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公開番号
2024174667
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092612
出願日
2023-06-05
発明の名称
電子写真装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
5/147 20060101AFI20241210BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナーの外添剤としてチタン酸ストロンチウムを使用した画像形成装置において電子写真感光体の耐久性を維持しつつ、低温低湿条件下においても転写性に優れた電子写真装置の提供。
【解決手段】結着樹脂として樹脂Xを含有する表面層を有する電子写真感光体と、前記電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記電子写真感光体の表面に光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を転写媒体に転写する転写手段とを有し、前記トナーが外添剤としてチタン酸ストロンチウムを有し、前記樹脂Xが、式(1)で表される構造単位を含むことを特徴とする電子写真装置を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
結着樹脂として樹脂Xを含有する表面層を有する電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電された前記電子写真感光体の表面に光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を転写媒体に転写する転写手段とを有し、
前記トナーが外添剤としてチタン酸ストロンチウムを有し、
前記樹脂Xが、式(1)で表される構造単位を含むことを特徴とする電子写真装置。
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【請求項2】
前記樹脂Xが、さらに式(2)で表される構造単位を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子写真装置。
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(式(2)中、R
1
及びR
2
はメチル基を表し、R
3
及びR
4
は互いに結合して炭素原子数5又は6のシクロアルキリデン基を表すか、又は、R
1
及びR
2
はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表し、R
3
はメチル基を表し、R
4
は水素原子、又は炭素原子数2若しくは3のアルキル基を表す。)
【請求項3】
前記樹脂Xに含まれる式(2)で表される構造単位の数n2に対する前記樹脂Xに含まれる式(1)で表される構造単位の数n1の比の値n2/n1は1.0以上であることを特徴とする請求項2に記載の電子写真装置。
【請求項4】
前記表面層中の結着樹脂における式(1)と式(2)で表される構造単位を含む樹脂Xの含有量が50質量%以上100質量%以下であることを特徴とする請求項2に記載の電子写真装置。
【請求項5】
前記式(2)で表される構造単位が、式(2-1)、(2-2)、(2-3)、(2-4)、又は(2-5)で表される構造単位である、請求項2に記載の電子写真装置。
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【請求項6】
前記式(2)で表される構造単位が、式(2-5)で表される構造単位である、請求項2に記載の電子写真装置。
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【請求項7】
前記表面層は、式(PE1-1)及び式(PE1-2)からなる群より選ばれる少なくとも何れかで表される構造単位と、式(PE2-1)及び式(PE2-2)からなる群より選ばれる少なくとも何れかで表される構造単位を有する樹脂Yをさらに含有する、請求項1又は2に記載の電子写真装置。
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【請求項8】
前記トナーにおけるトナー粒子に対する前記チタン酸ストロンチウムの質量が0.1~1.0質量%である、請求項1又は2に記載の電子写真装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真感光体を用いた電子写真装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真装置やプロセスカートリッジに搭載される電子写真感光体としては、有機光導電性物質(電荷発生物質)を含有する有機電子写真感光体(以下、単に「電子写真感光体」あるいは「感光体」とも称する。)が用いられている。近年、より長寿命の電子写真装置が求められており、そのため、画質、及び耐摩耗性(機械的耐久性)を向上させた電子写真感光体の提供が望まれている。
また、近年の電子写真装置では、上述した長寿命化への対応に加えて、転写工程を効率化することで、転写時のトナーの飛び散りを抑制して画質を向上させ、廃トナーを削減することが求められている。
【0003】
電子写真感光体の電荷輸送層用の結着樹脂として、従来、ポリカーボネート樹脂がよく使用されてきた。また、静電荷像現像用トナーの外添剤として、トナーの帯電性を制御する目的などでチタン酸ストロンチウムが使用されてきた。特許文献1では、感光体の電荷輸送層用の結着樹脂としてポリカーボネート樹脂を用い、外添剤としてチタン酸ストロンチウムを使用したトナーを用いた電子写真装置が提案されている。
【0004】
また、電荷輸送層用の結着樹脂としてポリカーボネート樹脂よりも機械的強度が高いポリアリレート樹脂を使用することで、電子写真感光体の耐久性を向上させる提案がなされている。ポリアリレート樹脂は、芳香族ジカルボン酸ポリエステル樹脂の1種である。特許文献2にポリアリレート樹脂を感光層中に含有させることにより、耐久性や、電気特性を向上させた感光体の提案がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-131520号公報
特開2011-227486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者らの検討によると、感光体の耐久性の向上を目的として特許文献1に記載の電子写真感光体のポリカーボネート樹脂を特許文献2に記載のポリアリレート樹脂に置き換えた画像形成装置では、耐久後の低温低湿の環境下において転写性に改善の余地があった。
【0007】
したがって本発明の目的は、トナーの外添剤としてチタン酸ストロンチウムを使用した画像形成装置において電子写真感光体の耐久性を維持しつつ、低温低湿条件下においても転写性に優れた電子写真装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明に係る電子写真装置は、
結着樹脂として樹脂Xを含有する表面層を有する電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電された前記電子写真感光体の表面に光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を転写媒体に転写する転写手段とを有し、
前記トナーが外添剤としてチタン酸ストロンチウムを有し、
前記樹脂Xが、式(1)で表される構造単位を含むことを特徴とする。
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【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、トナーの外添剤としてチタン酸ストロンチウムを使用した画像形成装置において電子写真感光体の耐久性を維持しつつ、低温低湿条件下においても転写性に優れた電子写真装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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