TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024087334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202100
出願日2022-12-19
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240624BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】シール部材の破損を検知することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置(1)は、使用開始時に除去されるシール部材404を有する現像器400が着脱自在に設けられる。画像形成装置は、シール部材404を巻き取って除去する巻取軸410と、巻取軸410を駆動するステッピングモータ300と、ステッピングモータ300にかかる負荷トルクを監視し、シール部材404の巻取処理中の負荷トルクに基づいてシール部材404の破損を判断するシステムコントローラ200と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
使用開始時に除去されるシール部材を有する現像器が着脱自在に設けられる画像形成装置であって、
前記シール部材を巻き取って除去する巻取軸と、
前記巻取軸を駆動する駆動源と、
前記駆動源にかかる負荷トルクを監視し、前記シール部材の巻取処理中の前記負荷トルクに基づいて該シール部材の破損を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記負荷トルクが所定のトルク値を下回った場合に前記シール部材が破損したと判断することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記駆動源に流れる電流の電流値を検知する検知手段をさらに備えており、
前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記電流値を監視することで前記駆動源にかかる前記負荷トルクを監視することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記電流値が所定の閾値を下回った場合に前記シール部材が破損したと判断することを特徴とする、
請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記所定の閾値を格納する格納手段をさらに備えており、
前記制御手段は、前記シール部材の巻取処理中に前記検知手段で検知した前記電流値と、前記格納手段から取得する前記所定の閾値とを比較することにより、前記シール部材の破損を判断することを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記シール部材が破損したと判断すると前記駆動源を停止させることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記シール部材が破損したと判断すると所定の報知手段により前記シール部材の破損を報知することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記現像器は、
現像剤を収容する第1収容室と、
第2収容室と、
前記第1収容室と前記第2収容室とを仕切る隔壁と、
前記隔壁に設けられて前記第1収容室と前記第2収容室とを連通させるための連通口と、を有し、
前記シール部材は、初期状態で前記連通口を封止することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1収容室には前記現像剤を前記連通口の方向へ搬送する第1搬送スクリューが設けられ、
前記第2収容室には前記シール部材が巻き取られることで開放された前記連通口を介して流入する前記現像剤を搬送する第2搬送スクリューが設けられることを特徴とする、
請求項8記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記連通口は、前記隔壁の両端の2カ所に設けれており、
前記第1搬送スクリューは、前記現像剤を一方の前記連通口へ搬送し、
前記第2搬送スクリューは、前記現像剤を他方の前記連通口へ搬送することを特徴とする、
請求項9記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、帯電工程及び露光工程により像担持体である感光体上に静電潜像を形成し、現像工程により静電潜像をトナー等の現像剤により現像して、感光体上に現像剤像を形成する。感光体上の現像剤像は、転写工程及び定着工程により記録媒体に形成される。
【0003】
このような画像形成装置は、寿命となった構成部品の交換や消耗品の補給等に対応するために、構成部品にカートリッジ方式を採用したものがある。例えば、現像剤が収容される現像容器と感光体に現像剤を供給する現像ローラとを一体化したカートリッジ方式の現像器(現像カートリッジ)がある。また、現像器、感光体、感光体の帯電を行う帯電器、及び感光体を清掃するクリーナを一体化したプロセスカートリッジがある。
【0004】
現像カートリッジは、運搬や交換中の現像剤の漏れを防止するために、現像容器の開口部がシール部材等で封止されている。特許文献1には、現像カートリッジの装着時に自動的にシール部材を巻き取る構成を有する画像形成装置が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-278240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
現像カートリッジのシール部材に微少な傷やダメージがある場合、シール部材が巻き取られる途中で破損してしまう可能性がある。シール部材が巻き取りの途中で破損する場合、現像剤が現像ローラに十分に供給されずに画質が低下することがある。専用のセンサを設けることで、シール部材が途中で破損したか否かを検知することが可能である。しかしこのようなセンサは、コストアップの要因になってしまう。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑み、シール部材の破損を検知することができる画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、使用開始時に除去されるシール部材を有する現像器が着脱自在に設けられる画像形成装置であって、前記シール部材を巻き取って除去する巻取軸と、前記巻取軸を駆動する駆動源と、前記駆動源にかかる負荷トルクを監視し、前記シール部材の巻取処理中の前記負荷トルクに基づいて該シール部材の破損を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シール部材の破損を、センサ等の新たな構成部品を追加することなく検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の構成図。
制御部の構成図。
(a)、(b)は、現像器の構成説明図。
モータ駆動制御部の構成説明図。
シール部材の巻取処理を表すフローチャート。
(a)、(b)は、シール部材の巻取処理時のモータ電流値の遷移図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
基板
13日前
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
26日前
キヤノン株式会社
トナー
23日前
キヤノン株式会社
電子機器
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
光学機器
20日前
キヤノン株式会社
清掃装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
22日前
キヤノン株式会社
記録装置
22日前
キヤノン株式会社
電子機器
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
記録装置
23日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
被補給装置
1日前
キヤノン株式会社
レンズ装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
8日前
キヤノン株式会社
水素発生装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
23日前
続きを見る