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公開番号2024153281
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023067073
出願日2023-04-17
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 25/61 20230101AFI20241022BHJP(電気通信技術)
要約【課題】補正値生成のために応答性が悪化する撮影条件下において、応答性の悪化を回避してシェーディング補正を行う撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、それぞれが光電変換素子を含み行列状に配置された複数の画素と、それぞれが複数の画素列ごとに設けられた複数の列回路とを備える撮像素子と、複数の列回路ごとの第一補正値を記憶する記憶部と、複数の画素から読み出された信号を用いて複数の列回路ごとの第二補正値を生成する生成部と、第一補正値と第二補正値の一方を選択する選択部と、選択部により選択された補正値を用いて画像を補正する補正部とを有し、選択部は、生成部が第二補正値を生成する際の撮影条件に応じて、第一補正値と第二補正値の一方を選択する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれが光電変換素子を含み行列状に配置された複数の画素と、それぞれが複数の画素列ごとに設けられた複数の列回路とを備える撮像素子と、
前記複数の列回路ごとの第一補正値を記憶する記憶部と、
前記複数の画素から読み出された信号を用いて前記複数の列回路ごとの第二補正値を生成する生成部と、
前記第一補正値と前記第二補正値の一方を選択する選択部と、
前記選択部により選択された補正値を用いて画像を補正する補正部とを有し、
前記選択部は、前記生成部が前記第二補正値を生成する際の撮影条件に応じて、前記第一補正値と前記第二補正値の一方を選択することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記選択部は、前記生成部が前記第二補正値を生成する時間に応じて、前記第一補正値と前記第二補正値の一方を選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記選択部は、前記生成部が前記第二補正値を生成する時間が所定時間より短い場合、前記第二補正値を選択し、前記時間が前記所定時間より長い場合、前記第一補正値を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記選択部は、前記撮像素子の駆動モードに応じて、前記第一補正値と前記第二補正値の一方を選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
撮影条件を変更する制御部を更に有し、
前記制御部は、前記補正部が前記第二補正値を用いる場合に、撮影モードに応じて、前記第二補正値が生成される間において動画像が読み出される際の撮影条件を切り替えずに前記第二補正値を生成するための補正データが読み出される際の撮影条件を切り替える第一制御、又は前記第二補正値が生成される間において前記動画像が読み出される際の撮影条件と前記補正データが読み出される際の撮影条件を切り替える第二制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記撮影モードがオートモードである場合、前記第一制御を行い、前記撮影モードがマニュアルモードである場合、前記第二制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記補正部は、前記撮像素子に含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記選択部は、前記撮像素子に含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
CMOSセンサー等の撮像素子では、列ごとの読み出し回路の、メモリの不均一性又はメモリから出力線を介して信号が出力されるまでの距離に応じて水平方向のシェーディングが存在する。シェーディングは、撮像素子や、撮像素子の駆動条件や駆動モードごとに異なるため、撮像素子及び駆動条件と駆動モードの組み合わせごとに補正をする必要がある。
【0003】
特許文献1には、駆動条件や駆動モードの切り替えが発生した場合に撮像素子から読み出された信号に基づいて補正値を生成し、該補正値を用いて画像を補正することでシェーディングを抑制する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-097384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の撮像装置では、補正値生成が複数フレームにまたがる場合がある。このとき、補正値生成が完了するまで、駆動条件や駆動モードを切り替えずに撮像するため、切り替え指示を受けてから駆動条件や駆動モードが切り替わるまでにタイムラグが発生する。すなわち、撮像装置の応答性が悪化するため、ユーザーが撮影時の決定的瞬間を逃してしまう等の問題が発生する可能性がある。
【0006】
本発明は、補正値生成のために応答性が悪化する撮影条件下において、応答性の悪化を回避してシェーディング補正を行う撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての撮像装置は、それぞれが光電変換素子を含み行列状に配置された複数の画素と、それぞれが複数の画素列ごとに設けられた複数の列回路とを備える撮像素子と、複数の列回路ごとの第一補正値を記憶する記憶部と、複数の画素から読み出された信号を用いて複数の列回路ごとの第二補正値を生成する生成部と、第一補正値と第二補正値の一方を選択する選択部と、選択部により選択された補正値を用いて画像を補正する補正部とを有し、選択部は、生成部が第二補正値を生成する際の撮影条件に応じて、第一補正値と第二補正値の一方を選択することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、補正値生成のために応答性が悪化する撮影条件下において、応答性の悪化を回避してシェーディング補正を行う撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係わる撮像装置の構成を示す図。
第1の実施形態の撮像素子の構成を示す図である。
第1の実施形態の画素の回路構成を示す図である。
第1の実施形態のAD変換器の構成を示す図である。
第1の実施形態の画素領域の構成を示す図である。
第1の実施形態の垂直走査回路の構成を示す図である。
第1の実施形態の撮像素子の動作を示すタイミングチャートである。
第1の実施形態の補正回路の構成を示す図である。
第1の実施形態の補正回路の補正値生成の動作を示す概念図である。
第1の実施形の補正回路の補正値生成の動作を示す概念図である。
第1の実施形態の撮像装置の撮影動作を示すフローチャートである。
第1の実施形態におけるデータテーブルを示す図である。
第1の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第1の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第1の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第1の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第1の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第1の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第2の実施形態の撮像装置の撮影動作を示すフローチャートである。
第2の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第2の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
第2の実施形態の撮像装置の各構成要素の状態や動作を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1000の構成を示すブロック図である。撮像装置1000は、例えば、デジタルカメラであり、静止画像撮影機能及び動画像撮影機能を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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