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公開番号2024154938
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069176
出願日2023-04-20
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/55 20210101AFI20241024BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】光学素子の結露を適切に抑制する。
【解決手段】絞りモータ222は、発熱量を制御可能な発熱源である。2群地板231が2群レンズL2を保持する。2群地板231よりも高い熱伝導率を有する伝熱部材235が、絞りモータ222の熱を2群レンズL2へ伝達する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
光学素子と、
発熱量を制御可能な発熱源と、
前記光学素子を保持する保持部材と、
前記保持部材よりも高い熱伝導率を有し、前記発熱源の熱を前記光学素子へ伝達する伝熱部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
外装に内包される光学素子と、
発熱源と、
前記光学素子を保持する保持部材と、
前記保持部材よりも高い熱伝導率を有し、前記発熱源の熱を前記光学素子へ伝達する伝熱部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
【請求項3】
前記光学素子は外装に内包されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記発熱源は、発熱量を制御可能であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記伝熱部材は、前記発熱源に熱的に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記伝熱部材は、前記光学素子に接するかまたは、前記光学素子の近傍において前記保持部材に接していることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記伝熱部材は、前記光学素子の周囲を囲むように配置される部分を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記光学素子の周囲を囲むように配置される前記部分は円環形状であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記伝熱部材は、金属で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記伝熱部材は、2つ以上の伝熱素子から構成され、
前記2つ以上の伝熱素子は、前記発熱源に熱的に接続される伝熱素子と、前記光学素子に熱的に接続される伝熱素子とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般的な撮像装置においては、外装部材と一部の光学素子とによって外装が形成され、当該外装に他の光学素子や撮像素子等が内包される。そのため、撮像素子等の発熱や撮像装置の使用環境によって、撮像装置内外の温度差が大きくなり、結露が生じる場合がある。特に光学素子に結露が生じると被写体の視認性低下や撮影画像の劣化を招くおそれがある。
【0003】
そこで、特許文献1では、外装の一部を成す光学素子である接眼レンズの結露を抑制するために、伝熱部品によって撮影時に発熱する電気部品(主にCPUや撮像素子)から接眼レンズに熱を伝える方法が開示されている。この方法によれば、外装の一部を成す光学素子について外気との温度差を軽減し、結露を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-198768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、発熱源の発熱量や外部環境によっては、結露の抑制効果が不十分になる場合がある。また、仮に外装を成す光学素子を発熱源の熱で加熱する構成を採用した場合、それにより筐体内部の雰囲気が一層加熱される。雰囲気の温度が上昇することで、撮像装置の外装に内包される光学素子に結露が発生するおそれもある。
【0006】
本発明は、光学素子の結露を適切に抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の撮像装置は、光学素子と、発熱量を制御可能な発熱源と、前記光学素子を保持する保持部材と、前記保持部材よりも高い熱伝導率を有し、前記発熱源の熱を前記光学素子へ伝達する伝熱部材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光学素子の結露を適切に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
カメラの前方斜視図、後方斜視図、底面図である。
カメラの前方分解斜視図である。
内部構造ユニットの前方分解斜視図、メインベースユニットの前方分解斜視図である。
レンズ鏡筒の前方斜視図、前方分解斜視図である。
絞りユニットの後方斜視図である。
2群鏡筒を+Z側から見た図である。
2群鏡筒に対して絞りユニットを組み付けたものを+Z側から見た図である。
図7のA-A線に沿う断面図、B-B線に沿う断面図である。
発熱量制御処理を実現するためのカメラの要部のブロック図である。
発熱量制御処理を示すフローチャートである。
前面カバーの後方斜視図である。
前面カバーの後方分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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