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公開番号
2025012032
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114556
出願日
2023-07-12
発明の名称
画像形成装置及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/14 20060101AFI20250117BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ミシン目シートに画像を形成する場合に、画像不良が発生するのを抑制可能な画像形成装置の提供。
【解決手段】ミシン目シートである場合に「ミシン目検知制御」が開始され(S3)、記録材読取部にトナー像が形成されていないミシン目シートの読み取りを行わせて、ミシン目シートのミシン目位置を取得する(S5)。ミシン目位置が「OK」である場合(S7のYES)、ミシン目の位置情報としての「ミシン目パターン情報」が記憶される(S8)。その後、画像形成ジョブの開始命令に応じてミシン目シートに対する画像形成ジョブを開始する(S9)。その際に、「ミシン目パターン情報」に従って「ミシン目画像制御」が行われる(S10)。「ミシン目画像制御」では、ミシン目シートのカエリが生じたミシン目領域にトナー像が形成されず、ミシン目領域以外の領域にトナー像が形成される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ミシン目加工されたシートに対して画像形成可能な画像形成装置であって、
ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を取得する取得部と、
画像データに応じて、ミシン目加工されたシートに画像を形成する画像形成部と、
前記ミシン目の形成領域に、前記画像データに応じて前記画像形成部により形成する画像がある場合、前記ミシン目の形成領域には画像を形成しないように前記画像形成部を制御する制御部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記画像形成部は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持されたトナー像をシートに転写する転写部と、を有し、
ミシン目加工されたシートをセット可能なセット部と、
前記セット部にセットされたミシン目加工されたシートを前記転写部へ向けて搬送する搬送部と、を備え、
前記取得部は、シートの搬送方向において、ミシン目加工されたシートが搬送される搬送経路の前記転写部よりも上流且つ前記セット部よりも下流に配置され、ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目を読み取る、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を入力可能な入力部を備え、
前記取得部は、前記入力部により入力されたミシン目の形成領域に関する情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記画像形成装置に接続された外部機器からミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記取得部により取得された前記ミシン目の形成領域に関する情報に応じて、前記ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の位置を表示する表示部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記ミシン目の形成領域に形成される画像の平均画像比率が閾値以下である場合には前記ミシン目の形成領域に画像を形成せず、前記平均画像比率が前記閾値より大きい場合には前記ミシン目の形成領域に画像を形成するように前記画像形成部を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記ミシン目の形成領域は、ミシン目加工により孔が形成されているカット部と、孔が形成されていないタイ部とを含み、
前記制御部は、前記ミシン目の形成領域に、前記画像データに応じて前記画像形成部により形成する画像がある場合、前記ミシン目の形成領域のうち、前記カット部には画像を形成せず、前記タイ部には画像を形成するように前記画像形成部を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
ミシン目加工されたシートに対して画像形成可能な画像形成装置であって、
トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体に担持させるトナー像を形成する画像形成部と、
前記像担持体に担持されたトナー像をシートに転写する転写部と、
前記転写部にシートを搬送する搬送部と、
ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を取得する取得部と、
トナー像を形成するシートがシートの搬送方向に交差する方向にミシン目が形成されたシートであり、且つ、ミシン目の形成領域に形成されるトナー像がある場合、前記ミシン目の形成領域以外の領域に対しては前記転写部に第一電圧を印加し、前記ミシン目の形成領域に対しては前記転写部に前記第一電圧よりも絶対値で小さい第二電圧を印加するように制御する制御部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記搬送方向にもミシン目が形成されている場合、前記搬送方向に関し前記ミシン目の形成領域を除いた領域に対し、前記転写部に前記第一電圧よりも絶対値で小さく且つ前記第二電圧よりも絶対値で大きい第三電圧を印加する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
ミシン目加工されたシートに対して画像形成可能な画像形成装置であって、
ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を受け付ける受付部と、
前記ミシン目の形成領域に関する情報に応じて、ミシン目を表示する表示部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの電子写真方式の画像形成装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、シートをセット可能なカセットや手差しトレイを備えており、これらカセットや手差しトレイから搬送される様々なシートに対してトナー像を転写し画像を形成する。シートとして、ミシン目加工されたシート(ミシン目シートと呼ぶ)を用いる場合がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-71751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ミシン目シートの場合、ミシン目を加工する際にシートにカエリと呼ばれる凹凸が生じており、ミシン目シートにトナー像を形成する際に画像不良が生じる虞があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑み、ミシン目加工されたシートに画像を形成する場合に、画像不良の発生を抑制可能な画像形成装置、プログラムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、ミシン目加工されたシートに対して画像形成可能な画像形成装置であって、ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を取得する取得部と、画像データに応じて、ミシン目加工されたシートに画像を形成する画像形成部と、前記ミシン目の形成領域に、前記画像データに応じて前記画像形成部により形成する画像がある場合、前記ミシン目の形成領域には画像を形成しないように前記画像形成部を制御する制御部と、を備える、ことを特徴とする。
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、ミシン目加工されたシートに対して画像形成可能な画像形成装置であって、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持させるトナー像を形成する画像形成部と、前記像担持体に担持されたトナー像をシートに転写する転写部と、前記転写部にシートを搬送する搬送部と、ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を取得する取得部と、トナー像を形成するシートがシートの搬送方向に交差する方向にミシン目が形成されたシートであり、且つ、ミシン目の形成領域に形成されるトナー像がある場合、前記ミシン目の形成領域以外の領域に対しては前記転写部に第一電圧を印加し、前記ミシン目の形成領域に対しては前記転写部に前記第一電圧よりも絶対値で小さい第二電圧を印加するように制御する制御部と、を備える、ことを特徴とする。
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、ミシン目加工されたシートに対して画像形成可能な画像形成装置であって、ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を受け付ける受付部と、前記ミシン目の形成領域に関する情報に応じて、ミシン目を表示する表示部と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】
本発明の一実施形態に係るプログラムは、情報処理装置に、ミシン目加工されたシートに形成されているミシン目の形成領域に関する情報を受け付ける受付工程と、前記ミシン目の形成領域に関する情報に応じて、ミシン目を表示する表示工程と、を実行させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ミシン目加工されたシートに画像を形成する場合に、画像不良の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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