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公開番号2024180089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099530
出願日2023-06-16
発明の名称補助装置及び記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B65H 19/12 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ロールをロール使用装置の回転軸に装着する際の位置調整の作業を簡単にするための補助装置を提供する。
【解決手段】シートが巻き回されたロールの巻き芯に挿入可能な軸部材と、軸部材が設けられ、鉛直方向に移動可能な移動部材と、移動部材を鉛直方向に移動可能に支持する支持部材と、移動部材の鉛直方向の位置を検出する検出手段と、を備え、巻き芯に軸部材が挿入された状態のロールに対する鉛直方向の位置合わせを補助する補助装置であって、移動部材の鉛直方向の位置が所定の目標位置になったことが検出手段により検出された場合に、報知を行う報知手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートが巻き回されたロールの巻き芯に挿入可能な軸部材と、
前記軸部材が設けられ、鉛直方向に移動可能な移動部材と、
前記移動部材を鉛直方向に移動可能に支持する支持部材と、
前記移動部材の鉛直方向の位置を検出する検出手段と、
を備え、前記巻き芯に前記軸部材が挿入された状態の前記ロールに対する鉛直方向の位置合わせを補助する補助装置であって、
前記移動部材の鉛直方向の位置が所定の目標位置になったことが前記検出手段により検出された場合に、報知を行う報知手段を備えることを特徴とする補助装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記ロールは、ロール使用装置で使用可能であり、前記ロール使用装置は、前記巻き芯に挿入可能な回転軸を有し、前記回転軸に前記ロールが装着された状態で前記ロールを使用可能であり、
前記目標位置は、前記巻き芯の内周面と、前記回転軸の外周面と、が干渉しない状態にある前記ロールの鉛直方向の位置に対応する前記移動部材の位置である請求項1に記載の補助装置。
【請求項3】
前記報知手段は発光部材を有し、光により報知を行う請求項1又は2に記載の補助装置。
【請求項4】
前記報知手段は、前記発光部材により前記補助装置が設置される空間の壁面、天井又は床面に光を照射することにより報知を行う請求項3に記載の補助装置。
【請求項5】
前記発光部材は、複数の異なる色で発光可能であり、
前記報知手段は、前記移動部材の位置が前記目標位置になった場合とそれ以外の場合とで異なる色で前記発光部材を発光させることにより報知を行う請求項3に記載の補助装置。
【請求項6】
前記発光部材は、複数の異なるパターンで発光可能であり、
前記報知手段は、前記移動部材の位置が前記目標位置になった場合とそれ以外の場合とで異なるパターンで前記発光部材を発光させることにより報知を行う請求項3に記載の補助装置。
【請求項7】
前記報知手段は発音部材を有し、音により報知を行う請求項1又は2に記載の補助装置。
【請求項8】
前記軸部材は、前記巻き芯に挿入される方向に沿って外径が増加するテーパ形状を有する請求項1又は2に記載の補助装置。
【請求項9】
前記軸部材は、外径が異なる複数の部分からなる段付き形状を有する請求項1又は2に記載の補助装置。
【請求項10】
前記検出手段は、前記移動部材の位置が前記目標位置にある状態と、前記目標位置より高い位置にある状態と、前記目標位置より低い位置にある状態と、を検出可能に構成される請求項1又は2に記載の補助装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートが巻き回されたロールの位置調整を補助する補助装置及びシートに記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
シートが巻き回されたロールに対し記録を行う記録装置では、記録装置本体に一端が固定された回転軸に対し、他端側からロールの巻き芯を挿入することで、ロールが装着される。ロールを装着する際には、例えば、記録装置とは別体の昇降機能を有する積載装置にロールを積載した状態でロールを記録装置まで運び、ロールを昇降させながらロールの巻き芯と回転軸との位置合わせを行う作業が必要となる。この作業は、作業者がロールと回転軸との位置関係を目視で確認しながら行われるため、装置の形状によっては作業者がしゃがんで回転軸付近を覗き込みながら高さ調整する等の身体的負担のかかるものになる。また、積載装置がロールの外周面を支持する構成の場合、ロールの巻き径によって巻き芯の高さが異なるため、ロールを替えるたびに位置合わせ作業が必要になる。
【0003】
特許文献1では、ロールの巻き芯の軸方向の端部がロールの端部から突出するようにして、巻き芯の突出部分を支持する専用の昇降装置を使用し、センサを用いて昇降装置の所定の部分を測定することにより、ロールの巻き径によらず位置合わせを行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-63117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の方法では、巻き芯をメディア幅よりも突出させなければならないこと、また専用の昇降装置が必要であるため、汎用性の点で制約がある。また、特許文献1ではロールと回転軸との軸方向に見て左右方向(水平方向)と上下方向(鉛直方向)の両方を位置合わせしているため、複雑な位置合わせ機構及び制御と比較的長い位置合わせ時間を要する。
【0006】
本発明は、ロールをロール使用装置の回転軸に装着する際の位置調整の作業を簡単にするための補助装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、シートが巻き回されたロールの巻き芯に挿入可能な軸部材と、
前記軸部材が設けられ、鉛直方向に移動可能な移動部材と、
前記移動部材を鉛直方向に移動可能に支持する支持部材と、
前記移動部材の鉛直方向の位置を検出する検出手段と、
を備え、前記巻き芯に前記軸部材が挿入された状態の前記ロールに対する鉛直方向の位置合わせを補助する補助装置であって、
前記移動部材の鉛直方向の位置が所定の目標位置になったことが前記検出手段により検出された場合に、報知を行う報知手段を備えることを特徴とする補助装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ロールをロール使用装置の回転軸に装着する際の位置調整の作業を簡単にするための補助装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の印刷装置を説明する主断面図である。
実施例のウェブロールを説明する斜視図である。
実施例の印刷装置の巻き出し軸を説明する斜視図である。
実施例のウェブロール昇降装置を説明する斜視図である。
実施例のウェブロールを昇降装置に積載した状態を説明する斜視図である。
実施例1の補助装置を説明する斜視図である。
実施例1の補助装置の使用方法を説明する斜視図である。
実施例1の補助装置の巻き芯挿入部の別形状を説明する側面図である。
実施例1のウェブロールの高さ合わせを説明する斜視図である。
実施例1の補助装置の検知動作を説明するための側面図である。
実施例1の補助装置の発光動作を説明するためのフローチャートである。
実施例1の補助装置の床面照射を説明するための側面図である。
実施例のウェブロールを印刷装置の巻き出し軸への装着動作を説明するための斜視図である。
実施例2の補助装置を説明する斜視図である。
実施例2の補助装置を説明する側面図である。
実施例3の補助装置を説明する斜視図である。
実施例3の補助装置の使用方法を説明する斜視図である。
実施例3の補助装置の検知動作を説明するための断面図である。
実施例3の補助装置の検知動作を説明するための断面図である。
実施例4のウェブロール高さ又は奥行きの位置報知機構を説明する図である。
実施例4のウェブロール高さ位置報知機構のモニタ画面の図である。
実施例4のウェブロール奥行き位置報知機構のモニタ画面の図である。
実施例4のウェブロール奥行き位置報知機構のモニタ画面の図である。
実施例5のウェブロール高さ位置報知機構のモニタ画面の図である。
実施例5のウェブロール奥行き位置報知機構のモニタ画面の図である。
実施例の効果を説明する図である。
実施例の効果を説明する図である。
実施例の効果を説明する図である。
実施例の効果を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施例1)
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明する。図1は記録装置である印刷装置1の内部構成を示す概略断面図である。図1における左右方向をX方向、図1の紙面に垂直の方向をY方向、上下方向をZ方向とする。X方向は、印刷装置1の正面から見て水平方向であり、図1で右から左へ向かう方向を正とする。Y方向は、シートSの搬送方向に直交するシート幅方向であり、紙面手前から奥へ向かう方向を正とする。Z方向は、印刷装置1の上方に向かう方向を正とする。
(【0011】以降は省略されています)

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