示す。
また、17は転写部7に向けてシートPを搬送するレジストローラ対(搬送ローラ対)、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排紙されたシートPが積載される排紙トレイ、を示す。
また、40、40´は各給送装置12、13に設置されたシート積載装置としての給送カセット、52は各給送装置12、13、16に設置された給送機構、を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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