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公開番号
2024172868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090882
出願日
2023-06-01
発明の名称
液体吐出ヘッド
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20241205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】複数の記録素子基板を備え、大サイズ化を抑制可能な液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、複数の吐出口104が第1方向に配列されて構成される第1吐出口列と、第1圧力室101aと、を有する第1素子基板100aと、複数の吐出口104が第1方向に配列されて構成される第2吐出口列と、第2圧力室101cと、を有する第2素子基板100bと、液体を貯留する複数の貯留室を有する流路形成部材と、を備え、第2吐出口列は、少なくとも一部が第1吐出口列に対して第1方向と直交する第2方向に隣接し、複数の貯留室は、第1圧力室101a及び第2圧力室101bと連通する第1貯留室301aと、第1圧力室101aと連通する第2貯留室301bと、第2圧力室101bと連通する第3貯留室301cと、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する複数の吐出口が第1方向に配列されて構成される第1吐出口列と、前記第1吐出口列の吐出口に対応して設けられる第1圧力室と、を有する第1素子基板と、
液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列されて構成される第2吐出口列と、前記第2吐出口列の吐出口に対応して設けられる第2圧力室と、を有する第2素子基板と、
液体を貯留する複数の貯留室を有する流路形成部材と、
を備え、
前記第2吐出口列は、少なくとも一部が前記第1吐出口列に対して前記第1方向と直交する第2方向に隣接し、
前記複数の貯留室は、前記第1圧力室及び前記第2圧力室と連通する第1貯留室と、前記第1圧力室と連通する第2貯留室と、前記第2圧力室と連通する第3貯留室と、を含むことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1貯留室から前記第1圧力室に供給した液体の一部を前記第2貯留室で回収し、
前記第1貯留室から前記第2圧力室に供給した液体の一部を前記第3貯留室で回収することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記第2吐出口列は、前記第1吐出口列に対して前記第1方向にずれて配置されることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記第1素子基板は、液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列されて構成される第3吐出口列と、前記第3吐出口列の吐出口に対応して設けられる第3圧力室と、を有し、
前記第2素子基板は、液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列されて構成される第4吐出口列と、前記第4吐出口列の吐出口に対応して設けられる第4圧力室と、を有し、
前記第2貯留室は、前記第3圧力室と連通し、
前記第3貯留室は、前記第4圧力室と連通し、
前記複数の貯留室は、前記第3圧力室と連通する第4貯留室と、前記第4圧力室と連通する第5貯留室と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記第4貯留室から前記第3圧力室に供給した液体の一部を前記第2貯留室で回収し、
前記第5貯留室から前記第4圧力室に供給した液体の一部を前記第3貯留室で回収することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記第1貯留室の前記第1方向の幅は、前記第2貯留室、前記第3貯留室、前記第4貯留室及び前記第5貯留室の前記第1方向の幅より大きいことを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記第1貯留室、前記第4貯留室及び前記第5貯留室の容積の和は、前記第2貯留室及び前記第3貯留室の容積の和より大きいことを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記第2貯留室から前記第1圧力室に供給した液体の一部を前記第1貯留室で回収し、
前記第3貯留室から前記第2圧力室に供給した液体の一部を前記第1貯留室で回収することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記第2吐出口列は、前記第1吐出口列に対して前記第1方向にずれて配置されること
を特徴とする請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記第1貯留室の前記第1方向の幅は、前記第2貯留室及び前記第3貯留室の前記第1方向の幅より大きいことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、紙等の記録媒体に対して画像記録を行う液体吐出ヘッドとして、内部に流路が形成された記録素子基板からインク等の液体を記録媒体に向けて吐出する構成が知られている。このようなインクジェット方式の液体吐出ヘッドを備える記録装置においては、液滴が記録素子基板の吐出口から吐出されて記録媒体の所望の位置に着弾することによって、記録媒体上に画像が記録される。
【0003】
特許文献1には、記録素子基板を備える吐出ユニットを記録媒体の搬送方向や幅方向に複数配置して、吐出口列を多列化し、吐出口列を見かけ上、長尺化している構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-19153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の構成においては、各吐出ユニットごとに記録素子基板が設けられており、各記録素子基板へ液体を供給するための流路が各吐出ユニットの内部に形成されている。このような構成においては、記録素子基板の数が増えるほど流路を多く形成する必要があるため、液体吐出ヘッドが大サイズ化しやすい。
【0006】
上述の課題を解決するため、本発明は、複数の記録素子基板を備え、大サイズ化を抑制可能な液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明の液体吐出ヘッドは、
液体を吐出する複数の吐出口が第1方向に配列されて構成される第1吐出口列と、前記第1吐出口列の吐出口に対応して設けられる第1圧力室と、を有する第1素子基板と、
液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列されて構成される第2吐出口列と、前記第2吐出口列の吐出口に対応して設けられる第2圧力室と、を有する第2素子基板と、
液体を貯留する複数の貯留室を有する流路形成部材と、
を備え、
前記第2吐出口列は、少なくとも一部が前記第1吐出口列に対して前記第1方向と直交する第2方向に隣接し、
前記複数の貯留室は、前記第1圧力室及び前記第2圧力室と連通する第1貯留室と、前記第1圧力室と連通する第2貯留室と、前記第2圧力室と連通する第3貯留室と、を含むことを特徴とする。
また、上述の目的を達成するため、本発明の液体吐出ヘッドは、
液体を吐出する複数の吐出口が第1方向に配列されて構成される第1吐出口列と、前記第1吐出口列の吐出口に対応して設けられる第1圧力室と、液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列されて構成される第2吐出口列と、前記第2吐出口列の吐出口に対応して設けられる第2圧力室と、を有する第1素子基板と、
液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列されて構成される第3吐出口列と、前記第3吐出口列の吐出口に対応して設けられる第3圧力室と、液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列されて構成される第4吐出口列と、前記第4吐出口列の吐出口に対応して設けられる第4圧力室と、を有する第2素子基板と、
液体を貯留する複数の貯留室を有する流路形成部材と、
を備え、
前記第3吐出口列は、少なくとも一部が前記第2吐出口列に対して前記第1方向と直交する第2方向に隣接し、
前記複数の貯留室は、前記第1圧力室及び前記第3圧力室と連通する第1貯留室と、前記第2圧力室と連通する第2貯留室と、前記第4圧力室と連通する第3貯留室と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の記録素子基板を備え、大サイズ化を抑制可能な液体吐出ヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る液体吐出ヘッドの分解斜視図である。
第1実施形態に係る液体吐出ユニットの分解斜視図である。
圧力損失の低減効果と流路内の気泡の除去性アップ効果の説明図である。
第1実施形態に係る記録素子基板の断面模式図である。
第1実施例に係る液体吐出ユニットの流路構成の説明図である。
第2実施例に係る液体吐出ユニットの流路構成の説明図である。
第3実施例に係る液体吐出ユニットの流路構成の説明図である。
第4実施例に係る液体吐出ユニットの流路構成の説明図である。
第5実施例に係る液体吐出ユニットの流路構成の説明図である。
第6実施例に係る液体吐出ユニットの流路構成の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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