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公開番号2024170971
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087774
出願日2023-05-29
発明の名称情報処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20241204BHJP(計算;計数)
要約【課題】アバター同士の接触といったユーザ同士の仮想的な接触を十分なコミュニケーションツールとして利用できるようにする。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、仮想空間または複合現実空間である3次元空間における、第1のユーザに対する第2のユーザの仮想的な接触を検知する検知手段と、前記仮想的な接触があった場合に、当該接触の位置に関する情報を前記第1のユーザに通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間または複合現実空間である3次元空間における、第1のユーザに対する第2のユーザの仮想的な接触を検知する検知手段と、
前記仮想的な接触があった場合に、当該接触の位置に関する情報を前記第1のユーザに通知するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記検知手段は、複合現実空間である3次元空間における、前記第1のユーザに対する前記第2のユーザのアバターの接触を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記検知手段は、仮想空間である3次元空間における、前記第1のユーザのアバターに対する前記第2のユーザのアバターの接触を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記接触の位置および強度に関する前記情報を通知するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、表示または音声によって前記情報を通知するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、振動によって前記情報を通知するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2のユーザが第1のリストに含まれていない場合には前記情報は通知しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2のユーザが第2のリストに含まれている場合には前記情報は通知しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記3次元空間において前記第2のユーザが前記第1のユーザの視界に存在する場合には前記情報は通知しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記検知手段は、前記第1のユーザに対する前記第2のユーザの手の仮想的な接触を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、特に仮想空間または複合現実空間におけるユーザ間のコミュニケーションを支援する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが仮想オブジェクトと相互に作用しあえる環境をコンピュータなどで生成する仮想現実(以下、VR)技術が知られている。現実世界と仮想世界の映像をリアルタイムに融合させる技術として、複合現実(以下、MR)技術や拡張現実(以下、AR)技術も知られている。通常、これらの技術(以下、XR技術)を用いた映像の視聴には、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)と呼ばれる、ゴーグル型や眼鏡型の表示デバイスが使用される。HMDは、例えば、左右の目の位置に合うように配置された2つのディスプレイを備える。外部の映像を取得するカメラを前面に備えたHMDも提案されている。
【0003】
仮想空間(以下、VR空間)または複合現実空間(以下、MR空間)において、ユーザを表現したキャラクター(以下、アバター)を用い、ユーザ間のコミュニケーションを可能とする技術も提案されている。アバターは、コントローラを用いて操作したり、モーショントラッキングによって操作したりできる。
【0004】
特許文献1には、仮想オブジェクトに接触したことのフィードバックをユーザに与える技術が開示されている。特許文献2には、VR空間においてアバター同士が接触したことをトリガーとして、ユーザ間のチャットを開始する技術が開示されている。特許文献3には、VR空間において、HMDを装着していないユーザのアバターが他のアバターに揺さぶられたことに応答して、HMDを装着していない当該ユーザの端末に通知を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-80152号公報
特開2001-236291号公報
特開2019-61434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1~3に開示の技術では、アバター同士の接触を十分なコミュニケーションツールとして利用することができない。特許文献1に開示の技術は、ユーザが仮想オブジェクトに対して能動的に接触したことのフィードバックを当該ユーザに与えるものである。特許文献1に開示の技術を用いても、他のアバターに能動的に接触したアバターのユーザ(接触者)に対してフィードバックを与えることはできるが、他のアバターから接触されたアバターのユーザ(被接触者)に対しては何ら通知がされない。このため、被接触者は接触を認知することができない。特許文献2に開示の技術では、アバター同士の接触がチャットの開始に利用されるに過ぎずない。特許文献3に開示の技術では、アバター同士の接触(アバターに対する他のアバターの揺さぶり)が、HMDを装着していないユーザの端末への通知に利用されるに過ぎない。このように、特許文献2,3に開示の技術では、アバター同士の接触は、現実世界での接触と同じようには利用されず、コミュニケーションツールとしては不十分である。
【0007】
本発明は、アバター同士の接触といったユーザ同士の仮想的な接触を十分なコミュニケ
ーションツールとして利用できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、仮想空間または複合現実空間である3次元空間における、第1のユーザに対する第2のユーザの仮想的な接触を検知する検知手段と、前記仮想的な接触があった場合に、当該接触の位置に関する情報を前記第1のユーザに通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第2の態様は、仮想空間または複合現実空間である3次元空間における、第1のユーザに対する第2のユーザの仮想的な接触を検知するステップと、前記仮想的な接触があった場合に、当該接触の位置に関する情報を前記第1のユーザに通知するように制御するステップとを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、コンピュータを、上述した情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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