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公開番号
2025099501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216197
出願日
2023-12-21
発明の名称
画像処理装置および画像処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】被写体の触感を再現するための情報が関連付けられた画像データを適切に取り扱うことが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【解決手段】触力覚を提示するために用いるハプティクスデータが関連付けられた画像データに画像処理を適用する画像処理装置である。画像処理装置は、画像データに対して画像処理が適用された場合、画像データのうち画像処理が適用された領域の画像データに関連付けられているハプティクスデータを、画像処理が適用された後の領域の画像データが表す画像に対応した触力覚を提示するように変更する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
触力覚を提示するために用いるハプティクスデータが関連付けられた画像データに画像処理を適用する画像処理装置であって、
前記画像データに対して画像処理が適用された場合、前記画像データのうち前記画像処理が適用された領域の画像データに関連付けられているハプティクスデータである第1のハプティクスデータを、前記画像処理が適用された後の前記領域の画像データが表す画像に対応した触力覚を提示するように変更する変更手段を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ハプティクスデータは前記画像データが表す画像の領域に対して関連付けられており、
1つの領域に関連付けられる領域ハプティクスデータは1つ以上の単位ハプティクスデータを含み、前記単位ハプティクスデータは触力覚の種別情報と、強弱情報との組み合わせを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記変更手段は前記ハプティクスデータの変更を前記単位ハプティクスデータごとに行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記変更手段は、前記画像処理の種類が予め定められた種類であり、かつ前記画像処理の処理量が予め定められた閾値以上の場合、前記第1のハプティクスデータに含まれる前記単位ハプティクスデータの前記種別情報と前記強弱情報とを変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記変更手段は、前記画像処理の種類が予め定められた種類でないか、前記画像処理の種類が前記予め定められた種類であるが前記処理量が前記予め定められた閾値以上でない場合、前記第1のハプティクスデータに含まれる前記単位ハプティクスデータの前記種別情報は変更せず、前記強弱情報を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記変更手段は、前記種別情報が温度である単位ハプティクスデータについては前記種別情報を変更しないことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記変更手段は、前記画像処理が色温度の変更である場合、前記第1のハプティクスデータに含まれる、前記種別情報が温度である前記単位ハプティクスデータについて、前記色温度が高くなると提示する温度が低下し、前記色温度が低くなると提示する温度が上昇するように前記強弱情報を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記変更手段は、前記画像処理が鮮鋭度を低下させるフィルタ処理の場合、前記第1のハプティクスデータに含まれる前記単位ハプティクスデータを、提示する触覚の刺激が少なくなるように変更する請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記変更手段は、前記画像処理が鮮鋭度を変化させるフィルタ処理の場合、前記フィルタ処理の処理量の大きさに応じた値を有するゲインを適用することにより、前記第1のハプティクスデータに含まれる前記単位ハプティクスデータの強弱情報を変更する請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記変更手段は、前記画像処理が鮮鋭度を変化させるフィルタ処理の場合、前記フィルタ処理の処理量の大きさに応じた値を有するゲインを適用することにより、前記第1のハプティクスデータに含まれる前記単位ハプティクスデータの強弱情報を変更する請求項2に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像処理装置および画像処理方法に関し、特に触覚や力覚を再現するための情報が付随した画像データを取り扱うことが可能な画像処理装置および画像処理方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、触覚や力覚をユーザに提示するハプティクス技術が注目されている(特許文献1)。ハプティクス技術を用いることにより、ユーザに物体の触感や硬さといった、視覚や聴覚からは得られない情報を提供することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/009864号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば動画データに、被写体に関する触力覚をユーザに提示するための情報(ハプティクスデータ)を関連付けて記録することが考えられる。動画データの再生時にアクチュエータなどを用いた公知の触力覚インタフェース装置を通じてユーザに触感を提供することで、より豊かなユーザ体験を実現することができる。
【0005】
そのため、本発明はその一態様において、被写体の触感を再現するための情報が関連付けられた画像データを適切に取り扱うことが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、触力覚を提示するために用いるハプティクスデータが関連付けられた画像データに画像処理を適用する画像処理装置であって、画像データに対して画像処理が適用された場合、画像データのうち画像処理が適用された領域の画像データに関連付けられているハプティクスデータである第1のハプティクスデータを、画像処理が適用された後の領域の画像データが表す画像に対応した触力覚を提示するように変更する変更手段を有することを特徴とする画像処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、被写体の触感を再現するための情報が関連付けられた画像データを適切に取り扱うことが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る画像処理装置の機能構成例を示すブロック図
ハプティクスデータが関連付けられた画像データの構成例を示す模式図
画像データとハプティクスデータとの関連付けの例を示す模式図
実施形態に係るハプティクスデータ処理部の動作に関するフローチャート
色温度の変更に伴うハプティクスデータの変更例を説明するための図
色温度の変更に伴うハプティクスデータの変更例を説明するための図
図4のS403の処理の詳細に関するフローチャート
鮮鋭度を低下させる画像処理に伴うハプティクスデータの変更例を示す模式図
鮮鋭度を低下させる画像処理に伴うハプティクスデータの変更例を示す模式図
鮮鋭度を低下させる画像処理に伴うハプティクスデータの変更例を示す模式図
第2実施形態に関するフローチャート
第3実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第3実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第3実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第3実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第3実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第3実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第4実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第4実施形態に関する画像データ処理部およびハプティクスデータ処理部の動作を説明するための図
第3および第4実施形態におけるハプティクスデータ処理部の動作に関するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明をその例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定しない。また、実施形態には複数の特徴が記載されているが、その全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
●(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。画像処理装置100は、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータといったコンピュータ機器であってよい。画像処理装置100はまた、デジタルカメラ、メディアプレーヤ、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ゲーム機など、アプリケーションプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサを有する電子機器でも実施可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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