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公開番号2025002712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103041
出願日2023-06-23
発明の名称シート排出装置、画像読取装置及び記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B65H 31/02 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートの整列性を向上できるシート排出装置を提供する。
【解決手段】シート排出装置は、シートを搬送する搬送部と、搬送部で搬送されたシートを排出方向に排出する排出部と、排出部より下方に位置し、排出部から排出されたシートが積載される第1積載部と、排出方向において第1積載部の下流側に位置し、排出方向の下流に向かうにつれて上方に向かうように第1積載部に対して傾斜した第2積載部と、を有するシート積載部と、を備え、排出方向において、排出部から第2積載部の上流端までの距離は、第2積載部の上流端から積載部の下流端までの距離より大きいことを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する搬送部と、
前記搬送部で搬送されたシートを排出方向に排出する排出部と、
前記排出部より下方に位置し、前記排出部から排出されたシートが積載される第1積載部と、前記排出方向において前記第1積載部の下流側に位置し、前記排出方向の下流に向かうにつれて上方に向かうように前記第1積載部に対して傾斜した第2積載部と、を有するシート積載部と、
を備え、
前記排出方向において、前記排出部から前記第2積載部の上流端までの距離は、前記第2積載部の上流端から前記シート積載部の下流端までの距離より大きいことを特徴とするシート排出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2積載部は、前記シート積載部の前記排出方向と直交する幅方向の両端部に設けられ、
前記シート積載部は、前記幅方向において前記シート積載部の一端部側の前記第2積載部と他端部側の前記第2積載部との間に位置し、前記第2積載部に対して重力方向の下方に窪んだ窪み部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項3】
前記シート積載部は、前記排出方向において前記第2積載部の下流側に位置し、前記第1積載部に対する傾斜角度が前記第2積載部の前記第1積載部に対する傾斜角度より小さい平面部を有することを特徴とする請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項4】
前記第2積載部は、前記第1積載部に対して前記排出方向に連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項5】
前記排出方向において、前記排出部から前記シート積載部の下流端までの距離は、予め設定されている前記シート排出装置が対応可能な最大サイズのシートの全長より短いことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項6】
前記排出方向において、前記排出部から前記第2積載部の上流端までの距離は、予め設定されている前記シート排出装置が対応可能な最小サイズのシートの全長より短いことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項7】
前記窪み部には、前記幅方向において前記第2積載部に近づくにつれて上方に湾曲する湾曲面であって、予め設定されている前記シート排出装置が対応可能な最小サイズのシートが前記排出部に積載されたときにシートの両端部が載置される湾曲面が前記幅方向の両端部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項8】
シートの前記排出方向の先端部が前記第2積載部に到達する前に前記第1積載部に当接する速度でシートを排出するように前記排出部を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項9】
前記搬送部に給送するシートが積載され、前記第2積載部の上方に位置する積載トレイを備え、
前記積載トレイのシートの載置面は水平面に対して傾斜しており、前記積載トレイの傾斜角度は前記第2積載部の傾斜角度と略同一であることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項10】
前記積載トレイは、前記載置面に載置されるシートの幅方向に延びる回動軸線を中心に
回動可能に構成され、
前記積載トレイの回動中心は、前記排出部より上方に位置することを特徴とする請求項9に記載のシート排出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを排出するシート排出装置、シート排出装置を備える画像読取装置、及びシート排出装置を備える記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、記録装置や画像読取装置等のシートを搬送して印字処理や読取処理を行う装置にシートを排出する排出部と、排出されたシートを積載する積載部とを備えるシート排出装置が設けられる。このようなシート排出装置において、積載部に積載されたシートの整列性を保つためには、排出後に積載されたシートが後に排出される後続シートによって押し出されることを防ぐ必要がある。
【0003】
特許文献1には、シートの先端を突き当てシートの移動を阻止する阻止部が積載部に設けられたシート排出装置が開示されている。このような構成においては、シートが積載部から飛び出て落下することが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-26370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、小型のシート排出装置に上述の構成を適用すると、排出シート積載部よりサイズが大きいシートを排出シート積載部に積載することができず、対応可能なシートが大きく制限される。一方、阻止部が設けられない構成の場合、積載されるシートの整列性を保つことが難しい。
【0006】
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、シートの整列性を向上できるシート排出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明のシート排出装置は、
シートを搬送する搬送部と、
前記搬送部で搬送されたシートを排出方向に排出する排出部と、
前記排出部より下方に位置し、前記排出部から排出されたシートが積載される第1積載部と、前記排出方向において前記第1積載部の下流側に位置し、前記排出方向の下流に向かうにつれて上方に向かうように前記第1積載部に対して傾斜した第2積載部と、を有するシート積載部と、
を備え、
前記排出方向において、前記排出部から前記第2積載部の上流端までの距離は、前記第2積載部の上流端から前記積載部の下流端までの距離より大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シートの整列性を向上できるシート排出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る画像読取装置の斜視図である。
第1実施形態に係る画像読取装置の断面図である。
第1実施形態に係るスキャナ部の説明図である。
第1実施形態に係るガラスフレームユニットの裏面図である。
第1実施形態に係る画像読取装置内部構成を示す上視図である。
第1実施形態に係る排出シート積載部の斜視図である。
第1実施形態に係る排出シート積載部の説明図である。
第1実施形態に係る排出シート積載部の断面図である。
比較例に係る排出シート積載部の断面図である。
第1実施形態に係る排出シート積載部の説明図である。
第1実施形態に係る排出シート積載部の分解図である。
第2実施形態に係る排出シート積載部の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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