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公開番号
2024081983
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-19
出願番号
2022195630
出願日
2022-12-07
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20240612BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 画像形成装置の設置状況により、環境温度を誤検知することで、適正な画像品質をすべてのユーザーに提供できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置は、定着サーミスタが所定の温度以上である際には、環境温度センサーが画像形成装置の自己昇温により誤検知している可能性があると判断し、バイアス制御に用いる環境温度情報の更新を行わないことで、安定したプリント品質の提供を可能とする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体と、
像担持体を帯電させる帯電部材と、
現像剤を担持し回転可能な現像ローラと、
前記帯電部材にバイアスを印可する帯電バイアス印可手段と、
前記現像ローラにバイアスを印可する現像バイアス印可手段と、
前記帯電バイアス印可手段と現像バイアス印可手段に印可するバイアスを制御する印可バイアス制御手段と、
環境温度を検知する環境温度検知手段と、
前記環境温度検知手段により検知された温度情報を元に前記印可バイアス制御手段に補正を加える温度補正手段を有し、
実際の環境温度と前記環境温度検知手段により検知された温度に誤差が生じている可能性があると判断した場合には、前記印可バイアス制御手段に補正を加える温度情報の更新を行わない、もしくは、環境温度の変化に対する印可バイアスの補正量を小さくすることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記温度補正手段は、1℃以下の刻みで補正を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
実際の環境温度と前記環境温度検知手段により検知された温度に誤差が生じている可能性があると判断する場合とは、
前記像担持体上に形成されたトナー像を紙等の被転写体に転写する転写手段と、
前記転写手段により転写された被転写体上のトナー像を加熱しながら定着する定着手段と、
前記定着手段の温度を検知する定着温度センサーを有し、
前記定着温度センサーが所定温度以上を検知した状態であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記定着温度センサーが所定温度以上を検知した状態とは、50℃以上を検知した状態であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
実際の環境温度と前記環境温度検知手段により検知された温度に誤差が生じている可能性があると判断された場合とは、前回プリント動作終了から所定の時間が経過していない状況であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電子写真方式を用いて記録材上に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真技術を利用した画像形成装置では、環境温度によって最適な現像バイアス設定が異なることから、先行技術のように環境温度を検知するセンサーを有し、環境温度に応じてバイアス制御を切り替える方式が広く知られている。
【0003】
しかしながら多くの場合、温度検知のセンサーは画像形成装置内部に構成されるため、通電状態による電子基板の発熱やプリント動作による昇温など、画像形成装置自体の自己昇温により、実際の環境温度と画像形成装置内部に配置された温度検知センサーの出力値に乖離が生じることがある。
【0004】
さらに近年では、電子写真装置の小型化を背景に、装置内の冷却用ファンも持たない本体や、温度検知センサーを熱源の影響を受ける位置に配置しなければならないこともあり、その影響は無視できない。
【0005】
そこで、画像形成装置の連続使用状況に応じて環境温度センサーの検知温度の補正を行い、制御に用いるための制御環境温度を実際の実環境温度に近づける補正を行うものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-169343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、先行技術においては、単位時間当たりのプリント枚数に応じて補正する手段であり、ユーザーの実際の使い方を考慮することはできない。つまり、画像形成装置本体を壁に近づけて設置した際とそうでないとき等の設置状況でも、環境温度センサーの検知する温度、つまり、装置内部に構成された環境温度センサー近傍の温度は異なる。つまり、最適なバイアス設定からズレが生じてしまう可能性がある。
【0008】
そこで本発明の目的は、連続プリント動作等の環境温度センサーが自己昇温の影響を受けていると判断した時に検出した環境温度を、バイアス制御の補正に反映させない。つまり環境温度検知にズレが生じている可能性がある時点においては検知温度情報を更新しないことで、画像品質を安定せせることができる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、像担持体と、像担持体を帯電させる帯電部材と、現像剤を担持し回転可能な現像ローラと、前記帯電部材にバイアスを印可する帯電バイアス印可手段と、前記現像ローラにバイアスを印可する現像バイアス印可手段と、前記帯電バイアス印可手段と現像バイアス印可手段に印可するバイアスを制御する印可バイアス制御手段と、環境温度を検知する環境温度検知手段と、前記環境温度検知手段により検知された温度情報を元に前記印可バイアス制御手段に補正を加える温度補正手段を有し、実際の環境温度と前記環境温度検知手段により検知された温度に誤差が生じている可能性があると判断した場合には、前記印可バイアス制御手段に補正を加える温度情報の更新を行わない、もしくは、環境温度の変化に対する印可バイアスの補正量を小さくすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように、本発明によれば、環境温度検知結果が実際の環境温度と誤差が生じている可能性がある際には、信頼性の高い最新の温度情報による制御を維持することで、最適な現像品質を安定して提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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