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公開番号
2025001517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023101145
出願日
2023-06-20
発明の名称
画像形成装置、画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241225BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像読取センサの校正処理を、生産性の低下を抑制しながら行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置101は、シートに画像を印字する印刷装置107と、印刷装置107から画像が印字されたシートを取得して、該シートの画像を読み取るセンシングユニット108と、を備える。印刷装置107は、連続してセンシングユニット108へ搬送する複数枚のシートの排出間隔を示す紙間時間をセンシングユニット108に通知する。センシングユニット108は、紙間時間が、センシングユニット108の校正処理に要する時間よりも長い場合に校正処理を行うタイミングを決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を印字する印刷手段と、
前記印刷手段から画像が印字された前記シートを取得して、該シートの処理を行うシート処理手段と、を備え、
前記印刷手段は、連続して前記シート処理手段へ搬送する複数枚のシートの排出間隔を示す紙間時間を前記シート処理手段に通知し、
前記シート処理手段は、前記紙間時間が、前記シート処理手段の校正処理に要する時間よりも長い場合に前記校正処理を行うタイミングを決定することを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記印刷手段は、前記紙間時間を、前記シートに画像を印字する時間とメンテナンス処理を行う時間とに基づいて決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記印刷手段は、前記シートに画像を印字する時間である第1紙間時間と、前記シートに画像を印字する時間と前記メンテナンス処理を行う時間とを含む第2紙間時間と、を前記シート処理手段に通知することができ、
前記シート処理手段は、前記第1紙間時間を取得するときに前記校正処理を行わず、前記第2紙間時間を取得するときに前記校正処理を行うタイミングを決定することを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シート処理手段は、前記第1紙間時間を取得すると、前記校正処理に要する時間と当該第1紙間時間とから遅延時間を算出し、前記遅延時間を前記印刷手段に通知し、
前記印刷手段は、次に搬送するシートの紙間時間に前記遅延時間を反映することを特徴とする、
請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記印刷手段は、前記画像を形成するための画像形成手段と、前記画像形成手段で形成された前記画像を担持する像担持体と、前記像担持体から前記シートへ前記画像を転写する転写手段と、前記シートに転写された画像を定着させる定着手段と、前記像担持体が担持する前記画像を読み取る画像読取手段と、を備え、
前記画像読取手段により前記像担持体が担持する画像を読み取った結果に基づいて前記メンテナンス処理を行うことを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記シート処理手段は、前記シートに印字された前記画像を読み取る読取手段を備えており、前記校正処理により前記読取手段の校正を行うことを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記シート処理手段は、前記校正処理により前記読取手段のシェーディング補正を行うことを特徴とする、
請求項6記載の画像形成装置。
【請求項8】
シートに画像を印字する印刷装置と、
前記印刷装置から画像が印字された前記シートを取得して、該シートの処理を行うシート処理装置と、を備え、
前記印刷装置は、連続して前記シート処理装置へ搬送する複数枚のシートの排出間隔を示す紙間時間を前記シート処理装置に通知し、
前記シート処理装置は、前記紙間時間が、前記シート処理装置の校正処理に要する時間よりも長い場合に前記校正処理を行うタイミングを決定することを特徴とする、
画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
商用の画像形成装置で生成される成果物は、印字位置精度の安定化が求められる。特許文献1には、印字位置精度の安定化を図った画像形成装置が開示される。この画像形成装置は、印字位置精度の安定化のために、シートに印字位置(画像形成位置)の目印となる調整用画像を印刷して調整用チャートを作成する。調整用チャートは、シートの搬送経路に設けられた画像読取センサにより、調整用画像が読み取られる。画像形成装置は、調整用画像の読取結果を画像形成条件にフィードバックして、印字位置を調整する。
【0003】
画像形成装置は、オートレジに代表されるメンテナンス動作を、印刷したシートの枚数が所定枚数に到達する毎に行う必要がある。オートレジは、例えば色ずれ補正や画像の位置、形状等の幾何特性の補正を行う処理である。印刷ジョブにより印刷したシートの枚数が所定枚数に到達すると、複数枚のシートを搬送する際のシート間隔を示す時間(以下、紙間時間)を延長してメンテナンス動作が行われる。
【0004】
調整用画像を用いて画像位置を調整する場合、調整用画像を読み取るCIS(Contact Image Sensor)等の画像読取センサの温度が上昇することがある。これは、調整用画像を読み取ることで検出される画像の位置の変動要因となる。特許文献2では、画像読取センサが所定時間以上継続して動作する場合に、シェーディング補正を行って温度変動による読取精度の変動を補正する制御を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-11285号公報
特開2021-192077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2の開示では、複数の画像読取センサのシェーディング補正を効率的且つ高精度に行うことが可能である。しかし、シェーディング補正を行う間、画像の読み取りができなくなる。そのために、シェーディング補正が終了するまでの間、画像形成装置による印字が待機状態となり、生産性が低下する。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像読取センサのシェーディング補正のような校正処理を、生産性の低下を抑制しながら行う画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、シートに画像を印字する印刷手段と、前記印刷手段から画像が印字された前記シートを取得して、該シートの処理を行うシート処理手段と、を備え、前記印刷手段は、連続して前記シート処理手段へ搬送する複数枚のシートの排出間隔を示す紙間時間を前記シート処理手段に通知し、前記シート処理手段は、前記紙間時間が、前記シート処理手段の校正処理に要する時間よりも長い場合に前記校正処理を行うタイミングを決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、生産性の低下を抑制しながら校正処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成システムの構成図。
システム構成図。
画像形成装置の構成図。
CISの説明図。
(a)~(c)は、設定画面の説明図。
ゲイン調整値の説明図。
(a)、(b)は、シェーディング補正値の説明図。
シートの排出タイミング決定処理の説明図。
シェーディング補正の実行タイミングの決定処理を表すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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