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公開番号
2024162915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078902
出願日
2023-05-11
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/76 20230101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 実装面積及び消費電力の両方の観点に基づき、撮像素子と処理部間の伝送を制御する。
【解決手段】 第一の読み出しと第二の読み出しで読み出された画像データを設定された圧縮率に従って符号化する符号化部と、前記符号化部で得たデータを転送する送信側I/F部とを有し、前記第一の読み出しと前記第二の読み出しで前記符号化部を共有し、前記第一の読み出しと前記第二の読み出しで前記符号化部の圧縮率が異なる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の画素が行列状に配置され、各画素列に複数の列出力線を備えた画素アレイと、
前記画素アレイから読み出された信号に基づく画像データを圧縮符号化する符号化部と、
前記画像データを出力する出力部と、
前記画素アレイの第1の画素行から第1の列出力線を介して読み出した信号に基づく第1の画像データを前記出力部から出力するとともに、前記画素アレイの前記第1の画素行と異なる第2の画素行から前記第1の列出力線と異なる第2の列出力線を介して読み出した信号に基づく第2の画像データを前記第1の画像データと並行して前記出力部から出力するように制御する制御手段と、を有し、
前記第1の画像データを出力する際に使用する前記出力部のレーン数の方が前記第2の画像データを前記出力部から出力する際に使用する前記出力部のレーン数よりも多く、前記符号化部における前記第1の画像データに対する圧縮率の方が前記符号化部による前記第2の画像データに対する圧縮率よりも高いことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記符号化部は、前記第1の画像データと前記第2の画像データを時分割で圧縮符号化することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記符号化部は、前記第2の画像データを圧縮符号化しないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記符号化部で圧縮符号化された前記第1の画像データと前記第2の画像データのそれぞれのデータ量に応じた前記出力部のレーンを活性化するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記第1の画像データの圧縮符号化される前のデータ量に基づく前記出力部のレーン数と、前記第1の画像データの圧縮符号化された後のデータ量に基づく前記出力部のレーン数とを比較して前記符号化部による圧縮率を設定し、前記第2の画像データの圧縮符号化される前のデータ量に基づく前記出力部のレーン数と、前記第2の画像データの圧縮符号化された後のデータ量に基づく前記出力部のレーン数とを比較して前記符号化部による圧縮率を設定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1の画像データはライブビューに用いられ、前記第2の画像データはフリッカ検出に用いられることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置に備えられる撮像素子の中には、画素部のライン単位で領域ごとに独立して読み出しタイミングを変更し、フレームレートや露出の異なる画像データを並列して出力(所謂マルチストリーム出力)できるものがある。マルチストリーム出力による読み出し画素数の増加に伴い、読み出しデータ量が増加するため、読み出し速度が低下する要因となる。そこで、撮像素子内部で画像データを圧縮処理することによりデータ量を削減することで、読み出し速度低下を抑制することができる。その一方で、圧縮回路の回路規模による撮像素子の面積増大や消費電力が問題となる。
【0003】
撮像素子と画像処理回路のI/F部は、高速な転送速度の要求に対してシリアルの差動信号を転送するように構成される。このシリアルの差動信号は、正負2線のペアを1レーンとして実装し、複数レーンで1つのチャンネルを構成するように定義される。I/F部の伝送路帯域は一定であることから、画像データのデータ量が増加することで相対的に全画像信号の転送時間が長くなるという問題がある。
【0004】
転送時間を短縮するためにレーン数を増やすなど高速転送する構成にすると、I/F部の消費電力、撮像素子と画像処理回路間の伝送路の実装面積などが問題になり、小規模な撮像装置では実現が困難となる。
【0005】
特許文献1では、R/B画素信号とGr/Gb画素信号をマルチストリームで出力する場合に、各経路に符号化回路をそれぞれ備え、R/B画素信号とGr/Gb画素信号の符号化回路における圧縮率と出力レーン数を異ならせることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-136603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、R/B画素信号とGr/Gb画素信号をそれぞれに対応して設けられた符号化回路で圧縮符号化するように構成されている。そのため、2つの符号化回路の実装面積が必要であり、さらに消費電力も大きくなるという課題がある。
【0008】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路実装面積と消費電力の観点から、撮像された画像データの画像処理部への伝送を適切に制御可能な撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、複数の画素が行列状に配置され、各画素列に複数の列出力線を備えた画素アレイと、前記画素アレイから読み出された信号に基づく画像データを圧縮符号化する符号化部と、前記画像データを出力する出力部と、前記画素アレイの第1の画素行から第1の列出力線を介して読み出した信号に基づく第1の画像データを前記出力部から出力するとともに、前記画素アレイの前記第1の画素行と異なる第2の画素行から前記第1の列出力線と異なる第2の列出力線を介して読み出した信号に基づく第2の画像データを前記第1の画像データと並行して前記出力部から出力するように制御する制御手段と、を有し、前記第1の画像データを出力する際に使用する前記出力部のレーン数の方が前記第2の画像データを前記出力部から出力する際に使用する前記出力部のレーン数よりも多く、前記符号化部における前記第1の画像データに対する圧縮率の方が前記符号化部による前記第2の画像データに対する圧縮率よりも高いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、回路実装面積と消費電力の観点から撮像画像データの画像処理部への伝送を適切に制御可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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