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公開番号
2024154095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067721
出願日
2023-04-18
発明の名称
情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20241023BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想世界においてパーソナルスペースへの侵入を抑制することのできる技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、第1のユーザが見る3次元空間に表示する第2のユーザのパーソナルスペースに関する情報を取得する第1取得手段と、前記3次元空間における前記第1のユーザから前記第2のユーザの表示位置までの距離に関する情報を取得する第2取得手段と、前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて、前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らないように、前記表示位置に前記第2のユーザを表示するか否かを決定する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のユーザが見る3次元空間に表示する第2のユーザのパーソナルスペースに関する情報を取得する第1取得手段と、
前記3次元空間における前記第1のユーザから前記第2のユーザの表示位置までの距離に関する情報を取得する第2取得手段と、
前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて、前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らないように、前記表示位置に前記第2のユーザを表示するか否かを決定する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記表示位置は、ユーザによって指定された位置である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らないと判定される場合には、前記表示位置である第1の表示位置に前記第2のユーザを表示するように制御し、
前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入ると判定される場合には、前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らない第2の表示位置に前記第2のユーザを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入ると判定される場合に、前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入ることの可否を前記第2のユーザに問い合わせるように制御し、
前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入ることを前記第2のユーザが許可した場合には、前記第1の表示位置に前記第2のユーザを表示するように制御し、
前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入ることを前記第2のユーザが許可しなかった場合には、前記第2の表示位置に前記第2のユーザを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入ると判定される場合に、前記表示位置から離れることを前記第1のユーザに促す通知を行うように制御し、
前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らないと判定される場合に、前記表示位置に前記第2のユーザを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、さらに、前記3次元空間に前記パーソナルスペースを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1のユーザのパーソナルスペースに関する情報を外部に出力する出力手段と、
前記第1のユーザからの指示に応じて前記第1のユーザの前記パーソナルスペースを更新する更新手段と
をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2のユーザの情報処理装置は、前記第2のユーザが見る3次元空間に前記第1のユーザを表示するように制御し、
前記第1のユーザが得る、表示された前記第2のユーザまでの距離感と、前記第2のユーザが得る、表示された前記第1のユーザまでの距離感とが互いに異なる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
第1のユーザが見る3次元空間に表示する第2のユーザのパーソナルスペースに関する情報を取得するステップと、
前記3次元空間における前記第1のユーザから前記第2のユーザの表示位置までの距離に関する情報を取得するステップと、
前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて、前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らないように、前記表示位置に前記第2のユーザを表示するか否かを決定するステップと
を有することを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、特に複合現実感の画像表示に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
現実世界と仮想世界をリアルタイムかつシームレスに融合させる技術として、複合現実感、いわゆるMR(Mixed Reality)技術が知られている。MR技術は、ビデオシースルー方式のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で使用されることがある。ビデオシースルー方式のHMDでは、例えば、現実空間のうち、当該HMDを装着したユーザの視界に対応する範囲が、ビデオカメラによって撮像される。そして、ビデオカメラによって得られた現実空間の画像(映像)にCG(Computer Graphic)が合成され、合成画像(現実空間の画像にCGを合成することによって得られた画像)がHMDの内部の表示パネルに表示される。ユーザは、表示パネルに表示された合成画像を見ることで、CGによって表された仮想オブジェクトが現実空間に存在しているような感覚を得ることができる。
【0003】
特許文献1には、仮想空間内でのアバター間の距離に応じてアバターの表示態様を変更する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-144864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現実世界において複数の人物がコミュニケーションをとる場合に、当該複数の人物の間に各人物が不快に感じない距離をおくことが重要である。人物が他の人物に侵入されると不快に感じる範囲(領域)は、パーソナルスペースと呼ばれる。仮想世界(現実世界と仮想世界を融合した複合現実世界を含む)において複数の人物がコミュニケーションをとる場合にも、現実世界と同様に、パーソナルスペースへの侵入(パーソナルスペースの侵害)が生じないことが重要であると考えられる。特に、技術の進歩によって仮想世界のリアリティが高まると、パーソナルスペースへの侵入が生じないことの重要性も高まる。
【0006】
しかしながら、従来技術(例えば、特許文献1に開示の技術)では、仮想世界においてパーソナルスペースへの侵入を抑制することはできない。特許文献1に開示の技術では、アバターの表示態様の変更に起因してコミュニケーションのリアリティが低下するため、コミュニケーションに違和感が生まれる虞がある。
【0007】
本発明は、仮想世界においてパーソナルスペースへの侵入を抑制することのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、第1のユーザが見る3次元空間に表示する第2のユーザのパーソナルスペースに関する情報を取得する第1取得手段と、前記3次元空間における前記第1のユーザから前記第2のユーザの表示位置までの距離に関する情報を取得する第2取得手段と、前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて、前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らないように、前記表示位置に前記第2のユーザを表示するか否かを決定する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第2の態様は、第1のユーザが見る3次元空間に表示する第2のユーザのパーソナルスペースに関する情報を取得するステップと、前記3次元空間における前記第1のユーザから前記第2のユーザの表示位置までの距離に関する情報を取得するステップと、前記パーソナルスペースと前記距離とに基づいて、前記第1のユーザが前記パーソナルスペースに入らないように、前記表示位置に前記第2のユーザを表示するか否かを決定するステップとを有することを特徴とする情報処理方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、コンピュータを上記情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。本発明の第4の態様は、コンピュータを上記情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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