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公開番号2024124791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032699
出願日2023-03-03
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/55 20210101AFI20240906BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】大型化を抑制しつつ、記録媒体を効率的に冷却する。
【解決手段】光軸方向に対して略垂直な撮像素子基板102と略平行に、光軸方向の-Z側に制御回路基板13が配置される。制御回路基板13には、記録メディア80を収納可能なメディアスロット202が実装される。第1の空冷ダクト12は、撮像素子基板102よりも光軸方向の後ろ側で且つ制御回路基板13およびメディアスロット202よりも光軸方向の前側に配置される。第1の空冷ダクト12は、制御回路基板13に対して熱的に接続される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
光軸方向に対して略垂直な第1の基板と、
前記第1の基板と略平行に、前記光軸方向の一方側に配置された第2の基板と、
前記第2の基板に実装され、記録媒体を収納可能な収納部と、
前記第1の基板よりも前記光軸方向の前記一方側で且つ前記第2の基板および前記収納部よりも前記光軸方向の他方側に配置された第1の空冷ダクトと、
前記第1の空冷ダクト内に気流を生じさせるファンと、を有し、
前記第1の空冷ダクトは、前記記録媒体、前記収納部または前記第2の基板の少なくともいずれかに対して熱的に接続されることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記収納部は、前記第2の基板における、前記光軸方向の前記一方側に実装されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の基板には撮像素子が実装され、
前記撮像素子は、前記第1の空冷ダクトに対して熱的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第2の基板よりも前記光軸方向の前記他方側に配置された第2の空冷ダクトを有し、
前記第2の空冷ダクトは、前記第2の基板における主熱源に対して熱的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の空冷ダクトと前記第2の空冷ダクトとを連結する連結部を有することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像装置は、使用時に把持される把持部を有し、
前記光軸方向から見て前記把持部と投影上重なる領域にバッテリが収納され、
前記光軸方向において、前記第1の空冷ダクトは前記バッテリと前記第2の基板との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1の基板には撮像素子が実装され、
前記撮像素子および前記第1の基板を含むユニットを前記光軸方向に垂直な方向に移動させる駆動機構を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記光軸方向からみて前記収納部の少なくとも一部と重なるバッテリを有し、
前記第1の空冷ダクトは、前記光軸方向からみて前記バッテリとは重ならず、且つ前記収納部と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第1の空冷ダクトは、前記光軸方向からみて前記収納部と重なる位置から吸気することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1の空冷ダクトは、前記光軸方向において前記第2の基板に隣接し前記第2の基板と略平行な第1の壁と、前記光軸方向において前記第1の壁よりも前記第2の基板から離れた位置に設けられ且つ前記第2の基板と略平行な第2の壁と、を含み、
変形可能な伝熱部材が、前記第1の壁と前記第2の基板とを貫通し、且つ、前記記録媒体および前記第2の壁の両方に当接することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置においては、記録映像の高解像度化や高フレームレート化等に伴い、信号処理負荷と消費電力が大きくなり、撮像部や記録媒体(記録メディア)などの信号処理部の発熱量が多くなってきている。
【0003】
撮像装置内の電子部品の性能は高温下では低下するため、装置内部に冷却構造を備える必要がある。撮像装置の内部を強制空冷する放熱構造が特許文献1に開示されている。特許文献1の撮像装置は、強制空冷流路を内蔵し、装置背面の吸気口から供給される外気を強制空冷流路に通して熱交換した後に、装置側面の排気口から排気して、装置内部の主たる熱源を冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-77037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、記録媒体の冷却を考慮していない。仮に、記録媒体を冷却する構造を新たに追加すると装置が大型化してしまう。今後の高画質化による書き込みビットレートの増加に伴い、記録媒体での発熱量のさらなる増加が予測されるため、記録媒体を効率よく冷却することが必要となる。
【0006】
本発明は、大型化を抑制しつつ、記録媒体を効率的に冷却することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の撮像装置は、光軸方向に対して略垂直な第1の基板と、前記第1の基板と略平行に、前記光軸方向の一方側に配置された第2の基板と、前記第2の基板に実装され、記録媒体を収納可能な収納部と、前記第1の基板よりも前記光軸方向の前記一方側で且つ前記第2の基板および前記収納部よりも前記光軸方向の他方側に配置された第1の空冷ダクトと、前記第1の空冷ダクト内に気流を生じさせるファンと、を有し、前記第1の空冷ダクトは、前記記録媒体、前記収納部または前記第2の基板の少なくともいずれかに対して熱的に接続されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、大型化を抑制しつつ、記録媒体を効率的に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像装置の斜視図である。
撮像装置の内部の構成要素の後方斜視図、前方斜視図である。
撮像装置の内部の構成要素の後方分解斜視図、前方分解斜視図である。
撮像ユニットの後方斜視図、前方斜視図である。
撮像装置の放熱構造を示す後方斜視図、前方斜視図である。
撮像装置の放熱構造を示す後方分解斜視図、前方分解斜視図である。
撮像装置の底面図、背面図である。
図7(a)のA-A線に沿う断面図である。
図7(b)のB-B線に沿う断面図である。
図7(b)のC-C線に沿う断面図である。
撮像装置の内部の構成要素の後方分解斜視図である。
撮像装置の内部構成を示す正面図である。
撮像装置の外観斜視図である。
撮像装置の内部構成を示す前方斜視図である。
撮像装置の内部構成を示す正面図である。
図12のD-D線に沿う断面図である。
記録メディアの放熱構造の主要部の後方斜視図、前方斜視図である。
記録メディアの放熱構造の主要部の後方分解斜視図、前方分解斜視図である。
弾性伝熱部材の斜視図である。
制御回路基板と弾性伝熱部材との位置関係を示す後方斜視図、前方斜視図である。
図17(a)のE-E線に沿う断面図である。
第1の空冷ダクトの流路を示す斜視図である。
弾性伝熱部材周辺の拡大図である。
第2の弾性伝熱部材の斜視図である。
制御回路基板の斜視図である。
第2の弾性伝熱部材周辺の拡大図である。
撮像装置の底面側の斜視図である。
制御回路基板と各空冷ダクトの斜視図である。
制御回路基板周辺の後方斜視図、前方斜視図である。
制御回路基板を背面側から見たXY平面図である。
記録メディアが挿入されたメディアスロットを後方、前方から見たXY平面図である。
制御回路基板、メディアスロットおよび空気流路に関わる構成の前方分解斜視図である。
メディアスロットが2つ配置された制御回路基板の前方分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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