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公開番号
2025001307
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100817
出願日
2023-06-20
発明の名称
冊子形成装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
37/04 20060101AFI20241225BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】高品位な成果物を提供できる冊子形成装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置は、接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、加圧部材を有し、加圧部材によってシート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備える。接着ユニットは、第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、第1冊子の内で最も加圧部材に近い位置にある接着層の厚みが第1の厚みとなるように第1動作条件で動作し、第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、第2冊子の内で最も加圧部材に近い位置にある接着層の厚みが第1の厚みよりも厚い第2の厚みとなるように第1動作条件とは異なる第2動作条件で動作する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、
接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、
加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、
前記接着ユニットは、
第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、前記第1冊子の内で最も前記加圧部材に近い位置にある前記接着層の厚みが第1の厚みとなるように第1動作条件で動作し、
前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第2冊子の内で最も前記加圧部材に近い位置にある前記接着層の厚みが前記第1の厚みよりも厚い第2の厚みとなるように前記第1動作条件とは異なる第2動作条件で動作する、
ことを特徴とする冊子形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1動作条件は、前記加圧部材が第1の圧力で前記第1の枚数のシートを加圧することを含み、
前記第2動作条件は、前記加圧部材が前記第1の圧力よりも小さい第2の圧力で前記第2の枚数のシートを加圧することを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の冊子形成装置。
【請求項3】
前記第1動作条件は、前記加圧部材の表面温度が第1の温度であることを含み、
前記第2動作条件は、前記加圧部材の表面温度が前記第1の温度よりも低い第2の温度であることを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の冊子形成装置。
【請求項4】
前記接着ユニットは、前記加圧部材を加熱するヒータを有する、
ことを特徴とする請求項3に記載の冊子形成装置。
【請求項5】
前記第1動作条件は、前記加圧部材が第1の時間だけ前記第1の枚数のシートを加熱及び加圧することを含み、
前記第2動作条件は、前記加圧部材が前記第1の時間よりも短い第2の時間だけ前記第2の枚数のシートを加熱及び加圧することを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の冊子形成装置。
【請求項6】
複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、
接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、
加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、
前記加圧部材は、
第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、第1の圧力で前記第1の枚数のシートを加圧し、
前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第1の圧力よりも小さい第2の圧力で前記第2の枚数のシートを加圧する、
ことを特徴とする冊子形成装置。
【請求項7】
複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、
接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、
加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、
前記加圧部材の表面温度は、
第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、第1の温度に設定され、
前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第1の温度よりも低い第2の温度に設定される、
ことを特徴とする冊子形成装置。
【請求項8】
複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、
接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、
加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、
前記加圧部材は、
第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、第1の時間だけ前記第1の枚数のシートを加熱及び加圧し、
前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第1の時間よりも短い第2の時間だけ前記第2の枚数のシートを加熱及び加圧する、
ことを特徴とする冊子形成装置。
【請求項9】
前記加圧部材は、第1のシート束を加熱及び加圧した後に、前記第1のシート束上に載置された第2のシート束を加熱及び加圧することで、前記第1のシート束及び前記第2のシート束を接着して1つの冊子を形成する、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冊子形成装置。
【請求項10】
前記接着ユニットは、冊子を形成するシート同士の接着強度が0.3N/cm以上となるように、動作する、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冊子形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冊子を形成する冊子形成装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、接着用のトナー層が形成されたシート材を一度に3枚ずつ加熱加圧部材で加熱及び加圧する動作を繰り返すことで、より枚数の多いシート材束を作製する画像形成装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-231875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、成果物としてのシート材束において、接着用のトナー層が形成されていない領域に比して接着用のトナー層が形成された領域が凹み、成果物の品位が低下してしまうことがある。
【0005】
そこで、本発明は、高品位な成果物を提供できる冊子形成装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によると、複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、前記接着ユニットは、第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、前記第1冊子の内で最も前記加圧部材に近い位置にある前記接着層の厚みが第1の厚みとなるように第1動作条件で動作し、前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第2冊子の内で最も前記加圧部材に近い位置にある前記接着層の厚みが前記第1の厚みよりも厚い第2の厚みとなるように前記第1動作条件とは異なる第2動作条件で動作する、ことを特徴とする。
【0007】
本発明の第2の態様によると、複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、前記加圧部材は、第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、第1の圧力で前記第1の枚数のシートを加圧し、前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第1の圧力よりも小さい第2の圧力で前記第2の枚数のシートを加圧する、ことを特徴とする。
【0008】
本発明の第3の態様によると、複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、前記加圧部材の表面温度は、第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、第1の温度に設定され、前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第1の温度よりも低い第2の温度に設定される、ことを特徴とする。
【0009】
本発明の第4の態様によると、複数のシートを接着することで冊子を形成する冊子形成装置において、接着用のトナーが塗布されたシートを支持するシート支持部と、加圧部材を有し、前記加圧部材によって前記シート支持部に支持されたシートを加熱及び加圧することで前記接着用のトナーを溶融させて接着層を形成し、前記接着層によってシート同士を接着する接着ユニットと、を備え、前記加圧部材は、第1の枚数のシートを含む第1冊子を形成する場合、第1の時間だけ前記第1の枚数のシートを加熱及び加圧し、前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のシートを含む第2冊子を形成する場合、前記第1の時間よりも短い第2の時間だけ前記第2の枚数のシートを加熱及び加圧する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、高品位な成果物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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