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公開番号
2025001951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101769
出願日
2023-06-21
発明の名称
シート給送装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
B65H
3/48 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】送風手段によりシートにエアーを送風する構成において、規制部材を移動させる際の摺動抵抗を低減することにより、規制部材を移動させる際の操作性の低下を防ぐこと。
【解決手段】シート給送装置235は、一対の側端規制板14a及び側端規制板14bの各々において、軸支持部155aと軸支持部156aとの幅方向Xの距離は、給送方向Yにおける側端規制板ラック141aと送風手段支持軸51aとの距離の0.6倍以上であり、軸支持部155bと軸支持部156bとの幅方向Xの距離は、給送方向Yにおける側端規制板ラック141bと送風手段支持軸51bとの距離の0.6倍以上である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを載置する積載台と、
前記積載台に載置されるシートを給送する給送手段と、
前記給送手段により給送されるシートの給送方向に直交する幅方向に延設されるラック部を備え、前記幅方向に移動可能であると共に前記積載台に載置されるシートの前記幅方向の移動を規制する一対の規制部材と、
前記積載台に載置されるシートに対してエアーを吹き付ける送風手段と、
前記積載台に設けられると共に前記幅方向に延設される支持軸と、
前記支持軸に対して摺動可能に係合する一対の軸支持部を備え、前記一対の規制部材の前記幅方向への移動に連動して前記一対の軸支持部が前記支持軸上を摺動することにより前記送風手段を前記幅方向に移動可能に支持する送風手段支持部と、
前記一対の規制部材の各々の前記ラック部と噛合すると共に、回転することにより前記一対の規制部材のうちの一方の前記幅方向への移動に連動して前記一対の規制部材のうちの他方を前記幅方向に移動させるピニオン部と、
を有し、
前記一対の規制部材の各々において、前記一対の軸支持部の前記幅方向の距離は、前記給送方向における前記ラック部と前記支持軸との距離の0.6倍以上である、
ことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記送風手段より送風されるエアーを前記積載台に載置されるシートに吹き付けるように案内する吹付ノズルを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記送風手段は、
エアーの吹出方向と、前記積載台のシートの積載面に対して直交するエアーの吸引方向と、が互いに直交する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記送風手段は、
前記積載台のシートの積載面の反対側の面に対向して配置される、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記送風手段は、
前記一対の規制部材の各々に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項6】
前記積載台は、
前記シート給送装置の装置本体に対して開閉可能であると共にシートを手差し可能な手差しトレイであり、
前記送風手段は、
前記手差しトレイの筐体内に設けられる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置と、
前記シート給送装置により給送されるシートに画像を形成する画像形成部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給送するシートに対してエアーを吹き付け可能なシート給送装置及びこのシート給送装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ又はファクシミリ等の画像形成装置においては、カラー化及び高画質化が普及してきた。また、近年、ユーザーは、オフィスにおいて使用する画像形成装置に対して、より高画質及び高精細な成果物を求めるようになってきている。
【0003】
一般に、オフィスでは、普通紙又は再生紙が多く使用されている。普通紙では綺麗且つ見栄えのする成果物を得ることに対する要求に応えるには限界がある。このため、近年は、より綺麗且つ見栄えのする成果物を得るために、コート紙又は厚紙等の特殊紙の使用が望まれるようになってきている。
【0004】
従来、画像形成装置は、装置本体の側壁に取付けられている手差し給紙部により特殊紙を給紙している。このような手差し給紙部は、画像形成装置内のカセット給紙部にはセットできないサイズの長尺紙、不定形サイズ紙若しくは小サイズ紙等の用紙、又はストレート搬送路でないと搬送抵抗が大きくて搬送できない高剛度の厚紙等を給紙する際に用いられる。また、手差し給紙部にコート紙を1枚のみセットすることを推奨することにより、コート紙をコート紙同士が吸着することなく給紙可能にしていた一方で、生産性の低下は否めなかった。
【0005】
ここで、手差し給紙部は画像形成装置の側壁に取付けられているのでユーザーが目視で用紙を観察することができるメリットがある。ユーザーは、用紙を手で捌いて手差し給紙部の用紙トレイにセットすることができると共に、給紙状態を見ながら給紙することができる。例えば、ユーザーは、用紙トレイにセットした用紙に捌きムラがある場合に、用紙を再度手で捌いて用紙トレイにセットすることにより、紙詰まりの発生を軽減させることができる。一方、用紙を捌いてから時間が経過した際には、再び用紙同士が再吸着して紙詰まり等が発生するおそれがあった。
【0006】
これに対して、従来、用紙束の端部にエアーを吹き付けることにより用紙間の密着力を低減させる方式が提案されている。特許文献1は、シート収納部に積載されたシートの両端を規制するサイド規制部材に、シート束の側端部にエアーを吹き付けるエアー送風部を設ける構成を有するシート搬送装置を開示している。特許文献1のシート搬送装置は、エアー送風部からダクトによる送風経路を経てシート束の側端部にエアーを吹き付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-57309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1においては、シートの両側端部の位置を規制するサイド規制部材にエアー送風部を設けたことにより、サイド規制部材がシートの給送方向に長くなって大型化すると共に、エアー送風部の重量がサイド規制部材に加わる。これにより、特許文献1においては、重量が加わった状態で大型のサイド規制部材を操作するため、サイド規制部材が弾性変形してサイド規制部材を操作する際の摺動抵抗が増加することにより、操作性が低下するという課題を有する。
【0009】
本発明の目的は、送風手段によりシートにエアーを送風する構成において、規制部材を移動させる際の摺動抵抗を低減することにより、規制部材を移動させる際の操作性の低下を防ぐことができるシート給送装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るシート給送装置は、シートを載置する積載台と、前記積載台に載置されるシートを給送する給送手段と、前記給送手段により給送されるシートの給送方向に直交する幅方向に延設されるラック部を備え、前記幅方向に移動可能であると共に前記積載台に載置されるシートの前記幅方向の移動を規制する一対の規制部材と、前記積載台に載置されるシートに対してエアーを吹き付ける送風手段と、前記積載台に設けられると共に前記幅方向に延設される支持軸と、前記支持軸に対して摺動可能に係合する一対の軸支持部を備え、前記一対の規制部材の前記幅方向への移動に連動して前記一対の軸支持部が前記支持軸上を摺動することにより前記送風手段を前記幅方向に移動可能に支持する送風手段支持部と、前記一対の規制部材の各々の前記ラック部と噛合すると共に、回転することにより前記一対の規制部材のうちの一方の前記幅方向への移動に連動して前記一対の規制部材のうちの他方を前記幅方向に移動させるピニオン部と、を有し、前記一対の規制部材の各々において、前記一対の軸支持部の前記幅方向の距離は、前記給送方向における前記ラック部と前記支持軸との距離の0.6倍以上である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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