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公開番号2024176818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095637
出願日2023-06-09
発明の名称指輪型デバイス
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約【課題】指のサイズの違いにかかわらず、装着時の安定性、操作性の高い指輪型デバイスを提供する。
【解決手段】使用者の指に装着される指輪型デバイス1であって、操作部が設けられる外側面22と、装着空間FSを形成する内側面21と、を有する本体2と、装着空間FSを囲む方向における本体2の第1端部23に連なり、装着空間FSを挟んで内側面21と対向する第1腕部3と、上記方向における本体2の第1端部23とは反対の第2端部24に連なり、装着空間FSを挟んで内側面21と対向する第2腕部4と、を備え、第1腕部3と第2腕部4は、それぞれ、内側面21との対向間隔を可変に本体2に回転可能に取り付けられており、内側面21に最も近接したときの第1腕部3の先端33は、内側面21に最も近接したときの第2腕部4の先端43よりも、第2腕部4の回転軸線42xに近い位置にあることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の指に装着される指輪型デバイスであって、
操作部が設けられる外側面と、装着空間を形成する内側面と、を有する本体と、
前記装着空間を囲む方向における前記本体の第1端部に連なり、前記装着空間を挟んで前記内側面と対向する第1腕部と、
前記方向における前記本体の前記第1端部とは反対の第2端部に連なり、前記装着空間を挟んで前記内側面と対向する第2腕部と、
を備え、
前記第1腕部と前記第2腕部は、それぞれ、前記内側面との対向間隔を可変に前記本体に回転可能に取り付けられており、
前記内側面に最も近接したときの前記第1腕部の先端は、前記内側面に最も近接したときの前記第2腕部の先端よりも、前記第2腕部の回転軸線に近い位置にあることを特徴とする指輪型デバイス。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記内側面に最も近接したときの前記第2腕部の少なくとも先端を含む領域は、前記装着空間に対して、前記内側面に最も近接したときの前記第1腕部よりも外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の指輪型デバイス。
【請求項3】
前記内側面に最も近接したときの前記第1腕部と、前記内側面に最も近接したときの前記第2腕部と、は、前記第1腕部の回転軸線または前記第2腕部の回転軸線と直交する方向に見たときに、互いに重なり合う領域を有することを特徴とする請求項1に記載の指輪型デバイス。
【請求項4】
前記内側面に最も近接したときの前記第1腕部の少なくとも先端を含む領域と、前記内側面に最も近接したときの前記第2腕部の少なくとも先端を含む領域と、は、前記第1腕部の回転軸線または前記第2腕部の回転軸線に沿って並んでいることを特徴とする請求項1に記載の指輪型デバイス。
【請求項5】
前記内側面に最も近接したときの前記第1腕部と、前記内側面に最も近接したときの前記第2腕部と、は、前記第1腕部の回転軸線または前記第2腕部の回転軸線に沿った方向に見たときに、互いに重なり合う領域を有することを特徴とする請求項1に記載の指輪型デバイス。
【請求項6】
前記第1腕部を前記対向間隔が狭まる方向に回転させるように前記第1腕部を付勢する第1付勢部材と、
前記第2腕部を前記対向間隔が狭まる方向に回転させるように前記第2腕部を付勢する第2付勢部材と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の指輪型デバイス。
【請求項7】
前記第1付勢部材と前記第2付勢部材は、ねじりコイルバネであることを特徴とする請求項6に記載の指輪型デバイス。
【請求項8】
前記第1付勢部材と前記第2付勢部材のそれぞれの付勢力は、10N*mm以上、45N*mm以下、好ましくは、15N*mm以上、30N*mm以下であることを特徴とする請求項7に記載の指輪型デバイス。
【請求項9】
前記第1腕部が指を付勢する力は、前記第2腕部が指を付勢する力よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の指輪型デバイス。
【請求項10】
回転軸線の方向における前記第1腕部の第1の幅は、回転軸線の方向における前記第2腕部の第2の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の指輪型デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置の操作に用いられる指輪型デバイスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置に対して操作を行うためのデバイスとして、指に嵌めて使用する指輪型の操作デバイスが登場し(特許文献1)、従来のマウスや、キーボード、タッチパッド等に代わる操作入力手段として、近年、注目を集めている。
【0003】
かかる指輪型デバイスは、指に対する負担の低減の観点から、できるだけ軽量であることが好ましい。また、指に装着した際のフィット感も重要である。すなわち、指に嵌めた状態で安定した姿勢を保てるかどうか、あるいは、装着のために指や手に無理な姿勢を強いたり、違和感を生じさせないか、などである。さらに、指に嵌めた状態において種々の操作がしやすいか否か、すなわち、操作性も重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/286316号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
指のサイズは、人によって、さらには指の部位によって、その太さが大きく異なる場合がある。異なる指サイズに対応するために、例えば、指サイズごとの付け替え部材等の別部材を用いてデバイスと指の隙間を埋めるように構成した場合、装着作業が煩雑になるとともに、部材点数の増加につながる。また、例えば、ゴムベルト等の弾性部材を設けて指サイズ(指径)に追従させるような構成においては、指のサイズによって、あるいは同じ指でも装着する位置の違いによって、フィット感(装着安定性)に差を生むことがあり得る。
【0006】
本発明の目的は、指のサイズの違いにかかわらず、装着時の安定性、操作性の高い指輪型デバイスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明における指輪型デバイスは、
使用者の指に装着される指輪型デバイスであって、
操作部が設けられる外側面と、装着空間を形成する内側面と、を有する本体と、
前記装着空間を囲む方向における前記本体の第1端部に連なり、前記装着空間を挟んで前記内側面と対向する第1腕部と、
前記方向における前記本体の前記第1端部とは反対の第2端部に連なり、前記装着空間を挟んで前記内側面と対向する第2腕部と、
を備え、
前記第1腕部と前記第2腕部は、それぞれ、前記内側面との対向間隔を可変に前記本体に回転可能に取り付けられており、
前記内側面に最も近接したときの前記第1腕部の先端は、前記内側面に最も近接したときの前記第2腕部の先端よりも、前記第2腕部の回転軸線に近い位置にあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、指のサイズの違いにかかわらず、装着時の安定性、操作性の高い指輪型デバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る指輪型デバイス1の構成を示す模式図
情報処理システム100の概要説明図
情報処理システム100の制御構成説明図
指輪型デバイス1の装着態様の一例を示す模式図
第1腕部3と第2腕部4の姿勢変化の様子を説明する模式図
指輪型デバイス1の底面図
第1腕部3の模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式図
指輪型デバイス1の変形構成を示す模式図
指輪型デバイス1の変形構成を示す模式図
指輪型デバイス1の変形構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式的正面図
比較例に係る指輪型デバイスの構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式的断面図
指輪型デバイス1の構成を示す模式的側面図
指輪型デバイス1の被操作面の構成を示す模式図
図18のE矢視の模式的断面図
図18のF矢視の模式的断面図
指輪型デバイス1の被操作面の構成を示す模式図
変形例に係る指輪型デバイス1dの模式的正面図
指輪型デバイス1の模式的正面図
比較例3に係る指輪型デバイス1eの模式的正面図
比較例4に係る指輪型デバイス1fの模式的正面図
第1腕部3bと第2腕部4bの姿勢変化の様子を説明する模式図
指輪型デバイス1gの底面図
指輪型デバイス1gの底面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の実施例において、本開示における実施形態を、例示的に説明する。ただし、以下の実施例に開示された構成、例えば、部品の機能、材質、形状、その相対配置は、特許請求の範囲と関連する形態の一例を示すものであり、特許請求の範囲をこれら実施例に開示された構成に限定する趣旨のものではない。また、以下の実施例に開示された構成が解決する課題もしくは開示された構成から得られる作用又は効果は、特許請求の範囲を限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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