TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025012210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114886
出願日2023-07-13
発明の名称露光装置および画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B41J 2/447 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】露光ヘッドの組立性や位置決めに必要な強度と、熱膨張差による基板やレンズアレイの変形の低減の両立を図る。
【解決手段】感光体の軸線方向に延びる長尺の形状をなし、前記感光体を露光する露光装置であって、複数の発光素子が配列された基板と、前記発光素子から出射された光を前記感光体に集光するレンズアレイと、前記基板と前記レンズアレイを保持する筐体と、前記筐体を長手方向にわたって支持する筐体支持部材と、前記筐体と前記筐体支持部材とを長手方向の一端で固定する第1の連結部材と、前記筐体と前記筐体支持部材とを長手方向の他端で固定する第2の連結部材と、を有し、前記第1の連結部材は前記第2の連結部材よりも硬度が高い。
【選択図】 図15
特許請求の範囲【請求項1】
感光体の軸線方向に延びる長尺の形状をなし、前記感光体を露光する露光装置であって、
複数の発光素子が配列された基板と、
前記発光素子から出射された光を前記感光体に集光するレンズアレイと、
前記基板と前記レンズアレイを保持する筐体と、
前記筐体を長手方向にわたって支持する筐体支持部材と、
前記筐体と前記筐体支持部材とを長手方向の一端で固定する第1の連結部材と、
前記筐体と前記筐体支持部材とを長手方向の他端で固定する第2の連結部材と、を有し、
前記第1の連結部材は前記第2の連結部材よりも硬度が高い、ことを特徴とする露光装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1の連結部材および前記第2の連結部材は、接着剤である、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
【請求項3】
前記接着剤は、前記筐体と前記筐体支持部材との間に充填されて前記筐体と前記筐体支持部材とを固定する、ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
【請求項4】
感光体の軸線方向においてレンズアレイよりも一方側において筐体に固定された第1の固定部材と、
感光体の軸線方向においてレンズアレイよりも他方側において筐体に固定された第2の固定部材と、を有し、
長手方向の一端で前記筐体と前記筐体支持部材との間に充填した接着剤を、前記筐体の平面に沿って前記第1の固定部材に架橋するように塗布し、
長手方向の他端で前記筐体と前記筐体支持部材との間に充填した接着剤を、前記筐体の平面に沿って前記第2の固定部材に架橋するように塗布した、ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
【請求項5】
前記第1の固定部材は、感光体と露光装置との距離を一定に保つための第1の位置決めピンであり、
前記第2の固定部材は、感光体と露光装置との距離を一定に保つための第2の位置決めピンである、ことを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
【請求項6】
前記第1の連結部材は、前記筐体と前記筐体支持部材とを締結する締結部材である、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
【請求項7】
前記第1の連結部材は、前記筐体支持部材に設けられ、前記筐体に嵌合する嵌合部材である、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
【請求項8】
前記嵌合部材は、前記筐体支持部材に設けられ、感光体の軸線方向に直交する方向の一方に向けて突出し、感光体の軸線方向に長手の爪形状の部材であり、前記筐体に設けられた穴に嵌合する、ことを特徴とする請求項7に記載の露光装置。
【請求項9】
前記筐体支持部材は、前記筐体に比べて線膨張係数が大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
【請求項10】
前記筐体は金属製の部材であり、前記筐体支持部材は樹脂製の部材である、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感光体を露光する露光装置および露光装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置に用いられる露光ヘッドとして、複数の発光素子を感光体の軸線方向に沿って配列した基板と、複数の発光素子から出射された光を集光するレンズと、基板とレンズを保持するホルダーと、を備えたものが知られている。この露光ヘッドは、複数の発光素子から出射された光がレンズを通して集光されて感光ドラムを露光する。
【0003】
前記露光ヘッドを備えた画像形成装置では、発光時の基板の発熱により、発光素子やレンズアレイおよびそれらを保持する筐体等の露光ヘッド内に熱膨張差が生じ、光学特性に影響を与える恐れがある。
【0004】
そこで特許文献1(特開2021-74943号公報)では、発光素子が実装されている基板に、基板を保持する筐体の対向面に接する放熱部材を設けて、熱を効率的に筐体から放熱させることで基板およびレンズアレイの変形を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-74943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、基板の発熱による基板やレンズアレイおよび筐体の変形を抑えかつ露光ヘッド内の温度上昇を低減するためには、前述の放熱部材のみでは不十分であり、基板を冷却する冷却機構が必要となる。
【0007】
そこで、露光ヘッドにおいて筐体を支持する筐体支持部材を設けて、基板をエアフローにより冷却する構成が考えられる。その際、エアフローを流通させる筐体支持部材は、露光ヘッドの組立性や本体上での位置決めの観点から、筐体と固定されて強度が担保されている必要がある。一方で、筐体支持部材が筐体に固定されていることにより、筐体と筐体支持部材との熱膨張差による変形が基板やレンズアレイの変形を誘発し、光学特性に影響を与える恐れがある。
【0008】
本発明の目的は、露光ヘッドの組立性や位置決めに必要な強度と、熱膨張差による基板やレンズアレイの変形の低減の両立を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、感光体の軸線方向に延びる長尺の形状をなし、前記感光体を露光する露光装置であって、複数の発光素子が配列された基板と、前記発光素子から出射された光を前記感光体に集光するレンズアレイと、前記基板と前記レンズアレイを保持する筐体と、前記筐体を長手方向にわたって支持する筐体支持部材と、前記筐体と前記筐体支持部材とを長手方向の一端で固定する第1の連結部材と、前記筐体と前記筐体支持部材とを長手方向の他端で固定する第2の連結部材と、を有し、前記第1の連結部材は前記第2の連結部材よりも硬度が高い、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、露光装置の組立性や位置決めに必要な強度と、熱膨張差による基板やレンズアレイの変形の低減の両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
定着装置
2日前
キヤノン株式会社
操作装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
6日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
インク収容容器
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
2日前
キヤノン株式会社
シート給送装置
2日前
キヤノン株式会社
シート給送装置
2日前
キヤノン株式会社
シート搬送装置
2日前
キヤノン株式会社
シート給送装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
2日前
キヤノン株式会社
トナーの製造方法
3日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置及び制御方法
3日前
キヤノン株式会社
印刷システム、制御方法
6日前
キヤノン株式会社
インクジェット記録装置
6日前
キヤノン株式会社
制御システム及び制御方法
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッドの製造方法
3日前
キヤノン株式会社
受信装置及び通信システム
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッドの製造方法
2日前
キヤノン株式会社
定着装置及び画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
レンズ装置および撮像装置
2日前
続きを見る