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公開番号2025002363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102482
出願日2023-06-22
発明の名称印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約【課題】情報処理装置で印刷設定を選択するときの操作性の向上を図ることができる印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】印刷装置101は、情報処理装置105に通信可能に接続され、印刷を行う装置である。印刷装置101は、印刷装置101で印刷を行うときの印刷条件を含む出力条件が互いに異なる複数の印刷設定を登録する登録手段と、少なくとも1つの印刷設定を情報処理装置105に送信する送信手段と、送信手段での印刷設定の送信に先立って、登録手段に登録されている複数の印刷設定に対して、優先順序を決定する決定手段と、送信手段で複数の印刷設定を送信する際に、複数の印刷設定を優先順序に入れ替える制御手段とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
情報を処理する情報処理装置に通信可能に接続され、印刷を行う印刷装置であって、
前記印刷装置で前記印刷を行うときの印刷条件を含む出力条件が互いに異なる複数の印刷設定を登録する登録手段と、
少なくとも１つの前記印刷設定を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
前記送信手段での前記印刷設定の送信に先立って、前記登録手段に登録されている前記複数の印刷設定に対して、優先順序を決定する決定手段と、
前記送信手段で前記複数の印刷設定を送信する際に、該複数の印刷設定を前記優先順序に入れ替える制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記送信手段は、前記制御手段で前記複数の印刷設定が前記優先順序に入れ替えられたものを送信することを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。
【請求項３】
前記情報処理装置では、前記優先順序に入れ替えられたとおりに前記複数の印刷設定が表示され、該複数の印刷設定のうちの１つの印刷設定を選択可能であり、
前記情報処理装置で選択された印刷設定に基づいた出力を行う出力手段を備えることを特徴とする請求項２に記載の印刷装置。
【請求項４】
前記情報処理装置は、ＯＳ（ＯｐｅｒａｔｉｏｎｇＳｙｓｔｅｍ）を備えるものであり、
前記印刷装置は、複数の前記情報処理装置に通信可能に接続されており、
前記情報処理装置ごとに前記ＯＳを識別する識別手段を備え、
前記送信手段は、前記識別手段で識別された前記ＯＳに応じて、前記制御手段で前記複数の印刷設定が前記優先順序に入れ替えられたものを送信することを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。
【請求項５】
前記送信手段は、前記情報処理装置からの前記印刷設定の送信要求に応じて、前記印刷設定を送信することを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。
【請求項６】
前記決定手段は、前記印刷装置での前記印刷設定の使用頻度が高い順、前記登録手段での前記印刷設定の登録順番が若い順、前記印刷装置での前記印刷設定の使用順番が若い順のうちのいずれかの決定条件に基づいて、前記優先順序を決定することを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。
【請求項７】
前記決定条件を変更する変更手段を備えることを特徴とする請求項６に記載の印刷装置。
【請求項８】
前記決定手段での前記優先順序の決定の実行の有無を切り換える切換手段を備えることを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。
【請求項９】
前記出力条件には、前記印刷後の後処理を行うときの後処理条件が含まれることを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。
【請求項１０】
情報を処理する情報処理装置に通信可能に接続され、印刷を行う印刷装置を制御する方法であって、
前記印刷装置で前記印刷を行うときの印刷条件を含む出力条件が互いに異なる複数の印刷設定を登録する登録工程と、
少なくとも１つの前記印刷設定を前記情報処理装置に送信する送信工程と、
前記送信工程での前記印刷設定の送信に先立って、前記登録工程で登録されている前記複数の印刷設定に対して、優先順序を決定する決定工程と、
前記送信工程で前記複数の印刷設定を送信する際に、該複数の印刷設定を前記優先順序に入れ替える制御工程と、を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
印刷を行う印刷装置は、当該印刷装置との間での情報を処理可能な情報処理装置（例えばパーソナルコンピュータ等）と通信可能に接続されている。そして、印刷装置と情報処理装置とは、ＩＰＰ（ＩｎｔｅｒｎｅｔＰｒｉｎｔｉｎｇＰｒｏｔｏｃｏｌ）に基づいた通信を行うことができる。これにより、印刷装置のために設計された印刷装置専用のプリンタドライバを使わずとも、情報処理装置から印刷装置に、印刷指示を行うことができる。また、ＩＰＰにより、印刷設定（印刷条件）に関する設定情報を印刷装置に保存することができる。この設定情報は、情報処理装置からの要求に応じて、印刷装置から情報処理装置に送信される。そして、情報処理装置は、この設定情報を印刷文書に反映することができる。ユーザは、印刷設定に関する設定情報をプリセットとして印刷装置に登録することができる。この登録を「ＩＰＰプリセット」と言うことがある。また、ユーザは、印刷装置に登録したプリセットを情報処理装置でも選択することできる。これにより、情報処理装置で選択されたプリセット（設定情報）を、印刷装置での印刷文書に反映することができる。特許文献１には、ＩＰＰプリセットに基づいた印刷が可能な印刷装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－９７１７９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、印刷装置に登録されたプリセット数が多くなればなるほど、情報処理装置に表示されるプリセット数も多くなるため、これらのプリセットから目的の、すなわち、希望するプリセットを探したり、選択したりするのが困難となるおそれがある。
【０００５】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、情報処理装置で印刷設定を選択するときの操作性の向上を図ることができる印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、情報を処理する情報処理装置に通信可能に接続され、印刷を行う印刷装置であって、前記印刷装置で前記印刷を行うときの印刷条件を含む出力条件が互いに異なる複数の印刷設定を登録する登録手段と、少なくとも１つの前記印刷設定を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記送信手段での前記印刷設定の送信に先立って、前記登録手段に登録されている前記複数の印刷設定に対して、優先順序を決定する決定手段と、前記送信手段で前記複数の印刷設定を送信する際に、該複数の印刷設定を前記優先順序に入れ替える制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、情報処理装置で印刷設定を選択するときの操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態に係る印刷システムの概略図である。
印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
印刷装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
ユーザと情報処理装置と印刷装置との間で実行される処理を示すシーケンス図である。
印刷装置でプリセットを登録して、情報処理装置からプリセットを設定した印刷ジョブを受信して印刷するまでの処理を示すフローチャートである。
印刷装置からプリセット情報を取得し、プリセットを利用した印刷を行う際に情報処理装置で実行される処理を示すフローチャートである。
プリセット管理テーブルの一例を示す図である。
印刷設定画面の一例を示す図である。
プリセットの管理画面の一例を示す図である。
プリンタ属性の一例を示す図である。
印刷設定画面の一例を示す図である。
第２実施形態に係る印刷システムにおいて、印刷装置でプリセットを登録して、情報処理装置からプリセットを設定した印刷ジョブを受信して印刷するまでの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の２以上の構成（特徴）を組み合わせることもできる。
【００１０】
＜＜第１実施形態＞＞
以下、図１～図１３を参照して、第１実施形態について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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