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公開番号
2025056995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166578
出願日
2023-09-27
発明の名称
カートリッジ及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナーを収容するカートリッジ及びこれを備える画像形成装置の一形態を提供する。
【解決手段】カートリッジは、第1容器と、第1容器と共に第1室を構成するフィルタと、フィルタと共にトナーを収容するための第2室を構成する第2容器と、フィルタの対向領域に隙間をあけて対向しつつ対向領域に向かって開口する第1パイプ開口と、第2パイプ開口と、が設けられるパイプと、を備える。フィルタは、仕切部と、被挟持部と、を有する。第1容器及び第2容器のいずれか一方は、第3方向に見た場合に、対向領域に向かうようにかつ下方に傾斜した傾斜面を含む。第1容器及び第2容器のいずれか他方は、挟持面を有する。フィルタの被挟持部は、第1方向に見た場合に第2方向に延びる第1被挟持部分であって、傾斜面に沿うように傾斜面と挟持面との間に挟持される第1被挟持部分を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
カートリッジであって、
前記カートリッジの外部と通じる容器開口が設けられた第1容器と、
前記第1容器と共に第1室を構成するフィルタであって、トナーの通過を妨げるように且つ空気の通過を許容するように構成されたフィルタと、
前記フィルタと共にトナーを収容するための第2室を構成する第2容器と、
前記フィルタの対向領域に隙間をあけて対向しつつ前記対向領域に向かって開口する第1パイプ開口と、前記カートリッジの外部と通ずる第2パイプ開口と、が設けられ、前記第1パイプ開口と前記第2パイプ開口を繋ぐパイプと、
を備え、
前記フィルタは、前記第1室と前記第2室とを仕切る仕切部と、前記第1容器及び前記第2容器によって挟持される被挟持部と、を有し、
前記第1容器と前記第2容器が整列する方向を第1方向とし、前記第1方向に垂直な断面において前記第1方向と交差する方向を第2方向とし、前記第1方向と前記第2方向の双方に交差する方向を第3方向とし、前記第1方向が重力方向であって前記第1室の上方に前記第2室がある所定の向きに前記カートリッジが方向付けられた場合において、
前記第1容器及び前記第2容器のいずれか一方は、前記第3方向に見た場合に、前記第2方向において前記フィルタの前記対向領域に近づくにつれて前記第1方向において前記対向領域に向かうようにかつ下方に傾斜した傾斜面を含み、
前記第1容器及び前記第2容器のいずれか他方は、挟持面を有し、
前記フィルタの前記被挟持部は、前記第1方向に見た場合に前記第2方向に延びる第1被挟持部分であって、前記傾斜面に沿うように前記傾斜面と前記挟持面との間に挟持される第1被挟持部分を有する、
ことを特徴とするカートリッジ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、
前記挟持面は、前記第3方向に見た場合に、前記第2方向において前記傾斜面に沿って傾斜している、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記傾斜面及び前記挟持面は、それぞれ第1傾斜面及び第1挟持面であり、
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、
前記第1容器及び前記第2容器の前記一方は、前記第3方向に見たときに、前記第2方向において前記対向領域に対して前記第1傾斜面とは反対側に配置され、前記対向領域に近づくにつれて下方に向かうように傾斜した第2傾斜面を有し、
前記第1容器及び前記第2容器の前記他方は、第2挟持面を有し、
前記フィルタの前記被挟持部は、前記第1方向に見た場合に前記第2方向に延びる第2被挟持部分であって、前記第2傾斜面に沿うように前記第2傾斜面と前記第2挟持面との間に挟持される第2被挟持部分を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、
前記第2挟持面は、前記第3方向に見た場合に、前記第2方向において前記第2傾斜面に沿って傾斜している、
ことを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、
前記第1容器及び前記第2容器の前記一方は、前記第3方向に見たときに、前記第2方向において前記第1傾斜面と前記第2傾斜面の間に設けられる中間面を有し、
前記第1容器及び前記第2容器のいずれか他方は、中間挟持面を有し、
前記フィルタの前記被挟持部は、前記第1方向に見た場合に前記第2方向に延びる中間挟持部分であって、前記中間面に沿うように前記中間面と前記中間挟持面との間に挟持される中間挟持部分を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記第2容器の長手方向は、前記第2方向である、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、
前記第1容器及び前記第2容器の前記一方は、前記第2方向に見たときに、前記第1方向における前記第1パイプ開口との距離が変わらないように前記第3方向に延びる平坦面を有し、
前記第1容器及び前記第2容器の前記他方は、第3挟持面を有し、
前記フィルタの前記被挟持部は、前記第1方向に見た場合に前記第3方向に延びる第3被挟持部分であって、前記平坦面に沿うように前記平坦面と前記第3挟持面との間に挟持される第3被挟持部分を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、前記平坦面は、前記第1パイプ開口よりも上方に位置する、
ことを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、前記第1パイプ開口は下方に向かって開口し、前記第2パイプ開口は、前記第1パイプ開口よりも上方に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記カートリッジが前記所定の向きに方向付けられた場合において、前記フィルタの前記仕切部は、前記第3方向の全域に亘って、前記第3方向に平行に延びている、
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナーを収容するカートリッジ及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムの表面に形成したトナー像を、転写媒体としての転写材に転写することで、画像を形成する。そして、現像剤の補給方式は、例えばプロセスカートリッジ方式やトナー補給方式が知られている。プロセスカートリッジ方式は、感光ドラムと現像容器をプロセスカートリッジとして一体化し、現像剤が切れるとプロセスカートリッジを新品に交換する方式である。
【0003】
一方、トナー補給方式は、トナーが切れると、新たにトナーを現像容器に補給する方式である。従来、現像容器に着脱可能なトナーパックを用いて、現像容器にトナーを補給する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
また、トナーを収容する現像装置と、現像装置に供給されるトナーを収容するトナー収容容器と、トナー収容容器に空気を送るエアーポンプと、を備えた画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。この画像形成装置には、トナー収容容器から現像装置に送られたトナー及び空気の内、空気のみを現像装置の外部に通気させる空気フィルタが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-154300号公報
特開2000-147884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、トナーを収容するカートリッジ及びこれを備える画像形成装置の一形態を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、カートリッジであって、前記カートリッジの外部と通じる容器開口が設けられた第1容器と、前記第1容器と共に第1室を構成するフィルタであって、トナーの通過を妨げるように且つ空気の通過を許容するように構成されたフィルタと、前記フィルタと共にトナーを収容するための第2室を構成する第2容器と、前記フィルタの対向領域に隙間をあけて対向しつつ前記対向領域に向かって開口する第1パイプ開口と、前記カートリッジの外部と通ずる第2パイプ開口と、が設けられ、前記第1パイプ開口と前記第2パイプ開口を繋ぐパイプと、を備え、前記フィルタは、前記第1室と前記第2室とを仕切る仕切部と、前記第1容器及び前記第2容器によって挟持される被挟持部と、を有し、前記第1容器と前記第2容器が整列する方向を第1方向とし、前記第1方向に垂直な断面において前記第1方向と交差する方向を第2方向とし、前記第1方向と前記第2方向の双方に交差する方向を第3方向とし、前記第1方向が重力方向であって前記第1室の上方に前記第2室がある所定の向きに前記カートリッジが方向付けられた場合において、前記第1容器及び前記第2容器のいずれか一方は、前記第3方向に見た場合に、前記第2方向において前記フィルタの前記対向領域に近づくにつれて前記第1方向において前記対向領域に向かうようにかつ下方に傾斜した傾斜面を含み、前記第1容器及び前記第2容器のいずれか他方は、挟持面を有し、前記フィルタの前記被挟持部は、前記第1方向に見た場合に前記第2方向に延びる第1被挟持部分であって、前記傾斜面に沿うように前記傾斜面と前記挟持面との間に挟持される第1被挟持部分を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、空気でトナーを送るトナーカートリッジ及びこれを備える画像形成装置の一形態を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す全体概略図。
(a)は画像形成装置を示す斜視図、(b)は前ドアが開いた状態の画像形成装置を示す斜視図、(c)はトナーカートリッジを取り外した状態の画像形成装置を示す斜視図。
(a)は画像形成ユニットを示す斜視図、(b)はトナーカートリッジが取り外された状態の画像形成ユニットを示す斜視図。
レーザスキャナから照射されるレーザ光の光路を示す斜視図。
(a)はレーザスキャナ及び画像形成ユニットを示す平面図、(b)は画像形成ユニットを示す平面図。
(a)は図5(b)の6A-6A断面を示す断面図、(b)は図5(b)の6B-6B断面を示す断面図。
(a)は図5(a)の7A-7A断面を示す断面図、(b)は補給パイプを示す拡大断面図。
画像形成ユニットが装置本体から引き出された状態を示す斜視図。
(a)はトナーカートリッジを示す正面図、(b)はトナーカートリッジを示す平面図、(c)はトナーカートリッジを示す底面図、(d)はトナーカートリッジを示す側面図、(e)はトナーカートリッジを示す背面図である。
(a)は図9(b)の10A-10A断面を示す断面図、(b)はY1Z1平面で切断したトナーカートリッジを示す斜視図、(c)はトナーカートリッジを示す分解図、(d)はトナーカートリッジを示す分解斜視図。
第1枠体と第2枠体との接合部分を示す拡大図。
(a)は排出管を示す断面図、(b)はX1Z1平面で切断した排出管を示す斜視図。
(a)は第2の実施の形態に係るトナーカートリッジを示す平面図、(b)は図13(a)の13B-13B断面を示す断面図、(c)はY1Z1平面で切断した状態のトナーカートリッジを示す分解斜視図。
(a)は第3の実施の形態に係るトナーカートリッジを示す平面図、(b)は図14(a)の14B-14B断面を示す断面図。
(a)は第4の実施の形態に係るトナーカートリッジを示す平面図、(b)は図15(a)の15B-15B断面で切断されたトナーカートリッジを示す分解斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施の形態>
〔全体構成〕
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態に係る画像形成装置1は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。なお、画像形成装置とは、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及び複合機を含み、外部PCから入力された画像情報や原稿から読取った画像情報に基づいて、記録媒体として用いられるシートに画像を形成する装置を指すものとする。また、画像形成装置は、画像形成機能を有する本体に加えて、オプションフィーダ、画像読取装置、シート処理装置等の付属機器が連結される場合があるが、このような付属機器が連結されたシステム全体も画像形成装置の一種である。
(【0011】以降は省略されています)
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