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公開番号2024163812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079713
出願日2023-05-12
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20241115BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 毎回決まった枚数のシートに調整用画像を形成する場合、シートの消費量が増大してしまう。
【解決手段】 プリンタ150と、読取装置160と、プリンタ150を制御して調整用画像70-1~70-5が形成された複数の調整用シートを出力し、読取装置160に複数の調整用シートを読み取らせ、複数の調整用シートの読取結果に基づき印刷ジョブに基づくプリント動作中に形成する調整用画像を複数の調整用画像から選択し、プリント動作中に読取装置160によって読み取られた調整用画像の読取結果に基づき幾何特性を制御するCPU114を有することを特徴とする。
【選択図】 図15
特許請求の範囲【請求項1】
トナーを用いてシートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段が調整用画像を形成したシートを読み取る読取手段と、
前記画像形成手段に前記調整用画像とパターン画像とを該パターン画像に付着するトナーの量を変えて複数の第1シートに形成させ、前記読取手段に前記複数の第1シートを読み取らせ、前記画像形成手段が複数のシートに画像を形成する場合に前記調整用画像と共に形成するパターン画像を前記読取手段により読み取られた前記複数の第1シートの読取結果に基づき複数のパターン画像から選択する選択手段と、
前記画像形成手段が前記複数のシートに画像を形成している間に、前記画像形成手段に前記調整用画像と前記選択手段により選択されたパターン画像とを複数の第2シートに形成させ、前記読取手段により読み取られた前記複数の第2シートの読取結果に基づき、前記画像形成手段によりシートに形成される画像の幾何特性を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記幾何特性は、前記画像形成手段により画像が形成される画像形成領域の直角補正、前記画像形成領域の台形補正、前記画像形成装置がシートを搬送する搬送方向の前記画像形成領域のリード位置の補正、前記画像形成領域の前記搬送方向の長さの補正、前記搬送方向に直交する方向の前記画像形成領域のサイド位置の補正、及び前記画像形成領域の前記搬送方向に直交する前記方向の長さの補正を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記複数の第1シートに含まれる、前記調整用画像と第1パターン画像が形成されたシートの読取結果に基づき、前記幾何特性を補正するための第1補正データを生成し、前記複数の第1シートに含まれる、前記調整用画像と前記第1パターン画像とトナーの付着する量が異なる第2パターン画像が形成されたシートの読取結果に基づき、前記幾何特性を補正するための第2補正データを生成し、前記第1補正データと前記第2補正データに基づいて補正量の差を算出し、
前記選択手段は、前記差が許容値以内となる場合、前記複数の第2シートに形成するパターン画像として、前記第2パターン画像を選択せず、前記第1パターン画像を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1パターン画像は前記第2パターン画像よりもトナーが付着する量が少ないことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はシートに形成される画像の画像形成位置を調整する制御に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
商用の画像形成装置で印刷される印刷物には、表裏の印刷位置精度の安定化が求められる。そのため、両面印刷においては、印刷位置を調整することによって、用紙の表面の画像と用紙の裏面の画像との印刷位置を揃える機能(以後、表裏位置補正機能)を有するものがある。例えば、罫線などが予め印刷されたプレプリント紙に画像を印刷する場合、印刷位置を調整することによって、罫線と重ならないように画像を印刷することができる。
【0003】
表裏位置補正機能は、画像が印刷される用紙の種類毎に実行する必要がある。これは、用紙のサイズ、坪量、材質などが原因で用紙の伸縮量が異なってしまうからである。表裏位置補正機能は、対象の用紙にマークを印刷した調整用画像を読取装置に読み取らせ、調整用画像の読取結果に基づいて印刷位置のずれを検知する画像形成装置が知られている。画像形成装置は、例えば、調整用画像の基準位置からマークまでの長さに基づいて印刷位置のずれを検知し、検知結果に基づいて印刷位置を補正するための補正量を決定する。そして、画像形成装置は、対象の用紙と同じ種類の用紙を用いて印刷処理を行う場合、補正量に基づいて印刷位置を補正する。
【0004】
印刷した時の表面と裏面の画像位置のずれの要因は、前述した用紙種類の違い以外に用紙に印刷されるトナー画像の載り量が関係することがわかっている。このトナー載り量の違いは中間転写ベルト上の画像を用紙に転写する際の用紙搬送力に影響を与え、トナー載り量が多いとトナーによる滑りが発生することで用紙搬送力が低下して画像が用紙搬送方向に対して縮む方向になることがわかっている。
【0005】
このトナー載り量による影響を解決するため、特許文献1で開示されている画像形成装置では、トナー載り量の異なる複数の調整用画像を用いてトナー載り量に対応する補正量を決定している。トナー載り量の異なる印刷物であってもトナー載り量に対応する補正を行うことで表裏位置補正機能の補正精度を向上することを行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-135466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、トナー載り量に対応する補正量を決定するために毎回決まった枚数のシートに調整用画像を形成する場合、シートの消費量が増大してしまうという問題がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、調整作業に用いるシートの消費量を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、トナーを用いてシートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段が調整用画像を形成したシートを読み取る読取手段と、前記画像形成手段に前記調整用画像とパターン画像とを該パターン画像に付着するトナーの量を変えて複数の第1シートに形成させ、前記読取手段に前記複数の第1シートを読み取らせ、前記画像形成手段が複数のシートに画像を形成する場合に前記調整用画像と共に形成するパターン画像を前記読取手段により読み取られた前記複数の第1シートの読取結果に基づき複数のパターン画像から選択する選択手段と、前記画像形成手段が前記複数のシートに画像を形成している間に、前記画像形成手段に前記調整用画像と前記選択手段により選択されたパターン画像とを複数の第2シートに形成させ、前記読取手段により読み取られた前記複数の第2シートの読取結果に基づき、前記画像形成手段によりシートに形成される画像の幾何特性を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、調整作業に用いるシートの消費量を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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