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公開番号2025052815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161726
出願日2023-09-25
発明の名称システム及びシステムの制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20250328BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザーが意図しない動作をユーザーアバターが行ってしまう場合があった。
【解決手段】仮想空間管理システム111は、アバターの動作を制限する動作制限モード、ユーザーの入力を制限する入力制限モードのいずれかに基づき、アバターに対応するユーザーの検出データに基づくアバターの動作の制限のための制御を実行する(S510、図6(b)のS611~S616、図8のS811~S816、図10(a)のS1001~S1006、図10(b)のS1011~S1016)。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間におけるアバターの動作の制御を行うシステムであって、
アバターの動作を制限する動作制限モード、ユーザーの入力を制限する入力制限モードのいずれかに基づき、アバターに対応するユーザーの検出データに基づくアバターの動作の制限のための制御を実行する制御手段を有することを特徴とするシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記動作制限モードにおいて制限するアバターの動作を設定する第1設定手段を有し、
前記第1設定手段では、動作を制限するアバターの部位を指定することで制限するアバターの動作を設定し、
前記制御手段は、前記設定されたアバターの部位の動作を制限することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記動作制限モードにおいて制限するアバターの動作を設定する第1設定手段を有し、
前記第1設定手段は、動作を制限するアバターの形状を指定することで制限するアバターの動作を設定し、
前記制御手段は、前記設定されたアバターの形状と一致あるいは部分一致する形状を形成しないようにアバターの動作を制限することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記第1設定手段は、前記制限するアバターの動作を、複数の選択肢からの選択により設定することを特徴とする請求項2又は3に記載のシステム。
【請求項5】
前記入力制限モードにおいて制限するユーザーの入力を設定する第2設定手段を有し、
前記第2設定手段では、入力を制限するユーザーの部位を指定することで制限するユーザーの入力を設定し、
前記制御手段は、アバターに対応するユーザーの検出データのうち、前記設定されたユーザーの部位の検出データに従うアバターの動作を制限することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記入力制限モードにおいて制限するユーザーの入力を設定する第2設定手段を有し、
前記第2設定手段では、入力を制限するユーザーの形状を指定することで制限するユーザーの入力を設定し、
前記制御手段は、アバターに対応するユーザーの検出データのうち、前記設定されたユーザーの形状と一致あるいは部分一致する範囲の検出データに従うアバターの動作を制限することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記第2設定手段は、前記制限するユーザーの入力を、複数の選択肢からの選択により設定することを特徴とする請求項5又は6に記載のシステム。
【請求項8】
前記第2設定手段では、入力を制限するユーザーの形状を撮影した撮影データを用いて前記入力を制限するユーザーの形状を指定することを特徴とする請求項5又は6に記載のシステム。
【請求項9】
仮想空間におけるアバターの動作の制御を行うシステムの制御方法であって、
アバターの動作を制限する動作制限モード、ユーザーの入力を制限する入力制限モードのいずれかに基づき、アバターに対応するユーザーの検出データに基づくアバターの動作の制限のための制御を実行する工程を有することを特徴とするシステムの制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間におけるアバターの動作の制御を行うシステム及びシステムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
VR(Virtual Reality、仮想現実)やAR(Augumented Reality、拡張現実)といった現実と仮想の世界を融合して疑似体験を提供する空間を作り出す技術の総称としてXR(Extended Reality/Cross Reality)が注目され、各種標準化の取り組みが行われている。また、近年ではこのような技術を利用した仮想空間やサービスをメタバースと呼び、ゲーム等の娯楽用途だけでなく、仮想オフィスやVR会議室のようにビジネスシーンでも利用されるようになってきた。
【0003】
仮想空間では、各ユーザーがHMD(Head Mounted Display)を装着し、HMDを介して仮想空間上で現実空間と同様に他ユーザーのアバターとコミュニケーションを行う。
HMDがユーザーの身体や手、HMDやコントローラーの位置やジェスチャーをトラッキングすることで、ユーザーは現実空間のユーザーの動きと同じように仮想空間上のアバター(ユーザーアバター)を動かすことができる。
【0004】
ユーザーのジェスチャーを認識し仮想オブジェクトを操作するための技術として、特許文献1がある。特許文献1によると、ユーザーのジェスチャーを検出し解析することでジェスチャー情報をアプリケーションに入力し仮想オブジェクトを操作することが可能であり、仮想オブジェクトの操作におけるユーザー体験を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2012-521039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、ユーザーのジェスチャーが常にアプリケーションに入力され仮想空間のユーザーアバターに反映されると、ユーザーが望まない時でもユーザーアバターが動いてしまう場合がある。例えば、仮想空間での会話中でユーザーアバターを動かしたくない時でも、疲労などの理由から現実世界で姿勢を変えると、例えば座ってしまうと、ユーザーアバターも座ってしまう。
【0007】
また、前述したジェスチャーの検出には誤検出が含まれる場合があるため、ユーザーが行ったジェスチャーとは異なるジェスチャーが入力されてしまう場合がある。例えば、ユーザーが頭をかくなどのために現実世界で腕を上げた際に、腕を払う動作と誤検出され、ユーザーアバターの腕が近くのユーザーのユーザーアバターを叩いてしまう場合がある。
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、ユーザーが意図しない動作をユーザーアバターが行わないようにできる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、仮想空間におけるアバターの動作の制御を行うシステムであって、アバターの動作を制限する動作制限モード、ユーザーの入力を制限する入力制限モードのいずれかに基づき、アバターに対応するユーザーの検出データに基づくアバターの動作の制限のための制御を実行する制御手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザーが意図しない動作をユーザーアバターが行わないようにできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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